週末は佐渡ロングライド210を走ってきました。今年で3度目のエントリーで、コースもおおよそ頭に入ってますし、とりあえず今年で最後のつもりで参加しました。
今回もサイスタメンバーの4人ツアー（のりさん、osozakiさん、みゅうさん）で自家用車での佐渡上陸です。
事前の天気予報はピンポイントで当日は終日雨。望み薄とは思いつつも、いざ新潟港に着くと徐々に気分も盛り上がります。駐車場のツアーバスの中にメカニックの永井さんを発見。永井さんも走るのだとすれば、スーパーメカニックのプライベートバイクは一体どういうものなのかどうしても見たくなりました。
佐渡上陸後、受付を済ませて常宿へ直行。この頃にはもう雨も降っていましたが明日のことは明日考えることにして、事前の禁酒宣言もあっけなく撤回し一昨年盛り上がった居酒屋で前夜祭。やっぱりガンガンに酔っ払いました。
当日、朝目が覚めるとやはり雨がしとしと降ってます。二日酔いで準備もおぼつかないままスタート地点へ。とりあえず車列に並びますがテンションは低め、でもまあここまできたので気を取り直して走らねば。
6時5分にスタート。小雨の中をゆるゆると走り始めます。のりさん、osozakiさん、みゅうさんが前方に見えますがなかなか追いつかず、「あれれ？俺は今日駄目かあ」って感じです。1度は列車に絡めたもののその後は失速して3人の背中を遠目に見ながら走ります。
スタート前に何となくトイレに行きそびれて近いところでさっさとトイレ休憩するつもりで走っていましたが、20km地点の相川はトイレに長い行列ができていてパス、その後も見つけるトイレには行列ができていてなんかもう面倒臭くなってとりあえず100km地点の両津BSまでノンストップで行くことにしました。
今回は意外に酒が抜けるのが早くZ坂の手前でちょっと回復して来ました。Z坂を適当にやり過ごし大野亀を抜けて海沿いの平坦路に出てからちょうどいい速度の列車に乗ることができ、ローテーションで40m/hで巡航します。先頭に出てもちゃんと引けたので酒も殆ど抜けて調子が戻ってきた感じです。
9時45分頃に両津BSに到着。弁当を食べて20分ほど休憩し再びスタート。走り始めはやっぱり寒いです。雨は相変わらず間断なく降り続いてます。
今回は参加者が多いせいか両津を過ぎても結構な数のライダーに遭遇し、4人ほどの列車を形成し35km/hで巡航、140km地点の多田ASで列車は解散、私は止まらずに先を目指します。
しばらく走っていたらさっきのトレインの中の1人の1164番さんが追いついてきて再び2人で先頭交代、162km地点の小木ASまでスムーズに到達します。1164番さんはここで休憩とのことで、ここからは一人旅の始まりです。
この頃には雨が強くなり、天気予報はピタリと的中。でもまあそんなに調子は悪くないし一昨年前は暴風の中の佐渡を走った経験があるのでそれほど苦には感じません。ただ170kmを過ぎた辺りでハンガーノックの兆候を感じ、この調子で田野浦と井坪の激坂は厳しいと判断してペースをガクッと落とし180km地点の素浜ASで補給を摂ることにしました。
今回うっかりしてスプロケを23Tのままで来てしまったのですが、何とか激坂2発をやり過ごし、素浜ASでパンをほおばります。
休憩後素浜坂と国道坂をこなしたところでハンガーノックの症状も完全に収まり元気が出てきました。向かい風も殆どなく一人巡航でも30km/hを超えるスピード維持することができ、ゴール前の直線では一もがきして14時32分にゴールしました。
この悪天候の割には疲労感も殆どなく、意外に上々の調子だったので去年の自分よりは少しは強くなったかなとちょっとした充実感です。
3人のメンバーも無事完走し、早速宿に向かい待ちに待った温泉＆宴会で荒行の疲れを癒します。旨い料理と酒と尽きない自転車談義で楽しい時間が過ごせました。
翌日は風は強いもののばっちり快晴、やっぱり佐渡を走るにはこうじゃないとって感じで、来年もきっとエントリーしちゃうんだろうなあと漠然と思いつつ佐渡を後にしました。
今回御同行頂いたのりさん、osozakiさん、みゅうさん大変御世話になりました。非常に楽しいツアーになりました。是非来年もまた宜しく御願い致します。
ちなみに写真は翌朝、皆でドロドロになったバイクの大洗車大会の模様です。
