本当か!?その2

 ランス・アームストロング現役復帰の報はついに本人の口から明言されたことで確定的となりました。

http://www.livestrong.com/lance2009/

 いやあ、しかしこんなことになるとは想像だにしていなかったので、今だ半信半疑ですが、でもこれで今年のオフシーズンは退屈しなくて済みそうです。

興味その1<所属チームは?>
 どのチームで復帰を果たすのかはまだ判明していませんが、ランスがトレック以外のバイクに乗ることは考え難いですし、やはりランス+トレック+ブリュイネールは1パッケージということでアスタナで決まりではないでしょうか?しかし超ウルトラCでこの黄金のトライアングルで新チーム結成なんてことがあるかも。

興味その2<エースか?アシストか?>
 ランスの復帰の主な目的はガン撲滅のプロモーションというということらしいが、曲がりなりにもプロロードレースに復帰してツール出場を目論むのであれば、自分がディフェンディング・チャンピオンであることを自覚して走って欲しいですね。仮にアスタナ所属になったとして、よもやコンタドールのアシストとして御茶を濁すなんてことがあってもらっては困ります。

興味その3<コンタドールの立場や如何に?>
 今ブエルタ出場中のコンタドールの心中は少々穏やかではないのでは?今の感じていくと今年のブエルタも獲ってしまいそうな勢いのコンタドールは今やグランツールの大本命の選手に成長しているわけで、その選手がランスが突如戻ってきていきなりエースに座り、それを甘んじてアシストするなんてのはかなりつまらない。コンタドールもツールのディフェンディング・チャンピオンとしてアスタナを飛び出し、エースのサストレが抜けたサクソバンクあたりに移籍してランスに真っ向勝負を挑んで欲しいものです。

興味その4<どうするASO?>
 過去を振り返ればランスとブリュイネールを毛嫌いしている感のあるASOですが、ここは一つ偉大なるツール主催者の貫禄と寛容で是非ランス+ブリュイネールを招待して欲しいところ。ASOとしてもランスが敗北することでオチがつけられるでしょうに。

興味その5<戻って来いウルリッヒ!>
 ドーピングの黒い噂に追われるようにして引退したウルリッヒ。現役復帰のきっかけとしてはこれ以上ないシチュエーションではないですか。現役復帰が果たされたならそれは即ちドーピングはシロであったことを意味するわけで、是非ウルリッヒには再び表舞台に登場してもらって潔白を証明して欲しいですね。

興味その6<2009ツール>
 エースで復帰のランス、袂を分かったコンタドール、雪辱のエヴァンス、前年度チャンピオンのサストレ、打倒ランスで現役復帰のウルリッヒ、自国フランスの希望の星モローの6つ巴の激闘の末、モローorウルリッヒorエヴァンスが勝つっていうのを是非観てみたい!

・・・なんて妄想しながら勝手に独りで盛り上がってますが、後で「あれは冗談だよ」ってのは無しで御願いしますよ、ランスさん。