馬鹿の大喰らい

 今日は久し振りに会社チームの走行会でした。
 入間川CRの起点豊水橋をスタートして目指すはかねてから一度言ってみたいと思っていた久喜の「奥会津」です。この店はそば・うどんの大盛りで有名な所です。

 朝、今日はDIVAで行こうと思っていざバイクに跨ろうとすると、ハンドルがふにゃりと御辞儀をするので一瞬何が起こったのか理解できず、ステムのねじが緩んだとかと思ってよーくみたらハンドルクランプが割れているのが発覚しびっくり。(これは後日改めて日記に書く予定)
 気を取り直してBERGでスタート地点に向かいます。

 8時過ぎにスタート。今日の参加メンバー5人のうち3人が富士チャレンジの200kmソロに出走するので、とりあえず高速巡航のトレインの練習を兼ねてガシガシ走ります。風もなく気温も一頃の猛暑に比べればかなり下がって快適なサイクリングです。
 入間川CRの終点から直で奥会津に向かうと18km弱で直ぐに着いてしまうので、荒川CRを北上し大芦橋を折り返す遠回りで距離を稼ぎます。

 順調なサイクリングで11時半を回ったところで無事に目的地に到着。既に多くの待ち客で賑わっています。
 程なく店の中に入って待っている間、既に食事をしている御客の様子を観察していると、噂に違わず物凄い盛り。これは大盛りは絶対に食べ切れないと中盛に方針転換、しかし事前にインターネットで確認してた看板メニューのかき揚げセットは初志貫徹で注文しました。

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 席について暫く待っていると膳が運ばれてきました。中盛でも圧倒的な破壊力の盛の量で、更にかき揚げが馬鹿でかい!後悔しても後の祭りでとりあえず写真を撮ってから、格闘開始です。
 箸が止めたらその時点でアウトなのでひたすら食べ続けますが、”山”はちっとも低くなりません。最初のうちはサクサク美味しいかき揚げもだんだん飽きてきました。30分ほどの格闘の末、今回ばかりはさすがにどうやっても食べ切ることは不可能とそばもかき揚げも1/4ずつ残して痛恨のギブアップ、御持ち帰り様に備え付けてあるビニール袋に詰めました。周りを見回しても皆袋に詰めていて完食している人は見当たりません。

 どうやら店の選択を完全に履き違えたようです。

 パンパンの御腹を抱えて店を出て、”御土産”をサドルにぶら下げ再び豊水橋を目指して走り出しますが脚が痺れて回りません。どうやら血液が胃袋に集中しているみたいで、おまけに腹式呼吸が全くできず息苦しくてまともに走れません。
 必死の思いで何とか無事にスタート地点まで戻ってきました。

 サイクリングの途中で食べ過ぎるとどんな目に遭うか十分に思い知りました。今後のサイクリング企画には常識的な盛り付けの御店を選ぶようにします。