惜敗ではなく惨敗

 先ほど富士スピードウェイから帰還致しました。

 まず、結果から言うと「惨敗」です。規定周回を完走は果たしたものの個人的に設定していたタイムには遠く及ばず、これでは富士チャレンジ200の前哨戦どころか2年前の富士チャレより悪いです。

 今日は心配された天候も文句なしの晴天。とりあえず今朝の体調も悪くなく、エネルギー補給もしっかり、ボトルも750mlを2本装着し、ほぼ準備万端で臨んだはずでした。
 走り始めは上々、設定スピードよりもちょい高めで周回できていたのでこれは目標をクリアできるかなと思いきや、10週目を過ぎた辺りから「???何かおかしい・・・」って感じになってきました。ハンガーノックとか足が売り切れたとかそういう感じではなくて、とにかく出力が上がりません。ボトルの水の消費も激しいし、体中塩吹きまくっているし、こりゃあ無休憩完走は無理だなと22周回を終えてピットに入ります。
 とりあえずボトル2本を満タンにして座ることなく直ぐにコースに戻ります。しかし、周回タイムは悪化する一方で、ダンロップコーナー直後の登りでは10km/hを越えるスピードでしか登れません。
 こうなったらもう目標なんて追っかけている場合ではなく、完走するのみです。規定周回数クリア後も制限時間一杯まで走るつもりでしたが、とてもそんな余裕はなく、やっとこさ33周を走ってコースから離脱しました。(登り坂でスピードが落ちて風がなくなった時のサウナの中のような蒸し暑さを思い返すだけでもぞっとします)

 取る物も取り合えず、レース後半に「コーラ、コーラ、コーラ・・・」と呪文のように念じてた念願のコーラを飲み(旨かった!!!!)、一心地ついたら、腰は痛むもののそれ以外のさしたる疲労はなく、まだ走れそうな感じすらありました。

 原因はある程度察しがついているのですが、それは「夏トレ」不足だと思われます。私の場合、5月のゴールデンウィーク前位から、荒川CRで真昼間に御日様の下を走る練習を意識して入れており、大体5月が終わる頃には日焼けで腕の皮が1回剥ける感じなのですが、今年は週末の天候不順と移動時間を惜しんで近場で快適な多摩湖CRばかり走っていたので、夏トレが殆どできていません。
 たまたま昨日は前日練習で、昼間好天の下を一般道を走っていて威圧的な暑さを感じていたので、そういう意味では予兆はありましたね。
 昨日から突然のように始まった夏の暑さに身体が殆ど順応できていないということですね。

 11月の富士チャレンジに向けて、とりあえず7,8月はしっかり夏トレをやっていこうと思います。

 それと今日はのりさんとigaigaさんに御会いできました。御二方、御疲れ様でした!また、御会いできなかったサイスタメンバーの皆さんも御疲れ様でした!

P.S.しかし、今日もレース前に色んな物を壊しました。おろしたてのジャージに安全ピンでゼッケンを付ける時にヘマをして破れを作るし、リヤブレーキの調整中に取り付けボルトを舐めて調整不能にするし、こないだの富士ヒルクライム当日にレーパン破いたのも然りここのところレース直前にナーバスになることばかりやらかしてます。
 まあでも走りながら、ジャージはこれで気兼ねなく練習用で使えるじゃんとかボルトなんて交換すれば済むだけなんて割り切ることができ、気持ちも楽になりました。耐久レースは別途精神修養の場でもありますね。
 あ、そう言えばレーパン修理できました。世の中には便利な補修グッズがあるものです(いずれ日記にて紹介します)。