BRM921埼玉600レポート1:スタート~宿泊

 今朝は雨模様だったので車で通勤。600kmブルベを完走してから3日経ったが両脚にわずなか疲労感を残すのみでその他は全く異常なし。ブルベ走行後のコンディションとしては物凄く良い状態だ。これだけでも今回の青森ブルベが如何に楽しいものだったかが窺い知れる。早速走行レポートを書き始める。

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 9/21、5時起床。前日の移動疲れもなくすんなりベッドから起き上がる。そそくさと身支度をして、フロントに荷物を預けて一旦ホテルをチェックアウト。

 明日の夜に再びここに戻ってくる予定である。
 スタート地点の南部山公園までは5,6km程、ゆるゆると走り出す。走り始めはちょっと肌寒いかと思ったが徐々に身体が温まってくると実に気持ちが良い。スタート地点への移動だけで既に楽しい!サイクリングには絶好のコンディションである。

 清々しい朝焼け。

 程無く南部山公園に到着、時刻は6時過ぎ。

 そこそこの人数が集まっている。ぱっと見40人弱といったところか。受付で今回のコース設計者のリュウさんからいきない「脚の毛剃れよー!」と鋭い突込みが入る。今年は結局シーズン終盤まで剃らずに来てしまったがここで指摘されるとは予想していなかった。毛深い脚は周囲の人々に不快感を与える可能性もあり、サイクリストの身だしなみとして来年はちゃんと手入れをしよう。

 ブリーフィング。リュウさんより路面状態は余り良くないのと後半のアップダウンはそこそこキツイとの説明あり。

 今回のコース。
1.スタート〜PC1

2.PC1〜通過チェック

3.通過チェック〜ゴール

 スタート後海沿いを北上して下北半島に沿って走る。前半200kmは微細なアップダウンはあるもののルートラボで見る限りほぼ平坦で209km地点で大きな峠を越えた後は再び平坦路を走って青森に到達。1日目は青森で宿泊の予定なので、1日目356kmの行程で峠越えは1つと、プレッシャーの少ないレイアウトだ。2日目は序盤はフラットだが中盤はリュウさん曰く「ビーフラインよりもキツイ」アップダウンをこなした後、十和田湖越えの本格山岳を経て最後は八戸まで下り基調でゴールという250kmだ。
 7時にスタートして青森には24時に到着という見積もりだが、青森着は気持ち的にはもう少し早くしたいところだ。

 車検をパスして定刻7時にスタート。ゆるゆると走り始める。

 天候は曇りだが雲はそれ程厚くないので雨の心配はなさそうだ。というより今回は全行程雨はないという強い確信のもと(根拠は天気予報のみだが)、泥除けは敢えて装着せずに来た。
 気温は20℃を少し超えた位か、非常に走り易い。風もなくやはりサイクリングには絶好のコンディションである。体調も万全、バイクの調子もすこぶる良くて軽快に進む。

 信号も殆どない田園の中の道をひたすら走る。時折道端に防風壁が設置されており、この風景を見ていると去年走った北海道の道を思い出す。巡航速度も30km/hを超えて良いペースを維持している。
 補給可能なPC1は250km地点なので、そこに至るまでに独自の休憩ポイントを78km地点と172km地点に予め設定した。まずは78km地点を目指す。

 小川原湖

 海が見えた。

 78km地点の休憩ポイント1に9時半に到着。

 トイレの注意書きが面白い。が、この注意書きを読みながら用を足すと手元がおろそかになり逆効果な気がする。

 初めて見るバニラコーラを試してみる。余り美味しくなかった。
 15分程休憩して出発。次の目的地はQP1が設定されている尻屋崎灯台

 山の上に風力発電の林が。これも北海道で見た風景そっくり。

 大間まで75km。恐山だけ強調されているのは何か意味があるのだろうか。

 真っ直ぐな森の中の道を爽快に走り抜ける。クルージングという言葉が相応しい感じだ。

 100km地点を10時半過ぎに通過。このペースで行けば青森到着はかなり早くなりそうだ。

 再び風力発電

 森を抜けると海に出た。

 114km地点のQP1尻屋崎灯台に到着、チェックタイムは11:03。
 QP(クイズポイント)とは、スタート前に出題されたクイズの答えが隠されている場所のこと。ここのクイズは「尻屋崎灯台は日本の灯台?選に選ばれているがこの?の数字は何か?」というもの。早速答えを探す。

 答えは「50」。
 写真を撮っていたら初老の紳士に「どこから?どこまで?」と聞かれたので「青森をぐるっと600km走ってます」と答えたら大層驚かれた。いつも通りのリアクションである。

 灯台を離れ元来た道を戻る。

 寒立馬

 下北半島の北の縁を西に向かって走る。気温23℃。

 海沿いに出ると向かい風がキツく巡航速度ががくっと落ちる。でもここまでかなりな貯金があるので余り悲壮感はない。向かい風には無闇に逆らわずたらたらと走る。楽しんで走れる向かい風なんてそうそうあるものではない。

 172km地点の休憩ポイント2に13時半に到着。

 北海道限定のコーラ系飲料。さっきのバニラコークより数倍旨い。
 おにぎり2個を補給しつつのんびり休憩して出発。数km先の大間崎を目指す。

 180km地点のQP2大間崎に到着、チェックタイムは14:03。
 ここでのクイズは「マグロ1本釣りをイメージしたモニュメントがあるがそこに作りこまれている漁師のものと思しき腕のうち高く突き上げられているのは右腕か左腕か?」というもの。

 答えは「右」。

 そこそこの観光客で賑わっている。ここでマグロ丼でも・・・と思ったが、旨いものはゴールしてからと素通りする。ここが今日の中間地点、後半に突入する。

 少しばかりややこしい大間崎の町並みを抜け、再び郊外の道を走る。

 200km地点を15時過ぎに通過。25km/h巡航は維持できているので結構貯金ができた。気持ちに更にゆとりを持って走ることができる。

 ぼちぼち今日の唯一の本格的な峠越えに差し掛かった。今日までキツイ山岳ブルベをさんざん走ってきたので全く苦にならない。ぼちぼちと一定ペースで登る。

 209km地点の山頂をさっくりと通過。通過時間は15:47。
 登りと同じ様な勾配の下りをだーっと下った後、再び海沿いに出て平坦基調を走る。日暮れが早い上に曇りということもあり17時前だがかなり暗くなってきた。

 251km地点のPC1に到着、チェックタイムは17:14。

 次のPC2までは91kmと長いので大盛りパスタでしっかり補給する。
 ちょっと長めの休憩の後、出発。

 薄暮の道を走る。
 途中、むつ市の市街地を抜ける。久し振りの賑やかな町並みで、信号待ちが多くなりペースダウンする。

 むつ市街を抜けようやく車通りが少なくなった。陸奥湾沿いを南下しているはずなので、西風の影響は弱まりスムーズに進み始める。それにしても真っ直ぐな道が延々と続いている。路面が余り良くなく、アスファルトが傷んだ部分で前輪がバウンドする度にフロントライトのスイッチが誤動作して光量が変化するのには流石にイライラする。これは2本のうちの1本だけでどちらも同じ型式なので個体差があるのだろう。家に帰ったら速攻で買い換えてやる。

 気温は低めだがそこそこのペースで走れているので喉が渇いてボトルの水が順調になくなっている。ナビの電池がなくなりかけているので、どうせ交換で止まるなら自販機の前で止まって水分補給も同時にやろうと思いつつ走る。と、ナビの電池が意外に持っているので粘って走っていたら人里離れた森の中に入ってしまい自販機が全くなくなってしまった。事前の地図読みではとにかくひたすら真っ直ぐだったのでナビの電池が切れてしまっても迷うことはないと思うので、とにかく自販機があるところまでは走ろうと決めた。
 森の中の道もひたすら長く、多少のアップダウンが出てきた。雰囲気的にはビーフラインにちょっと似ている。
 再び道の両脇に人家がちらほら出てきた、と思ったらナビの電池が切れた。ちょっと走ったらうまい具合に自販機があったので止まって電池交換と水分補給。PC2までもう直ぐだ。

 再び海沿いに出てちょっと走ったら前方にPCらしきコンビニが見えた。

 342km地点のPC2に到着、チェックタイムは21:04。
 青森市街までは後14km程、もう着いたも同然なので麦茶を1本がぶ飲みして直ぐに出発。
 浅虫温泉街を抜け、徐々に町並みが賑やかになっていく。この分なら22時前にはホテルに着きそうだ。予定より2時間も早いのはかなり有難い。

 青森市街に入る。

 ちょっと走ってホテルが見えた。直ぐ傍にほかほか弁当、夕食はここで決まりだ。

 21:50、ホテル着。
 早速チェックイン。街中の細い建物なのでロビーは狭くバイクの屋内保管はできないとのこと。ホテル裏の駐車場の隅に置くことになりちょっと心配だが、幸い人通りは殆どなさそうなのでそれ程心配しなくても良さそうだ。早速弁当屋で夕食を調達し、部屋に入る。
 ウェアを脱ぎシャワーを浴びて人心地着く。インターネットもばっちり繋がって持参のタブレットPCツイッターなどをチェック。

 生姜焼き弁当大盛りと蒸し鶏サラダ。腹ペコだったので美味しく頂く。
 予定より2時間以上早く着いたので明日の出発は当初予定の7:00から1時間繰り上げて6:00にする。それでも睡眠時間は予定より1時間プラスされる。身体的には、疲労感は多少感じるがそれでも他のブルベと比較してもかなり少なく、痛み・故障は全くない。1日目は総じてすこぶる順調で終始余裕を持って走ることができた。明日もこの感じで走りたいところ。
 食後しばらくネットチェックなどしながら、眠くなったので目覚ましを5:30にセットし11時過ぎに消灯。