自転車通勤再開

 約1か月の超大型夏季休暇を終え、久し振りに出勤したのが昨日。勤続20周年のリフレッシュ休暇ということで小学生並みのこんなに長い休暇となったのだが、確かに少しはリフレッシュできたかな。ただ、休暇明けのオフィスの机には仕事が山積み、いきなりトップスピードで仕事をするのはちとキツカッタ。

 台風の余韻が残した天候不良もようやく収まり、PBPの後遺症もほぼ癒えたので、今日は久し振りの自転車通勤。PBP以来自転車には全く乗っていなかったので13日振り、自転車通勤は実に34日振りだ。
 この数年間でこんなに長く自転車に乗らなかったのは恐らく初めてかも知れない。

 久し振りに乗る通勤バイク、ハンドルはやたら低いしサドルが硬くて尻が痛いし、振動がダイレクトに腕に伝わって来て手が痛いやらで「こんなに乗り難いバイクだったか!?」とちょっとびっくり。身体がロードバイクの乗り方を忘れてしまったかのようだ。一方で脚だけはよく回る。休養十分で疲労も抜け、PBPの時に痛めた左脚のアキレス腱も痛みは全くない。これが”サラ脚”と言うのだろうか、自転車がスイスイ前に進んでいく。PBPが終わってから正直なかなか”非日常”から抜け出せていないような気がしていたのだが、自転車通勤を再開したことでようやく普段通りの生活のリズムを取り戻せそうだ。

 フランスから帰って来て以来ずっと、仕事の合間とかで一息ついた時など、ふと気が付くとPBPのことを振り返っている。初めてのフランスで1200kmを走り切ったのだから、それなりに強烈な余韻が残っているのは当然のこととして、終わってみれば苦しかった思いはかなり薄れ楽しかったイメージが色濃く残っている。
 帰国してまだ記憶が鮮明なうちにレポートを書き上げてしまおうと、ブログを立ててがーっと書いたが、こうやって時間が経って振り返っていく中でぽつぽつと思い出す風景や出来事をレポートに書き加えていく作業が面白い。この調子だとレポートが完成するまでまだまだ時間がかかりそうだ。