昨日の自業自得の通勤用バイク破壊から一夜明けて、今日は新通勤用バイクの試走をしました。
昨日は午後から新宿の中古ショップに出向き、予めネットで目を付けていた中古のフレームの品定めです。そのフレームはトライアスロン用に作られており、トップチューブが短くシート角が立ってヘッド角が寝ているというかなり特徴的なジオメトリで果たしてちゃんとポジションが出せるのかかなり不安です。おまけに色が自分で選べるならまず選ばない好みから大きく外れたものだし、傷だらけで御世辞にも美品とは言い難い状態でした。
しかし、3万円を切る値段は予定外の負の出費を考えれば負担を軽くできるし、また奇しくも今朝まで乗っていたクロモリフレームと同じVIGOREだし、そして何と言っても現物が目の前にありこれを持って帰れば直ぐに組み立てられて明日にはまた自転車通勤ができるとあり、数分間の逡巡の後結局買って帰りました。
帰宅後早速組み立て開始、短いトップチューブに合わせ眠っていた100mmのステムを付けてサドル後退量を大きく取って、今までと同じポジションになるように調節しました。3時間の後組み上がりました。改めて完成車を眺めてみるとかなり特徴的なフォルムです。ホイールベースが短めでトップチューブが前下がりにスローピングしていてまるでTTバイク、確かにこれはトライアスロン用のバイクです。
そして今朝、早速試走を兼ねて自転車通勤開始。走り始めて直ぐに路面からの振動が今までになくしっかり伝わって来てるのがわかりました。予想通りのアルミフレームの感触です。そのうち雪が降り出しおまけに前輪をパンクしてしまいインプレどころではなくなってしまいました。そして昨日の自爆現場を通過、今回は慎重にクリアしこれで昨日の嫌な感じが少し払拭できました。
帰り道は路面もすっかり乾いていて、再びインプレ開始。サドルとハンドルに伝わってくる振動はやはり今までのクロモリの比ではないくらい大きく、家に帰り着く頃には尻に相応のダメージがあってこれはパッド入りのパンツが必要になりそうな感じです。
一方で、非常に”かかりの良い”感じです。踏めばそのまま動力に変わる感じでこれも明らかにクロモリの反応とは違います。
総じてアルミフレームらしい”じゃじゃ馬”なバイクで、面白いけど疲れそうです。
もう少しポジションを追い込んだら、写真をアップする予定です。