事実上DNF…

 今日はオダックス埼玉の1107走行会のコースを走りに行きました。
 残念ながら11月7日は公用で参加できず、また11月はロングライドイベントの予定が入れられてなかったので、今日一足早く1107走行会のコースを走ってしまおうと考えました。

 準備万端で朝6:30に出発。寒いものの久し振りの快晴で気分良く走り始めます。が、自宅を出て3kmも行かないうちに後輪がいきなりのパンク。あっという間に空気が抜けたのでかなり大きな穴が開いた感じ。いきなり出鼻を挫かれましたが、とりあえずチューブを交換して再スタート。しかし、再び1kmくらい走ったところで同じ様な後輪のパンク発生であっという間にタイヤはぺっちゃんこ。
 交換したのは新品のチューブ、おまけにチューブを交換した時に念入りにタイヤをチェックしたのにこれは解せない。今度の穴の箇所をチェックしてみるとリム側に大きな穴が開いているのでリムテープが痛んでいるのかとチェックしてみたものの問題なし。これはいよいよおかしいと最後のスペアチューブに交換し一度自宅に撤収することに。
 とどめは、再び1kmほど戻ってまたしてもパンク。もうさすがに頭にきてぺしゃんこのタイヤのまま乗って自宅に戻りました。

 そのままホイールを交換して再スタートしてもよかったのですが、原因がわからぬまま走り続けるのも精神衛生上良くないので、再びパンクの原因を探ります。今度のパンクは前回とほぼ同じリム側の位置で今度はカッターで切ったように真っ直ぐに裂けていました。いくらなんでもこんな傷がつくようなリムテープの破損はないし…と、ホイールをいじくり回していたら、タイヤから白い物体がポトリと落ちてきました。何かと思ったら以前タイヤのサイドカットの時に補修用に張ったタイヤブートでした。それも剥がれて二つ折りになっていました。

 これで合点がいきました。チューブ交換の時にタイヤブートが剥がれて折れ曲がったままチューブとリムの間に挟まり、それなりに厚みのある固い板のエッジでチューブが裂けたのです。
 タイヤブートを貼って随分長いことそのまま走っていたのですっかり忘れていましたが、ちゃんとした位置に貼られている時は全く問題ないものの、ひとたびずれてしまうとこんなことになってしまうのかと認識を新たにしました。やはりタイヤブートは応急処置用として扱うべきですね。

 急いでタイヤとチューブを交換し、今度こそ気を取り直して8:00に再スタート。走りはすこぶる快調でさっきまでのトラブルは一体なんだったのかって感じです。

 五日市駅前を通過し檜原街道を甲武トンネル目指して走っている最中、突然右膝が痛み出しました。前日まで全く問題なかったのに急に痛み出したのには驚きましたがもう少しで上川乗の分かれ道だったのでとりあえず甲武トンネルまで登って様子を見てみようと考えました。登りでダンシングをすると痛みが増し、まさに半年前に経験したあの痛みに近付いてきています。
 あの時無理して2か月棒に振ったことを思い出し「これはヤバい」ということで甲武トンネルに到着して引き返すことにしました。

 今日は1107走行会の露払いをするつもりだったのに残念ながら事実上のDNFとなってしまいました。出だしの連続パンクといい膝痛といい、これだけのアクシデントが重なったのは今年初めてです。よくよく考えてみれば、今年11回のブルベに出走し、全てノートラブルで完走できたことは相当に恵まれたコンディションばかりだったということですね。

 今年のブルベを全て無事に完走できたことの喜びを改めて噛み締めた一日になりました。
 今日は残念ながらリタイヤでしたが、11月末の週末にリベンジの機会を窺っています。