皮肉な出来事

 今朝起きると何とも清々しい朝。まるで昨日(というより現在進行中)の出来事が何もなかったかの様です。しかし、ネットのニュースでは刻一刻と地震・津波の被害拡大の報が積み重なっていきます。

 昨日、私は有給休暇消化のため会社を休んで家で昼寝をしていた最中に地震に遭い、幸い我が家は激しい揺れに見舞われたものの倒壊等はなく、自室のCDやDVDが落下・破損したことと屋根裏に仕舞い込んだ荷物の山が崩れたこと以外は大した被害もありませんでした。
 会社の人間からの断片的な情報では、建屋の破壊はなかったものの中はぐちゃぐちゃらしく、避難直後に帰宅命令が出されたらしいです。

 いつもと何ら変わらない朝を迎えられ、普段通りの一日を送ることができるということが如何に幸せかということを身に染みて感じます。つい最近、会社の同期が突然倒れてそのまま帰らぬ人になったという出来事もあり、つくづく”生きているからこそ”ということを実感します。
 ”いつ何時何が起こるかわからない”から、今を大事に有意義に生きなければ。とりあえずはいつもの様に自転車に乗り、多摩湖CRへ向かいました。自転車に乗れる幸せを改めて噛み締めつつ…。

 災害に遭われた方々に謹んで御見舞い申し上げると共に、命を落とされた方々の御冥福を御祈り致します。

 閑話休題。帰宅後、車で出かけた際ラジオを聴いていたら、昨日、都内某所の自転車屋では災害発生からほどなくして自転車が飛ぶように売れ始め、一部の高級自転車の除いてほぼ完売状態、店の中が空になったそうです。各所でも似たようなことが起こったことが推察できますが、何とも皮肉な出来事です。