去る2/9の朝の自転車通勤途上、不注意で自爆し通勤用バイクのフレームを折ってしまうという大失態を演じた後、その日のうちに手に入れた中古のフレームで組み上げた新通勤用バイクの調整がほぼ終了しました。
新しいバイクのフレームは潰したクロモリフレームのVIGOREと奇しくも同じVIGORE。新宿の某中古ショップで以前から在庫であったのは知っていたのですが、これが私の手に落ちることになるとは奇遇です。
このフレーム、見ての通りかなり特徴的なジオメトリで、トライアスロン・バイクです。トップチューブがかなり短く、ホイールベースが短いです。フルアルミで、前下がりのスローピングでエアロ形状のシートチューブ、幅広のダウンチューブがかなり攻撃的な印象です。
最初、現物をショップで見た時、その奇抜なジオメトリと自分の好みとは正反対のカラー、おまけにかなり汚れていたし傷も色違いのタッチアップがされていて正直購入を躊躇いましたが、安値と即持ち帰り可能ということで一か八かの買い物になりました。
トップチューブの短さに合わせ、眠っていた100mmのステムを装着、サドルの後退量を確保するためセットバックが大きめの格安シートポストを購入し、違和感のないポジション出しに成功。
乗ってみた感想は、まず予想通りのアルミフレームの硬さが際立ってます。前のクロモリフレームからの乗り換えなので尚更ですが、自爆した時に振れ一つ出なかったホイールとの組み合わせはかなり固い乗り味です。それでも以前アルミフレームに音を上げた時ほどの辛さはなく、そういう意味ではその頃よりエンジン(人間)が成長したのではと勝手に思い込んでます。
一方で、一言で言うと”かかりが良い”バイクになりました。ペダリングのロスが少なく前に進んでくれる感じです。これもクロモリフレームのちょっと力が逃げている感じとは違います。
見た目もかなりスパルタンな感じで予想外に楽しいバイクになりました。
それにしてもどうしようもないカラーリングなのは、コスト優先で寄せ集めたパーツなのでこの際見た目度外視ということで。(特にサドルのオレンジは浮いてます。まあテストモデルの非売品を中古で安く入手したので文句は言えませんが)
当面はこのじゃじゃ馬で自転車通勤です。