BRM516埼玉600/仮眠ポイント(350km地点)〜ゴール

 5/17(日)、6時過ぎに目が覚めた。昨夜はベッドに入って直ぐに寝落ちしたので5時間近くは眠れた様だ。ちょっと眠いが概ね体調は良い。

 外は抜群の好天。天気が良過ぎて去年走った時の熱射地獄のことを思い出してちょっとナーバスになる。
 目覚ましに起こされる様ならホテルの朝食は無理かなと思っていたが、この時間に起きることができたので朝食は食べられそうだ。そそくさと身支度をして6時半前に部屋を出た。早速朝食のレストランに並ぶが、レストランにあった鏡で自分の姿を見たら反射ベストを付けていないことに気付いて慌てて部屋に戻る。

 朝食バイキングの列に並び直してようやく朝食をゲット。今までは6時スタートで次のPCのクローズ時間を考慮すると6時前にはホテルを出なければならず朝食を食べたことはなかったのだが、今回は7時スタートなので若干余裕はなくなるが試しに朝食を食べてみた。

 これから直ぐに走り出すので量は控えめ。やはりちゃんとした食事は精神的にも満たされる。ちょっと時間を削っても朝食を食べる価値は十分にある。

 朝食を終えホテルをチェックアウトしたのが7時。外に出ると空気は冷たくてちょっと安心。元来た道を戻ってコースに復帰する。

 国道を逸れて穏やかな田園風景の中の道を走る。このコースの中で朝のこの道をのんびりと走る時間が一番楽しい。去年走った時よりも1か月早いので気温も高くなくて絶好のサイクリングコンディションだ。次のPCまでは100kmちょっとでクローズまでは5時間50分程、余りマージンはないが去年は5時間かからずに走っているので多分大丈夫だろう。とりあえずノンストップで行く予定だ。

 天栄村までのアップダウンをこなして、昨日立ち寄ったPC3の前を通過して国道294号線に出た。微妙に向かい風基調になってきたがそれ程の支障はなく順調に距離を消化していく。

 那須町に入る。
 ちょっと走って今日の唯一の峠越えが始まるが昨日の勢至堂トンネルや県道7号に比べれば大したことはない。

森の中のワインディングロードをのんびりと登る。

 すんなり山頂に到達。
 ここからは下り基調で那須町を抜けていくが、向かい風が強くなって下りの恩恵が全く得られない。ペースダウンで次のPCのクローズ時間が俄かに心配になって来た。日も高く上がって日差しがきつくなってガンガン汗を掻いてきた。ボトルの水がどんどんなくなっていく。

 448km地点のPC5に到着、チェックタイムは11:46。

 クローズまで1時間の余裕を持って到着することができて一安心。
 ここから次のPCまでの100kmが正念場、しっかり水分補給をしてボトルを満タンにして眺めの休憩の後出発。

 PCを出た直後はさっきまでの向かい風が嘘の様に追い風でこれはラッキー!と調子良く走っていたら数kmで再び向かい風基調になってがっくり。

 昼になって日差しがきついが去年程ではないので無暗に体力を消耗しない様に淡々と走る。

 鹿沼まで戻って来た。

 ジャパンカップコースの直ぐ近くのジャンボ餃子で有名なラーメン屋”彩花”。今日は寄る余裕はないが、いずれ行ってみたい所。

 見慣れた田野の交差点、ここからゴールまでは100kmちょっと。

 壬生町に入る。去年は区間100kmの真ん中あたりで暑さに耐え切れずにコンビニに逃げ込んだが今年はまだ持ちそうなのでそのまま通過。
 向かい風と日差しは遠慮なく降り注ぎ、ジワジワと体力を削っていく。休もうかなーと思うが何となく大丈夫かなーと思って踏ん切りがつかずに走り続けている。

 ここからイメージ悪い広域農道。
 向かい風と正面からの直射日光とガタガタな路面と真っ直ぐな道がまるで無間地獄に見えてくる。

 道脇の黄金色の麦畑を眺めて気を紛らわせる。

 去年暑さでダウン寸前で緊急停止したPCまで残り25kmの所の自販機。今年は通過。
 渡良瀬川を渡って流石にちょっときつくなってきてペースががっくり落ちてしまった。去年程の破滅的な追い込まれ方ではないが気持ち的にかなり萎えてしまってもうだらだらと惰性で走っている感じだ。PCまではもうそんなに距離はないのだが、幹線道路で車通りも多くなって走り辛くなりバイクがちっとも前に進まない。そんな時、一人の参加者に抜かれてはっと我に返った。先行者の背中を見て反射的にペダルを踏み込んだらペースが持ち直したので、体力よりも気持ち的にかなり疲弊していた様だ。PCまでの残り数kmを気を取り直して進む。

 550km地点のPC6に到着、チェックタイムは16:43。

 ここで会社の後輩に遭遇。ちょっとへばり気味だがまだ走れそうなので完走できるだろう。
 アイスクリームを食べてのんびり休憩。残りは50km、時間的余裕はたっぷりあるので焦る必要はない。

 PCを出て利根川を渡り、埼玉県に入る。

 大芦橋で荒川を渡る。地元に帰って来た。日も傾き向かい風も気にならなくなってペースがちょっと戻って来た。日差しがなくなると急に回復した様な気がする。

 東松山市街地を抜ける。あまり渋滞もなかったのですんなり通過。

 高坂橋を渡る。ここからちょっと走るといよいよ最後の坂戸の長い登りだ。580km以上走ってきた後のこの緩斜面なれど長い坂はかなり精神的に堪える。登り始めてまだ脚が残っているのでちょっと回してみようかと思ったら、タレずにペースを維持できるのでそのまま行ける所まで回してみることにした。

 日が落ちて気温が下がったらやはり具合が良くなった。そこそこのペースで順調に坂を消化していく。

 登りの終わりの南平沢の交差点が見えた。ここを左折すればいつもの県道30号、ゴールはもう目前。

 上鹿山を左折して最後の最後のアップダウン6つの登りも練習のつもりで脚を回して最後まで手を抜かずに走る。

 見慣れた入間の、夕刻の車通りの多い風景を眺めながら豊水橋を渡りスタート地点に戻って来た。

 無事ゴール。ゴールタイムは19:30、認定完走時間は36時間30分だった。

 スタッフ菅田さん御手製のガスパッチョ。コンビニ食で破壊された味覚には激ウマ!
 着替えてスタッフ業務に復帰。後輩もそれ程間を置かずにゴールに戻って来た。600kmを無事完走、これで何とロードバイクを買って1年経たずでSR達成と驚きの結果となった。

 昨日落車をしてDNFされた参加者が車を取りに豊水橋に戻って来て、元気そうな姿を見て一安心。22時には最終走者を出迎えて、無事にゴールクローズ、そそくさと撤収し23時前には帰宅。とりあえずドロドロのバイクを水洗いしてブルベの全日程は終了した。

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 今回のアタック磐梯山は去年の熱射地獄の様な厳しい展開にはならなかったものの、やはり暑さには要注意だ。以前は自分なりに暑さに強いイメージを持っていたのだがここ1、2年はどうも暑さにやられている感じがする。歳のせいで耐久性が落ちているのかも知れないが、やはり夏練はしっかりやらなければいけない。
 次は来週のたまがわ300、それまでに身体とバイクをきっちりメンテしておかなければ。