進歩なし(ツール・ド・八ヶ岳を走ってきた)

 今日はツール・ド・八ヶ岳を走ってきました。まず結果から。自己計測で1時間34分20秒でした。以下、講評。

 今朝は5時に起床、昨夜は花粉症の症状で睡眠不足気味なるも、とりあえず前日から車にバイクその他装備の積み込みを済ませておいたので、さくっと出発。
 昨日は庭弄りの最中に脚立から落下し、身体のあちこちを打撲するという大失態を犯したものの、とりあえず問題なさそうなので一安心。

 八ヶ岳も4回目となると慣れたものでスムーズに現地入り。受付を済ませ最終準備にかかります。現地は快晴で想定していた寒さはなく絶好のコンディションです。
 去年の課題で今年はスタート前にアップを入れようということで、早めにスタート地点に移動し直ぐ傍の坂を使って早速アップ開始です。とりあえず3本登って10km程の距離を走りました。
 打撲の右脚はクリートを外すために捻るとちょっと痛いけれどペダリングには全く問題なしで、総合的に調子はいいです。

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 スタート地点でこ~ぢ倶楽部のメンバーに遭遇。しばしの歓談の後いよいよスタートです。定刻9:08に号砲が鳴り男子41~50歳のEクラスがスタート。さあ行くぞ!と自転車に跨るも前の集団が自転車を押して歩いている。あれれ?早く行けよ、と思ったらその集団は次のクラスでした。慌てて追い抜きやっとスタート、出鼻を挫かれました。

 毎度の如く、スタート直後はとっちらかって周りの速いペースにかき乱されて、ついオーバーペースに。いつもの様に後ろのクラスやMTBにガンガン抜かれてかなり不安になります。序盤5kmはペースに乗り切れませんでした。
 7,8kmを過ぎてからようやく心肺系と駆動系のリズムが合って来てペースをつかみ始めました。調子は悪くない、いや、むしろ今まで一番走れている感じ。この時点でちょっと期待します。

 中盤の緩斜面をそこそこの速度で走り、15km地点のスキー場を通過。いよいよここからが勝負です。相変わらず調子はいい感じ。去年の様に尻の痛みは全くなく、しっかりと踏めています。去年より先行者を抜いて行くペースが速い感じ。後半ではほとんど抜かれなくなり、こちらが一方的に先行者をキャッチして行きます。タレる感じは全くなくしっかり踏めています。決戦用軽量バイクの調子はすこぶる良く、やはり軽いZIPP303の漕ぎ出しの軽さはきつめの勾配では無敵です。

 最終盤の5kmでちょっとだけペースアップ。相変わらず踏めています。8~9%の勾配もきつく感じません。ラスト300mで一気にもがいて20km/h超で数人をごぼう抜きにしてゴール!ゴールラインを超えると同時にサイコンを止め、時間を見ます。さて結果は…。

 ”1時間34分”

 「がーん、全然速くないじゃん」

 後半の好調さでかなり期待していたのですが、去年と同じタイムとは…。一気に意気消沈してしまいました。
 そそくさとゴール地点を後にして、反省会モードで下山です。

 今回は途中で一度も時間を見ずに走り切ったのですがこれが災いしたか、それともスタート前のアップがよくなかったのか。いや、調子は良かったし後半は周囲のライダーに比べてペースは明らかに速かった。何でだろう???ん、脚に疲労感はない。去年までは全身の疲れでダウンヒルがぎこちなかったのに、普通に走れている。

 自己採点の結果、結論としては精神的に追い込みが足りなかったということになりました。自画自賛になりますが、去年よりは明らかに調子が良かったし後半の感じは去年より地脚がついたと思わせるには十分な出来でした。でも、それだけ余裕を感じていたということは苦痛を感じる程の追い込みが出来ていなかったということになります。特に前半の頑張りが足りなかったのは大きかったようです。

 結果がついてこなかったのは紛れもない事実。これは甘んじて受け入れなければいけません。
 残念ながら今年は1時間30分切りは失敗に終わりました。今年の反省点を忘れずに、来年再チャレンジです。

 ツール・ド・八ヶ岳2012開催まであと365日!