ブルベとはかくも厳しい競技なのか(BRM619埼玉400)前編

 昨日はBRM619埼玉400を走ってきました。結果は辛くも完走したものの、ブルベの過酷さを嫌というほど思い知らされた1日でした。

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=548acf5ab58ea3e93e1578701c9f6085
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=5bc65cef62685375b18a95e935e5ec1d

 事前の天気予報はどこから見ても雨。主催者も”雨前提ブルベ”を謳っているようにどうやっても雨天走行を避けられそうにありません。
 前回の初400km、BRM529静岡400では想定以上の走りができたのですが、今回はさすがにそういうわけには行かないでしょうし来月に挑戦予定の600kmを睨んで、膝を温存しつつ仮眠を取らずにどれくらいの時間を走り続けられるのかを確かめる意味でも完走時間の目標を設定せずに臨みます

 当日朝は予報通り今にも振り出しそうな空。スタート&ゴール地点の巾着田には雨予想でDNSが多いのかブルベのメッカ埼玉主催にしては少なめな感じの集まり具合です。スタート直前に雨が降り出しましたがレインウェアを着るかどうか微妙な雨量だったのでとりあえずそのままで7:58にスタートです。

 走り始めて直ぐに雨は上がり、意外にも雲の切れ目がはっきり出てくる天気に変わりました。気温もかなり蒸し暑く、のっけから身体が重いです。まずは足慣らし代わりの山伏峠アタックです。この峠は何度も走っていて素性はわかっているのですが、一言で言えば「登れません」。膝の療養で練習は入っていないし、体重は激増しているし、要するに走れない身体になってしまっていることに改めて気付かされました。何とか登り切り秩父市街まで一気に下ります。

 88km地点の高崎のPC1に到着、チェックタイムは11:41です。おにぎりを2個補給し、10分弱の休憩でスタート。ここから50kmかけて標高差1300mを登ります。途中、ついに雲の切れ目から太陽がのぞき始め、もう晴天といってよい状態。気温もぐんぐん上がりボトルの水がどんどんなくなります。二度上峠アタックを開始してから延々とだらだらとした坂を上り、ようやく終わりらしい地点に辿り着いたと思ったら「二度上峠まで7.7km」の標識が出現。名前通りのトラップに見事に嵌り、精神的ダメージを喰らいました。ここからがまたまた長く、ボトルの水も心細い限りです。幸い曇り基調だったので何とかやり過ごせましたが、もし晴天だったら完全に水不足に陥っていたのでぞっとします。
 やっとの思いで二度上峠を攻略、北軽井沢まで一気に下ります。

 162km地点の嬬恋のPC2に到着、チェックタイムは16:13です。おにぎりとシュークリームを補給し、10分弱の休憩でスタート。今度は鳥居峠アタックです。この頃になるともうすっかり夏の晴れ日、事前の雨予想はどこへいったんだという感じです。西日が照り付ける中、だらだらとした坂を延々と登ります。目の前に山がそびえ立つわけではなくちょっと先が峠のピークに見えるのにそれを超えるとまた同じようにちょっと先に峠のピークが見えるというのをずっと繰り返します。強烈な西日は夏練習の全く入っていない私には物凄く堪えます。まさに「坂の無間地獄」です。正直、ここの区間は精神的にかなり追い込まれ、リタイヤを覚悟しました。
 それでも何とか踏み止まり鳥居峠を攻略、一気に下ります。この下りも復路では再び登らなければならずちっとも楽しくありません。
 下り終わると今度は直ぐに菅平への登り、えっちらおっちら登って菅平を攻略し、今度は長野までの下りに入ると、今まできれいな夕焼けだったのが下りながら雲の中に突入しいきなり視界ゼロの状態に追い込まれます。ダウンヒルでもちっともスピードが上がりません。長い下りが非常に苦痛です。かなりの時間を費やしてようやく長野市街まで下り切る頃にはもうすっかり日も落ちでしまいました。

 長野市街のPC3に到着、チェックタイムは19:25です。この地点で215km、ほぼ中間地点なので長めの休憩としっかり食事を摂ります。前回同様、大盛りパスタをコーラで流し込みます。ここまで走って右膝のトラブルは一切感じず、かなり心強いものの尻の表層の痛みが強くなってきました。今回からアソスのシャーミークリームを使い始めたのですが、前半は持ったもののやはり距離が長いので効果が薄れたようです。すかさず持参したオロナインH軟膏を塗りつけます。30分弱の休憩でスタート、いよいよ今回の最大の山場、菅平の登り返しです。

(後半に続く)