冬が来た

 月並みなタイトルですが、今年も冬が来ました。

 この2週間ジテツウは皆勤賞だし週末も多摩湖CRをくるくる回っていたので今月は昨日までで900km以上走っていてちょっとオーバーペース気味、今朝はちょっと疲れが残ってました。でも外は抜群の快晴!当初予定では多摩湖CRで御茶を濁そうかと思っていたものの、急遽白石峠定番コースに変更。もともと補給食も準備してなかったのですが取り合えず水だけ積んで出発しました。 

 天気は文句なしですが如何せん北風が強くペースが上がりません。299号線を飯能で右折し都幾川まで北上を開始しましたがかなりキツイです。しばらく行くと後ろにローディーが一人くっついてました。後ろに付かれること自体は特に嫌ではないのですが如何せんこの風なので「交代してくれないかなー」と思いつつ走ってましたが都幾川村役場の交差点まで結局引きっ放しで左折した途端あっさり抜かれ置いていかれてしまいました。でも抜き際に一言礼を言われたのでまあいいですけど。

 補給なしだし北風で結構足を使ってしまったので峠TTはきっとダメダメだなーと思いつつ白石峠アタック開始。山降ろしの風もそこそこでやっぱりキツイ、えっちらおっちらゴールしてみるとベストタイムより2分も遅く、まあ順当な結果でしょうか。

 そのまま大野峠へ登り始めると早くもエネルギー切れの兆候が。出掛けも何も食べずに出てきたので予想通りと言えば予想通りですが、このままだましだまし走ります。
 奥武蔵グリーンラインは下界より多分3,4度位は低い感じで、シューズカバーをしてなかったのでつま先の感覚がなくなってきました。でも木々の間から時々見える遠方の下界の眺めは抜群で走っていてとにかく気持ちが良いです。澄んだ森の空気を吸い込みながら木漏れ日の不思議な描画の道を独りで淡々と走るのは精神衛生上非常に良い時間です。

 顔振峠では結構な数の観光客の間をすり抜け、権現堂林道ではエネルギー不足でかなりのスローペースでしたが何とかこなし、宿谷の坂を気持ち良く下って下界へと戻りました。下界はかなり暖かく感じられました。

 帰宅後自転車を降りたらかなりバテバテ、やはり100km走るのに補給なしというのはいけません。練習という面ではノンストップという自分に課したノルマをこなしたという以外はあまり収穫の無い走りでした。
 でもまあ、冬枯れの林道を気持ち良く走れて気分爽快ということで良しとしましょう。