リベンジ成功!か?


 今日はかねてから狙っていた猿岩線リベンジライドに出撃してきました。

 猿岩線とは、今年の1/6にはしかわけんさんに誘われて参加した極楽サイクリングで走った峠で、私はあえなく2回足付きしてしまった屈辱の道です。その時の悔しさがどうしても忘れられず、距離5.8km・標高差464m・平均勾配8%の上り坂に再度挑みました。

 1/6の時は車で峠近くのウェルサンピア埼玉越生まで行きましたが、今回は自宅から自走。しかも前回使ったZIPP軽量カーボンホイールではなく敢えてMAVICキシリウム・エリートをチョイスし、もちろんギアは前回同様インナーロー38t-23tのままで出発しました。
 現地までは抑え気味で走り、30kmちょっとで目指す峠の入り口に到着。立ち止まることなくそのまま戦闘開始です。

 のっけからキツイ勾配のつづら折りが続くもののとりあえず1枚ギアを余して登ります。心の準備ができていたのか、自走できた割には意外といけるじゃん!と思いつつも一体坂がどこまで続くのか憶えていないので大いなる不安を感じつつ登ります。中間地点よりちょっと手前の水汲み場のあたりで日陰に雪が残っていて更にヤバイ感じ。そこを何とかやり過ごすもその先の勾配でついにたまらずインナーローに落とします。
 ギアを使い切ってしまって後は根性のみ。平均速度が10km/h程度まで落ちるもダンシングを多用しつつ何とか堪えて登ります。山間の森の風景から徐々に空が見通せるようになりゴールが近そうな雰囲気、一方でだんだん路上の残雪部分が目に付くようになり更に嫌な予感。
 前回は確かゴール手前1kmちょっとの所でキツイ所は終わったと記憶していたのでとりあえずそこまでは持ち堪えようやく完走が見えてきました。しかしその先の緩斜面の先の日陰は路面が完全に氷で覆われていてタイヤが空回り、これはさすがに走るのは無理だが足は絶対付きたくなかったのでガードレールを手繰りながら何とか切り抜け、ゴール手前の下りで一心地つきます。が、下り切って再び緩斜面を登り始める日陰のカーブがやはり完全凍結。駄目元で超低速で走るもやはり転倒、ついに足をついて押して登らざるを得ませんでした。ゴールはもう100mくらいの緩斜面の先だし、悔しい!!って感じです。

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 氷の部分をやり過ごしちょっと登ってゴール!まあ、途中アクシデントで数回手足を使わざるを得ませんでしたがゴール手前の最後の緩斜面部分ということで、仮に凍結がなければ十分完走できたと自分なりにはリベンジ達成!と思っています。が、やっぱりまだ釈然としないのでもう一度完全制覇すべく近々にチャレンジします。

 帰りは299号線に出るべく顔振峠を下りましたが、途中でやはり道が凍結していて車が立ち往生してました。
 長い坂道を下り切った所で前輪がパンク。エクステンションバルブを忘れて空気を十分に入れられず、そろそろ走りながら自宅へ帰還しました。家で自転車を点検したら後輪までスローパンクに見舞われていたというオマケ付きでしたが、それなりに充実のサイクリングでした。