リカバリー


 今朝起きると案の定身体は疲労感がたっぷり、やはり昨日のハンガーノックのダメージはしっかり残っています。
 でも天気もいいし気持ち的には走りたいので、とりあえずリカバリーランに出ることに。

 その前に昨日のブルベでダメージを負ったシートポストの修理です。まずはカーボンレールの締め付けトルクを限界値をネットで調べると、18Nmであることが判明。一般的なカーボン製品の5~7Nmが先入観であったのですが、よく考えてみるとカーボンレールは中空ではないのでこれ位の高い数値なんですね。なんてことはない、ヤグラの締め付けトルクの限界値11Nmより高いので、今までの締め付けトルクが全然足りていなかったことが判明しました。
 次に滑り止めの強化でTACXのカーボンアッセンブリーコンパウンドを使用します。件のシートポストはヤグラもカーボンでできているのですが、そう言えば今まで何でこれを使ってなかったんだろうって感じです。
 シートポストとヤグラの接触面と締め付けボルトの裏の接触面にたっぷりとコンパウンドを塗り、締め付けトルクの限界値までしっかりと締め付けて完成。
 とりあえずこれで暫く様子を見てみることに。

 サドル修理完了後早速試走で多摩湖CRへ向かいます。

 身体はガタガタだけど、20km/hそこそこののんびりペースで流していると何となく身体が癒されているような感じで心地良いです。
 坂道をシッティングのまま登ってみたり、路面の悪い所もシッティングのままでそれなりに衝撃を加えてみましたが、サドルが動いている気配はなくとりあえず大丈夫そうです。次回は現象が発生した時と同じ長い上り坂でテストしてみようと思います。
 まずは30km弱を走ってリカバリーランは終了です。

 次に、先週雪の中を走ってドロドロになっていたBERGの洗車です。駆動系がピカピカになりましたが、注油をしてもどうもスプロケットのギアチェンジの動きが鈍いのが直りません。
 1ヶ月ほど前から何となく気になっていたのですが、駆動系をここまで綺麗にしても直らないとなると、原因は他にありそうです。次にSTIレバーの注油です。ここに素人が注油するのは推奨されていませんが、背に腹は代えられないので、メンテルーブを差してみるも改善せず。
 こうなるとインナーケーブルの動きが渋いのではないかと思い、ケーブルのグリスアップをしてみようと一旦インナーケーブルを抜こうとするも「あれ?抜けない!?」。STIレバー側からケーブルエンドが顔を出してくれません。かなり力を入れて押し出してびっくり。STIの内側に巻き取られる部分のケーブルが切れかかっているではないか。これじゃあまともにケーブルが動くはずがありません。というよりこの部分がこんなことになっているなんで予想だにしていませんでした。

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 急いでショップに走りケーブルを買ってきて交換してみると、何事もなかったかのように普通に動作するようになりました。

 毎度のことですが、動作不良の原因が判明して解消されるというのは非常に精神衛生上良いです。

 明日は年度末の有休消化で休みなので、整備後の試走を兼ねていつもの荒川CRのLSDに行く予定です。