HRMでわかること

 来週末の佐渡に向けて最後の調整ということで、今日も荒川CR->入間川CRの無休憩LSD100km練習コースを走ってきました。出発して1kmも行かないうちにパンクに見舞われましたがホイールを交換し気を取り直して再スタート、天気も良く調子も上々です。

 前半の荒川CRは追い風も手伝って、LSDながら30km/hを超える速度で折り返しの大芦橋へ到着、ここから西岸に渡り向かい風です。ちょっと走ったところでCRが工事中だったので迂回路を走りながら1台のMTBに追い付きました。こちらの方がちょっと速かったので抜きましたが、心拍をモニターしながら走っているとMTBに追い付かれ抜かれました。こちらはあくまでLSDなので特に競うつもりもなかったのですが、私がMTBの後ろに付くとまた心拍が下がり過ぎるのでMTBを再び抜きます。するとまた速度が落ちまたまたMTBに抜かれる・・・ということを何度か繰り返しました。心拍数を一定にしつつ先頭と後ろの場合の速度差は2~3km/h位あって、改めてドラフティングの効果を実感しました。

 後半の入間川CRに入って80kmくらいを走ったところで、特に踏み込んで走っているわけではないのに急に心拍数が高くなり速度を緩めても心拍が落ちなくなりました。体感的にはそれほど疲労を感じないのですが、LSDレンジに心拍を入れると明らかに速度が3,4km/h落ちてしまいました。前々回、前回とこのコースを同じ条件で走った時にはこんなことはなかったのですが、今回は明らかにおかしいです。過去2回との違いといえば今日はスタート前に補給を取っていなかったので、どうやらハンガーノックの兆候が心拍数の上昇という形で現れたのではないかと推察しています。

 両方の事例とも体感でははっきり実感できない差異ですが、ハートレートモニターを使うことによってしっかり確認できたのは興味深い体験でした。今後もHRMは手放せないですね。