怪我を通して学ぶこと(シクロパビリオンに行ってきた・その7)

 今日はシクロパビリオンの8耐目指せ200kmに参加してきました。

 と言っても今日はこのイベントに真っ向参加するのではなく、リハビリを兼ねつつゆるゆると走りながらポジションチェックや膝痛に関するアドバイスを受けること、そして、3日後に迫った400kmブルベに参加できるかどうかを確かめるのが目的です。

 このゴールデンウィークは5/1~3は完全休養日、昨日5/4はとりあえず膝の痛みは無かったので軽く荒川CRを走り、膝に若干の違和感は出たものの無難に走り終えたので、翌日のシクロパビリオンは翌朝の調子を見て参加の可否を判断することにしました。

 今朝起きてみるととりあえず特段の違和感を感じなかったので、締め切り間際に申し込みを済ませ、シクロパビリオンに向かいます。
 現地到着後、まずはポジションの変更です。今回の膝の痛みは前側で、一般的にはサドルが低い場合に起きると言われているので、とりあえず5mm程上げてみました。

 申し込みの時にこ~ぢ館長に膝痛のことを伝えおいたので、スタートしてから周回コースへの移動の間にリハビリの走り方のアドバイスをもらいました。注意点はとにかく膝に負荷をかけないように軽めのギヤで回転でペダリングをすること、ダンシングは厳禁、の2点を心がけて走ります。

 そして次にポジションのチェックです。こ~ぢ館長とインストラクターのりさんの2人によく見てもらったところ「特に問題は無いので、当面はこのサドル高で行きましょう」と御墨付きが出てほっと一息。併せてもう少しサドル後退量をとった方がよいとのアドバイスをもらったのでこれは帰宅後の宿題です。

 周回コースに到着し、集団で走り始めます。平坦路では集団の30km/h超のスピードにも問題なくついていけましたが、登り区間ではちょっと違和感を感じたので、無理せず一人でショートカットコースを走ることにして集団から切れました。
 暫く走ってみると、やはり平地では問題ないのですが登りでは違和感を覚えます。この調子で走り続けると痛みがぶり返すのは時間の問題だと思い、ピットインして休憩です。

 そのうち集団もピットに戻ってきて休憩に入り、私は都合1時間程度の休憩の後、集団に混じって再スタートです。
 登り区間に差し掛かると、違和感が痛みに変わりつつあったので、これは駄目だとすぐさま周回を止めピットインです。この時点で今日のリタイヤを決意しました。

 暫く休憩していると、集団もピットイン。こ~ぢ館長にリタイヤ&早退の旨を告げると「まずは直ぐにアイシングをしましょう」と言って、アイシングサポーターを用意してくれました。アイシングをしている間、こ~ぢ館長とのりさんから膝痛に関する様々なアドバイスを受けることができ、これだけでも今日来た甲斐があったというものです。

 そして再スタートする集団を見送りながら、一人アイシングでピットに残ります。
 周回する参加者の、そこそこのスピードに乗ったロードバイクらしい走りを眺めながら、本来ならあの集団に混じって走れるくらいの脚はあるはずの自分の今の状態を振り返り、「本調子じゃないのに自転車に乗っても楽しくないし意味は無いよな」と今更ながら痛感しました。こんなことに今更気付くなんて、一体何年自転車に乗ってるんだと怒られそうですが、バカは体で覚える以外ないんです。
 今日の調子では当然ながらBRM508宇都宮400は無理、参加は見送りです。

 早退で周回コースを後にしてゆるゆる走っていると、強い日差しはもう既に夏の予感、なおのこと早く治さなければ。

 明日から再び療養開始です。目標を5/16の佐渡ロングライドに切り替えて、慎重にいきます。