押しても駄目なら引いてみる

 今日は予定では会社のチームの走行会でしたが、天気予報が芳しくなく昨夜早々に中止にしてしまいました。しかし朝起きてみると薄日が差しているので、悔しいのでいつもの荒川CR->入間川CR100kmノンストップLSDコースを走ることに。

 昨日はようやくシートポストの入れ替えを行い、ついでに異音発生で導入を断念していたマグネシウムのシートクランプに再挑戦しました。

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 セットバック20mm位の新しいシートポストでサドルがばっちりセッティングできましたが、シートクランプは前回と同様やはり異音が発生します。
 音的に何かが歪んで当たっている感じなので必ず原因があるはず、と今回はフレームのシートクランプの間にわずかにできる隙間をビニールテープで埋めてみたりと色々試行錯誤を繰り返しますがなかなか改善が見られません。

 とりあえず今日はそのクランプを付けっ放しで荒川CRへ向かいます。相変わらずの異音で気分が悪いです。走りながら漠然とシートクランプの形状を思い浮かべていて、ふと、アルミクランプよりマグネシウムクランプの方が同じ締め付けトルクでも形状の歪が大きいことに気が付き、更に締め付けた時の割の間隔が狭くなっていることに気付きました。
 もしかしたら締め付けトルクを緩めて割の間隔を広げてみたら改善されるのではと、路肩にバイクを止めシートクランプのネジを適度に緩め、再び走り始めます。

 すると・・・、

 異音が消えた!!!

 どうやら規定最大トルクまで締めていたのが災いしていたようです。あとはシートポストがずり下がらなければパーフェクトですが、とりあえず普通にサドルに腰掛けて100km超を走りましたがサドル位置は動かず一安心。まだシートポストの仮組みでカーボンアッセンブリーコンパウンドを使っていないのに上手く固定されているのはかなり安心感があります。

 これで念願の特注黒いシートクランプがばっちり使えるので、かなり嬉しいです。ちょっと大袈裟ですが、ORCA2009モデルに採用されているマグネシウムクランプは私のDIVAが女性専用モデルというレッテルから脱却しスペシャルバイクに変身するためのアイデンティティといっても過言ではありません。ルックスもビシッと決まり、気分爽快です。
 後はもうちょっと乗り込んでサドル高が決まったらシートポストをカットしてサドル部分のセッティングは終了です。

 DIVA完成までもう一息です。