アドバイザー冥利に尽きる

 今日は職場の同僚のニューバイクの試走にお付き合いして宿谷の滝付近を走ってきました。

 この同僚、ちょっと前に都民の森への走行会にMTBで参加したのですがその時にロードバイクとのスピード差を体感し、遂にロードバイク購入を決意しました。
 その同僚は背格好がほぼ私と同じなので私と同じ650Cサイズのバイクが希望でした。それから私がオークションでよさげな出物を見つけて打診、同僚はかなり気に入ったようで私がすかさず競って運良く落札。そのバイクは我々の手に落ちました。それからそのバイクを調整するため数日間預かり、ディレーラーやブレーキをばっちり調整しつつも余計なパーツを外したりステムを長い物に交換したりとはっきり言って私好みのバイクに仕上げてしまいました。
 納車して同僚がそのバイクに乗って最終的なポジション出しをすると予想通りぴったりの嵌り具合!彼もかなり気に入ってくれたようでホッとしました。
 そして早速初走行に出かけると、ロードバイクに初めて乗ったとは思えないほどの軽快なペダリングでライディングフォームをしっくり来ています。本人もMTBとは別次元の走りに驚いているようです。これほどまでに旨く決まってくれると骨折った甲斐があるというもの、まさにアドバイザー冥利に尽きます。

 たまたま同時期にもう一人の会社の同僚の自転車相談にものっているのですが、対照的にこの人はゴーイングマイウェイ。この同僚も何故か私と背丈がほぼ同じなのですが、明らかにオーバーサイズのフレームのバイクを選択し私は止めたのですがまっしぐらで購入しました。それから息もつかせずコンポ総入れ替えを画策するなど、凄い勢いです。購入直後に一度ポジション出し走行にお付き合いしましたが予想通りかなりミスマッチ、しかしこれも私としては乗りかかった船なので何とかポジションを出せるようにサドルをぎりぎりまで下げクランクを短くしステムをかなり短い物に交換するように勧めました。まあロードバイクとしては見た目ちょいと不恰好ですが、何より本人が気に入っていれば良いわけだし彼はそこそこ脚力があるのできっと乗りこなすでしょう。

 偶然にも同じタイミングでロードバイク初購入の、背格好の同じ2人の会社同僚がいたというのはなかなか面白い体験です。