未来は来たのか?(お台場に1/1GUNDAMを見る)

 今日はお台場の潮風公園に造られた1/1GUNDAMを見に行ってきました。コースは荒川CRを秋ヶ瀬公園から河口まで下ってお台場にアプローチします。荒川CR下流方面へは以前は足繁く通ってましたがトラブル多発で規制が厳しくなってから殆ど行っていません。お台場のGUNDAMも凄い人気らしいのでこのプランは平日限定です。

 今日は自走で秋ヶ瀬公園に向かいます。病み上がりなのでペースを上げ過ぎないようにチンタラ走ります。スタートは7:30なのに既に暑い!これは今日はハードな走行になりそうです。
 荒川CRに入りひたすら南下します。河川敷のグラウンドには人気がなく、予想通り非常に走り易いです。それにしても今日は身体か軽い、昨日まで風邪でダウンしていたことを考えると改めて健康の有難味を思い知ります。

 路面には夥しい数のミミズの集団焼身自殺の屍骸が散乱しています。余程地中が熱くて堪えられずに移動しようとしたのでしょうが、気の毒なことです。

 河口に辿り着き一般道に入ります。都心の車の数は凄いです。

 程無く潮風公園に到着。既に多くの人が公園の中に向かっているのでその流れに乗ってみると、GUNDAMを発見。

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 1/1のスケールを目の当たりにするとなかなかの迫力でわざわざ見に来た甲斐がありました。が、平日なのに凄い人出で足元には行列を作っているし、近くのグッズショップにもかなりな行列ができていたのにはちょっと興醒めです。

 とりあえずぐるっと回って写真を数枚撮り、ちょっと休憩をしてそそくさと潮風公園から離脱します。

 再び荒川CRに戻り北上しながら、GUNDAMの姿を反芻します。実物大の姿を見て「実際のスピードで動くアクチュエータってどんなだよ」とか「とりあえず首が動いていたけどあのスピードではシャアは捕捉できんだろ」とか「あのアームとレッグを支えられるだけの骨格を考えると腹にコアファイターは入らんだろ」と割とネガティブな妄想を膨らませてしまいましたが、まあ未来にはきっと技術的にブレイクスルーされるのでしょう。

 それにしてもGUNDAMが初放映されてから30年、リアルGUNDAM世代の私としてももう30年前の話なのかと今更ながら驚きますが、良く考えてみると30年経ってとりあえずモックアップが立ち上がっただけというのはどう捉えるべきなのか悩むところです。別の筋では2001年には既に木星有人飛行が実行されていることになってましたけど駄目だったし、やはり未来は我々の想像力を超えるスピードでは来てくれないようです。と言うよりちょっと違った方向に向かっているのかもしれません。

 更に30年後、60周年GUNDAMプロジェクトで果たしてフルファンクションのGUNDAMが起動しているのか、そしてそれを自転車に乗った70歳過ぎの私が見に行くのか、その日が来るのを楽しみに待つことにしよう。