good choice!

 今日は通勤用新ホイールの試走をしました。3日前に届いたばかりのマヴィックのキシリウム・エリートです。

f:id:gearmasher:20071226121736j:plain

 体調的には日曜の強風の荒川CRの疲労が残ったままであまり良いコンディションではなかったのでちゃんとしたインプレにはならないと思いつつ自転車に跨りました。

 スタートしてほんの数回ペダルを踏み込んで「あれっ!?」と思うくらいの違いが!クックックッとレスポンスの良い加速感で踏んだ分がしっかりトルクとして伝わっている感じがします。身体が温まってきたところで30km/hくらいまで加速してみるとすんなり立ち上がり、その後の巡航維持もそれ程パワーを使わずにできました。直前に使っていた手組みチューブラーホイールが、大袈裟に言うと水の中でペダルを漕いでいるような鈍い加速感と30km/h手前ですぐに失速してしまう感じとは雲泥の差です。

 次なるテストは、ホイールの買い替えの動機となったたわみですが、上り坂でダンシングで踏み込んでみても、リムがブレーキシューに当たることはありませんでした。これまでの通勤用ホイールのシマノWH-R540の唯一の欠点とも言えるたわみ感が新ホイールで解消されたことで買い替えの目的が果たされまずは一安心です。

 このまま調子よく会社までの22kmを走り終え、疲労感がないというのは非常に嬉しい結果でした。毎日の通勤で使用することを考えるとやはりこの点が最大のメリットだと思います。

 しかし改めて思ったのはWH-R540も良く走るホイールだということ。今日の試走の範囲では加速感も巡航維持もキシリウム・エリートとそんなに差が感じられなかったです。WH-R540は結構重いホイールだったけれど、リムが重いせいか一旦加速してしまうと速度維持が容易で結果として体力を消費せずに走ることができたように思います。それより軽い手組みチューブラーホイールは、リムが軽いことに比してスポークの本数が多く重いのでホイールのバランスが取れてなくて走る感じがなかったのではと勝手に分析していますが、いずれにしても重量がホイールの良し悪しを一概に決めるものではないということを強く認識することとなりました。

 これからもっと乗り込んで新ホイールに馴染んでいきたいと思いますが、初日に良い結果が出たので今回の交換はひとまず成功でした。めでたしめでたし。