今日はCYCLE MODE2013を観に幕張に行ってきた。
今年は特にこれと言って見たいものがあるわけでもなく前売りで1000円も払ってわざわざ幕張まで出向くだけの動機はなかったので、当初は見送ろうかと思っていた。しかし直前になって招待券を頂けることになったのと、GOKISOブースでミニステッカーを配っていると聞いてこれは貰いに行かねばと連休前に急遽行くことに決めた。
11/2〜4の連休での開催だが、恐らく最終日は客も少なかろうと踏んで11/4に行くことにした。
そいでもって今朝だが、雨だ。幕張まで自走で距離を稼ごうと思っていたのにがっかりである。昨日一昨日はまずまずの天気だっただけに日にちの選択を間違えたのが結構悔しい。ブルベライダーらしく濡れて行くかとも思ったが、濡れ鼠で会場内をうろつくのも他の御客さんやブースの人達にも迷惑だろうと、自重して車で幕張に向かう。
道すがらで見かけた立ち入り禁止の看板。ほのぼの。
9時過ぎに幕張メッセに到着。早速、招待券を融通して頂くクロサワさんにツイッターでコンタクトを取る。クロサワさんは自転車関係の仕事をされておりサイクルモードではブースに立っているとのこと。
程無くクロサワさんと入場口で無事に出会うことができ招待券を頂戴した。
開場30分前でこの長蛇の列、人混みが苦手な身としてはこの列に並ぶのはちょっと堪える。
10時開場、会場に入る。まずは招待頂いたクロサワさんのDE ROSAのブースに御礼かたがた立ち寄る。高嶺の花だらけのバイクが並んで壮観だが、残念ながら650Cバイクのラインナップはない。恐らく一生眺めて終わる運命だろう。
忙しそうなクロサワさん、チケットどうもありがとうございました！
３T。セットバックのある新しいシートポストがちょっと気になる。
とりあえず場内をうろうろしていたら、こ〜ぢ倶楽部のブースに行き当たった。最近東松山の自転車広場には御無沙汰だが、こ〜ぢ倶楽部も随分と変貌を遂げている様だ。
こ〜ぢさんに挨拶すると、これからイベント開始だから桜になれとそのまま座らされる。行きがかり上止むを得ないか。
孝子さん、3本ローラ上手くなったなあと感心していたらもうすっかりインストラクターが板に付いた感じで、おまけにビールサーバーの樽をキャッチボールしていたのにはぶったまげた。
こ〜ぢさんの奥様ももうすっかりインストラクター、こ〜ぢ倶楽部も随分と賑やかになったものだ。ブルベもオフシーズンになったしそろそろ顔を出すかな。
次はGOKISO。
遂に発売となったBB。
コッタレスタイプのクランク用しかないので導入し難いのだが、その回転性能はそれはもう恐ろしくスムーズで良く回る。モニター価格で80,000円也。
今日の目的のミニステッカーをゲット。手組のホイールに貼りたいので4枚欲しいと厚かましく御願いしたらブースの御兄さんは快くくれた。
次に向かったのは「ランドヌール」誌のひびき出版のブース。
ケルビムの今野さんと三船さんと田村編集長のトリプルショット。
三船さんのリドレー。つい数日前にSR600Fujiを走ったバイク。
クロサワさんのDE ROSA。普段ブルベ会場で良く見かけるのだがマジマジと近くで見る機会はあまりない。
トレードマークのカエル。
パイオニアのブースへパワーメータの具合を見に行く。
遂に発売になったとのこと。センサーもトランスミッターもディスプレイヘッドもコンパクトにまとまってかなりよさげ。ただ開発当初に盛り込まれていたアンドロイドOS上で色んなアプリが走るというのは削除されたとのこと。個人的にはディスプレイにブルベのコマ図が表示されていたのに物凄い魅力を感じていただけにかなりがっかりな仕様変更だ。値段はセンサー部が150,000円でディスプレイヘッドが80,000円。結局他社のパワーメーターと大差ない価格帯に落ち着いた様だが、この値段になるとちょっと触手は動きそうにないな。
ソニーのアクションカム。思っていた以上に小さいのでハンドルに付けても邪魔にはならなさそう。ちょっと欲しくなった。
去年見逃したBOMAの650Cバイク。カーボンモノコックでかなりいい感じなのだが、シートチューブにボトルケージ台座がないのが気になった。
ジオメトリもなかなかいい感じだ。値段140,000円は安いと思う。650Cフレームとしては市販品ではベストチョイスだと思う。
ONE BY ESUの650Cカーボンモノコックフォーク。カタログ落ちしていなくてよかった。
SIDIのシューズ。今使っているのがSIDIだが履き心地が抜群なので新モデルも期待できる。
FizikのALIANTE VSに新型が出ていた。かなり気になる。
幕張メッセに入って約2時間、だんだん人混みに耐えられなくなってきたのでこの辺で脱出、帰途に就く。
家に帰り着いたのが14時半で、とりあえず雨は上がっていたので間髪入れずに多摩湖CRに走りに出た。途中で俄雨に降られたが、今日幕張まで自走で行けなかった鬱憤は少し晴れた。
650Cバイク乗りにとっては、サイクルモードで見るべきところはかなり限られる。ロードバイクの今後の展開を考えた時、バリエーションを広げて個々人のサイズにジャストフィットさせていくという方向性は不可欠なんじゃないかと強く思う。特に女性を取り込もうとするならば650Cの復活は絶対に必要だと思う。小柄な女性がいくら最少フレームサイズとは言え700Cのバイクに乗るのはかなりアンバランスだと思う。
650Cバイクで特に危機的なのがリムだ。国産のハイグレードな650Cリムが容易に手に入る様になれば状況は随分と好転するのになあ。ARAYAさん、頑張ってくれないかな。パナレーサーさんも650Cサイズのハイグレードなタイヤを復活してくれないかな。
