北海道パラダイスウィークレポートNo.8 総括

 備忘録的に今回の北海道パラダイスウィークのポイントをまとめておく。

1.天候は期間中はかなり雨が降り、気温も道東方面では最高気温が20℃に届かないことが殆どで予想以上に寒かったものの、雨天&低温に比較的強い私としては持ち込んだ装備だけで結果的に対応できた。

2.コースは今まで走った中ではベスト。とにかく走り易い。信号がなくストップ&ゴーが殆ど発生しないので加速での体力の消耗が抑えられ、一定のペースでずっと走り続けることができ心拍を上げ過ぎることなくLSDレンジで行程の大半を走れたのは非常に有難かった。下ハンドルを持つ時間も長く、空気抵抗を軽減することができたのも体力温存につながった。

3.今回1500kmをここまで楽に走破できたポイントは400kmにあると思う。初山別12時スタートで、ちょうど250km地点が紋別、日付が変わる前に紋別に入りホテルに宿泊して5時間ほどの睡眠がしっかり取れたことが大きい。6日間の長丁場で生活(睡眠)のサイクルをキープできたことは非常に重要だと思う。最初はいつもの400kmと同じく仮眠なしで一気に走り切って斜里に朝到着してそこから仮眠・休息というのも考えたのだか、結果的にそうしなくて大正解だったと思う。

4.今回北海道パラダイスウィークを走ってみて、ブルべの走り方について色々考えを巡らせ新しい認識を持つことができた。普段の近場の単発ブルべではよそ見もあまりせずにできるだけ早い時間でがーっと走ってしまうことが殆どだ。何故そうするのかを突き詰めて考えてみれば、走り終えた後に普段通りの生活の次のスケジュールを支障なく入れようとするからである。まあ当たり前と言えば当たり前なのだが、今回のパラダイスウィークの様な長期間のイベントだと、ブルべを走り終えた後の次のスケジュールはまたブルべなわけで、速く走って早く宿に着いても、自宅と違って御飯を食べて寝る以外殆どやることがない(勿論その分長く休めるというメリットはあるが)。それならば過度の負荷をかけずに抑え目のペースで走りつつ、周りの景色を楽しみながら寄り道&買い食いをしつつ走った方がサイクリングとしては圧倒的に楽しい。実際にその様な走り方を今回のパラダイスウィークの中でちょっとやってみて、改めてサイクリングの楽しみ方を再発見したような気がする。去年のPBPでは走り終えた後は疲労困憊で翌日に計画をしていたパリ市街の観光は結局できずじまいで終わったことを考えれば、今回は翌日に札幌市街のサイクリングとすすきのの夜をしっかり堪能したので旅情を楽しむという面でもサイクリングペースは有効だと思う。

5.夜間&雨天走行で難儀したのは視界の確保。度入りサングラスを使用したが、雨天走行、特に夜間ではレンズの水滴が道路灯や対向車のヘッドライトで乱反射して使い物にならず外して走らざるを得なかった。そうするともともと視力が悪く見えづらいので必要以上にスピードを抑えて走らなければならず、余分に時間を使ってしまった。雨天走行に威力を発揮するアイウェア(撥水加工レンズ)の導入の必要性を改めて強く感じた。

6.膝痛対策で今回初めてキネシオテープを持参した。実際に左膝が痛くなり使用したが効果はそれなりにあったものと思う。

7.尻痛対策で尻の表皮保護にボルダースポーツを今回初めて使用。オロナインH軟膏との併用でそこそこ効果はあった。今まではアソスのシャーミークリームを使っていたが効果は同じ様なものか。容器の大きさでボルダースポーツがちょっとだけ優位。

8.今回タブレットPCを導入。併せて有線LAN->無線LAN変換ユニットも持参。今回宿泊したすべてのホテルにLAN環境があり(一部のホテルでは使えなかったが)、インターネットに接続できるのはかなり便利。スマホが駄目な私としてはかなり強力なツールになった。

9.今回初めて走行中にシフトワイヤーが切れ、スペアを持参していたので事なきを得たが、かさばるものではないのでこれからも常に携行しようと思う。

10.今回はドロップバックがないということで、事前に携行品をかなり吟味した。今回は宿泊全てがホテルということで、ホテルで調達できるものはすべて省いて考えた。結果的にキャラダイスのサドルバッグ「Super C/Audax(容積9L)」に全て入れることができた。携行品一覧は下記の通り。

1)サイクルウェア(常時着て走る半袖ジャージ、レーパン、インナータンクトップ、指切りグローブ、ソックス以外)
・コンパクトタイプのレインジャケット
・アームカバー
・レッグカバー(ショートタイプ)

2)着替え
・Tシャツ
・パンツ(インナー)
・スポーツショートパンツ(アウター)

3)医療品
・キネシオテープ
・トクホンチールメタシン
オロナインH軟膏(チューブ)
バンテリン湿布
・胃薬
・下痢止め
・絆創膏
・ボルダースポーツ

4)スペアパーツ
・チューブ3本
・簡易パンク修理キット
・タイヤブート2枚
・シフトインナーワイヤー1本
・チェーンオイル

5)電装品
タブレットPC(7インチディスプレイ)
タブレットPC用充電器
・延長LANケーブル
・有線LAN->無線LAN変換ユニット
・携帯電話充電器+有線LAN->無線LAN変換ユニット用USB電源コネクタ
・予備バッテリー(エネループ単三6本、単四2本)
エネループ急速充電器
・ナビサブ機(Oregon400)

6)その他
・ワイヤー錠
・地図やQシートを入れるA4折り畳みクリアホルダー

11.費用は総額ざっくり12万円くらい。

12.北海道パラダイスウィーク、本当に素晴らしい企画だったと思う。個人的には天気があんな感じだったがやはり”パラダイス”だったと思う。来年はこの企画はないとのことだか、数年後にまた同様の企画が設定されれば必ず参加しようと思う。また、超ロング(1000km、1200km)があればぜひ参加してみたいと思う。

 AJ北海道のスタッフの皆様、今回のパラダイスウィークでは大変御疲れ様でした&御世話になりました!またいずれ必ず北海道を走りに訪れたいと思いますので、その節は宜しく御願いします。
 北海道パラダイスウィークに参加されたブルべライダーの皆様、大変御疲れ様でした!またいずれ北海道で御会いしましょう。