BRM228埼玉200

 BRM228埼玉200を走って5日が経過したが、痛めた両太腿の縫工筋の痛みがようやく引いて普通に歩けるようになってきた。翌日は大して痛みもなかったが2日目になってガンと強い痛みが来て歩行にも支障が出る程だった。今回のダメージは結構ひどく、ボトルを忘れて水分補給を怠った代償は大きかった。以下、走行レポート。

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 2/28(日)、朝5時半起床。季節は進んでこの時間でもそこそこ明るくなってきた。今日のスタートは越生8:00なのでのんびり支度をして6時半に自宅を出発。

 7時半にニューサンピア埼玉越生に到着。ちょうどブリーフィングが終わったタイミングだった。

 御茶目なスタッフのオグラさん。受付を済ませて8時スタートの装備チェックの車列を眺めながら準備する。

 大方の参加者が出発して閑散とした駐車場からこちらもスタート。

 今日のコースは越生から松郷峠、定峰峠を越えて、長瀞神川町、吉井、富岡と通って横川のおぎのやドライブインで折り返し、長瀞までは往路を逆走してそこから寄居に回って最後に松郷峠を登り返して越生に戻る200km。

 3年前にもほぼ同一のコースを走っているし、それ以外でも何度も走った道なので全行程ほぼ暗記状態でナビなしでも問題なく走れそう。登りは前半に集中しているが、終盤の東秩父からの2つの峠まで脚を残しておかなければならないそこそこきついコースだ。
 今日の天気予報は午前中は北風、午後は南風と往きも帰りも向かい風というがっかりな予報で難易度は更に上がりそうだ。

 県道30号を北上し田中の交差点を左折して白石峠方面へ。
 寒いが快晴でサイクリングコンディションとしては上出来、今年は116千葉200を除いて全て市街地の混雑を飽きる程に走ったので自らの守備範囲を走るのがとても楽しみだった。今年初めての松郷・定峰越えはわくわくする。

 西平の交差点のサイクリストステーション都幾川ベース。ここを右折して松郷峠への登り開始。

 ゆるゆる登ってクリアする。

 県道11号を落合交差点に向かって走る途中で、ふとダウンチューブに目をやったらボトルと空気入れが付いていないことに気付いた。あーあ、またやっちゃった。今日は車のルーフキャリアにバイクを積んできたのでボトルと空気入れを外していたのだが、スタート準備で付け直すのをスカッと忘れていた。遠出の時は車内積みで外すことはないので、日頃とちょっと違うことをするとこんなことになる。ボトルはともかく空気入れを忘れたのは結構ショックが大きい。残り180kmをノーパンクで走り切らなければならず、それに気付いてしまった瞬間から要らぬプレッシャーを抱えることになった。折角の楽しいブルベが台無しだな。

 落合橋交差点を左折して定峰峠へのアプローチ。

 定峰峠への登りが始まる。ここの登りは余り路面が良くないし、枯れた杉の葉を踏んでもパンクするリスクがあるので路面に気を配りながら慎重に登って行く。

 路肩にはまだちょっと雪が残っている。
 何度も走っているが定峰は登り易くて車も殆ど走っていなくてほんといい峠だと思う。


 さくっと山頂をクリアして下りに入る。ぼちぼち下っていたら後ろからシムラさんが飛ぶ様に抜いて行った。今日はもう彼に会うことはないだろう。小心者の私は路面の凍結が心配でちんたら下って行く。

 40km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:51。

 軽く補給をして15分程の休憩で出発。
 元来た道を少し戻って長瀞方面に進路を取る。向かい風基調は予報通りだがそれ程きつくないのでそれ程苦にならない。

 珍しく秩父鉄道の踏切に引っ掛かる。

 PC3のある中野上交差点を過ぎて杉ノ峠を目指して登る。このルートの登りもそこそこ距離はあるが車があまり通らないので走り易くて良い。時々路肩に広がった砂利に冷や冷やしながらも久し振りの神流湖へのルートを楽しむ。

 気温12℃。冬用ウェアだとちょっと暑い位。

 杉ノ峠を越え、九十九折を下り切って神川町の街並みに入る。ここは去年11月に毎年恒例のバンド合宿に来て以来だ。

 しばらく走っているとロードバイクの集団に追い付いた。

 シクロパビリオン御一行様。この後何処に行くのだろう?
 ぼちぼち向かい風がきつくなってきた。無暗に逆らってもどうせ勝てないのでちんたら走る。

 県道41号の新しい道はアップダウンがちょっときついけど車通りが少なくて走り易い。

 吉井、富岡の市街地道路を過ぎれば再び車通りが少なくなって落ち着いて走ることができる。PC2まであと15km位の所で先頭と思われるスガタさんとコンドウさんとスライド、彼等は7時スタートだけど距離にして30km、PC2での休憩時間を考慮すれば2時間近くの差が付いている。相変わらず速いなあ。

 向かい風なので妙義山がなかなか近づいてこない。

 だいぶ近づいて来た。折り返し前の最後の峠越えとなる松井田妙義の登りを終えて下ると。国道18号に出る。後はPC2までは3kmちょっとの直線。

 110km地点のPC2に到着、チェックタイムは12:55。

 とりあえず建物の中に入って見て回るが前回買うことができたおにぎりが見当たらない。釜飯を食べる程の空腹感はないので、やむなく小さなビスケットとコーラを買って補給。20分程の休憩で出発。

 元来た道を戻り始めるが結構な向かい風、ついさっきここを走って来た時には追い風な感じはなかったので何か騙されている気分だ。向かい風といっても3年前の砂嵐の様な暴風ではないのでまだ何とかなるレベル、忍の一字で淡々と走る。

 富岡市街を通過している辺りで右太腿の縫工筋がいきなり攣った。結構な激痛でダンシングでもペダルをまともに踏めなくなり危うく落車しそうになった。寸でのところで踏み止まり、激痛に呻きながら何とか進むうちに徐々に痛みは引いてきたが、この感じだとゴールまで断続的に釣り続けるものと思われる。ボトルを忘れて水分補給を怠ったツケがあっけなく回って来た。左脚も攣らない様に踏み過ぎに注意しつつ走る。

 県道41号の長い登り返しが攣り気味の脚には結構堪える。

 神川町までは何とか激痛にならずに戻って来たが、杉ノ峠の登り返して再び右脚が攣り、その後に左脚も攣った。もうこうなったらゴールまではどうやっても回復しないのでとにかく力を抜いて痛みを軽くしながら走るしかない。そう言えばパンクもしちゃいけなかったんだ。脚の痛みに気を取られて空気入れがないことをすっかり忘れていた。

 何とか杉ノ峠を越え、出牛の交差点を登り返してようやく下り基調、ここを下り切った先がPC3だ。

 167km地点のPC3に到着、チェックタイムは15:50。

 残りは30kmちょっと、とりあえずジュースを飲んでポケットに入っていたカロリーメイトを食べて15分程で出発。

 ここから国道140号を走るのだが、今日のコースで一番嫌な区間がここだ。

 道が狭く路面が悪い上に車通りが激しいのでかなり神経を使わされる。おまけに断続的に縫工筋が攣って痛みが走るので今日は一段と辛い区間になった。

 末野の交差点でようやく140号から離れてほっと一息。ほっとしていたらいきなり何の前触れもなくフロントシフトワイヤーが切れてシフトアップできなくなった。フレームが戻って来て組み直した時、ケチってフロントシフトワイヤーは交換せずに使い回したのがこんなところで裏目に出た。まあ残り距離もわずかだしどうせ脚を攣りまくって重いギアは踏めないので大して影響はないと自分を納得させつつ走る。

 東秩父の手前で終盤の難関峠に差し掛かる。名もない峠(名前は私が知らないだけかも)だが最後にこの登りはかなりきつい。

 両脚を攣らせながら何とかクリア。

 そして最後の松郷峠を登る。さっきの峠に比べれば楽に感じてすんなりクリア。

 西平の交差点に戻って来た。ゴールはもう目前。
 田中の交差点で一人の参加者に追い付いた。彼の背中を見ながら緩々とゴールを目指す。

 日も落ちて薄暮も消えつつある中、無事にニューサンピア越生に戻って来た。

 ゴールタイムは17:40、認定完走時間は9時間40分だった。
 パンクをしたら厄介なことになるとずっともやもやしたプレッシャーがつきまとっていたが結果的に大丈夫だったのでほっとした。
 その場に居合わせた妻神班のスタッフや先にゴールしていた会社の後輩としばしの歓談の後、帰途に就く。

 猛烈な空腹感なので途中で入間の古都に寄り、スタミナ定食(半ライス)で腹を満たして20時過ぎに帰宅。本日のブルベは無事終了した。

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 今回のブルベはボトルと空気入れを忘れ、メンテナンスの手抜きでフロントシフトワイヤーを切ったりとつまらんミスが重なり、また往きも帰りも向かい風基調と必ずしもコンディションが良かったわけではなかったが、久し振りのホームコース的なブルベだったので終わってみれば後味すっきりの楽しいブルベだった。何より今年に入って神奈川や小田原の市街地ばかりを走っていたので、アップダウンがきつくても車通りの少ないコースの方がストレスが少ないことを改めて感じた。
 次回はBRM312たまがわ200、今度はつまらぬミスをしない様にしよう。