久しく使っていなかったハンディ・ナビゲーションNUVI250を復活させました。
以前、都民の森走行会の時の土砂降りで水浸しになりLCDディスプレイがぐちゃぐちゃになっていたのを、海外からLCDパネルユニットを取り寄せ、ついでにバッテリーを新品に交換し、修理完了しました。
このナビはALPSLAB ROUTEで作成したコースデータをウェイポイントとして流し込むことができ、これを画面に表示することでコースをトレースすることができるなかなか便利なものなのですが、欠点としては連続動作時間が短いことです。内部バッテリーのフル充電でも5時間ちょっとしか持たず、ロングライドではかなり厳しいです。
当然外部バッテリーが欲しくなるわけですが、純正品はなくサポートもされていないので、何とかならないかと色々調べてみたところ、市販のUSB出力付きのバッテリーが使えそうなので早速購入しました。エネループの「KBC-L2」です。
物が届いてから早速繋いでみましたがここで問題発覚、バッテリー付属のUSBケーブルだとナビがPCに接続されたと勘違いして、接続中画面のまま固定されてしまいナビモードになってくれません。調べてみると、どうやらナビの電源投入後USBケーブルをあるタイミングで挿すと上手く動いてくれるとのことで、何度が抜き差しを繰り返すと確かに外部電源からの充電モードでナビが使えるようになり一安心。
早速昨日の初ブルベ・BRM905埼玉200で実戦配備しました。本来ブルベではコマ図やキューシートを見ながら走るので、ナビ使用は邪道かとも思いましたが、初めて走る道でコース検索に余計な労力を使いたくなかったので、ここはひとつ文明の利器に頼ることに。
スタートしてから順調に進み、折り返し地点のヤビツ峠を下ったところで内部バッテリー切れ、やはり5時間でアウトになりました。早速外部バッテリーを接続しましたが、PC接続モードから上手く脱却できません。10分近く悪戦苦闘してようやく充電モードになり再スタート。
このまま5時間弱でゴールしましたが外部バッテリー駆動でまだ動いていましたし、試しに外部バッテリーを外してみると内部バッテリーがフル充電されていましたので、外部バッテリーが切れても再び内部バッテリーが使えることになります。合計で15時間は連続使用が可能な見込みで、これだけ持ってくれれば私の現在の連続走行距離を充分カバーできます。これは大成功です。
あとは接続不具合を解消するだけですが、今日100円ショップでUSBケーブルを買ってきて改造して充電専用USBケーブルを作りました。信号線をちょこっといじるだけの簡単な改造ですが、結果はばっちり動いてくれました。
これで対ロングライド用ナビシステムができあがりました。昨年は主催者の不備でコースをロストし痛い目に遭わされた奄美大島チャレンジサイクリングですが、今年はこのナビシステムを投入し自立走行で行こうと思います。