仮組みから本組みへ

 今日は新バイクDIVAの試走を兼ねていつもの荒川CR->入間川CR100km無休憩練習コースを走ってきました。

 昨日は早速新しく導入したSPECIALIZEDのサドル「TOUPE」を装着し多摩湖CRに出撃したのですが、1周も回らぬうちに雨が降り出し敢え無く撤退しました。

 帰宅後はいろいろと違和感のあったポジションの再設定を行いました。まずはサドル高がちょっと高い感じがあったので2mm程下げました。
 次は以前からかなりの違和感があったハンドル周りのセッティングの見直しです。新デュラのSTIレバーは78デュラから大きくデザインが変更され、ブラケット部分がほぼ完全にフラットになったので、ハンドルのトップと面一でセッティングすると、ブラケットを握った手首が前方向に滑ってしまうような感じが強くあって78デュラのグリップ感に慣れていた私はかなりな不安定感を憶えていました。
 そこでSTIレバーを少し手前方向に寄せて上に立てるような感じでセットし直しました。ついでに仮組み状態でケーブルを長めにセッティングしていたのを切り詰めてハンドル周りをすっきりさせました。

 で、今日の試走ですが、DIVAに跨り走り始めるや否やブラケットの握りの感じがメインバイクのBERGや通勤用のVIGOREと同じフィーリングになっていて違和感が解消されました。まるで別のバイクです。変速操作もかなり扱い易くなり今まで79デュラのSTIレバーに対する悪いイメージがほぼ解消されました。要するにちゃんとセッティングできていなかったということですね。

 次にサドルですが、最初のフィーリングはちょっと硬めで局部的に違和感があり、これは距離を走るとだんだん痛みに変わってきそうでどうも「合わない」サドルの予感です。
 50kmを過ぎても大体同じ様な状況ですがとりあえず痛みが出てくるような感じはありません。少しずつ尻を動かしてスイートスポットを探しながら走っていると、90kmを過ぎた辺りで何となくフィットするポジションが見つかりました。ペダリングにも特段の支障はなく、乗り初めのいまいちな印象から良い方向に変わりつつあります。
 100km超を無休憩で走って帰宅しましたがとりあえず痛みが出ることなく走り終えることができたので、このサドルはとりあえず「落第」を免れ今後の「追試」に期待を繋ぎます。
 まだちょっとサドル高が高い感じがあるので更に2mm程下げ、後は後退量を調整してスイートスポットにすんなり座れるようにセッティングし直す必要がありそうです。

 今のところ座り心地ではやはり本命はFizikの「ANTARES」ですが、ルックスと今後の軽量化への発展性では「TOUPE」に分があるのでセッティングの見直しでどれだけ座り心地を改善できるかやるだけやってみようと思います。

 新バイクDIVAを組み上げてから結構時間が経ってしまいましたが、少しずつセッティングが煮詰まってきて違和感が取り除かれてきています。完成までもう一息です。