もう一つのブルベの愉しみ方

 去年からブルベに本格的に参加して、そこそこの数のイベントを走ってきました。基本的にはロングライド系のイベントが性分に合っている私としては、ブルベも楽しめる部類に入るのですが、それでも現時点での自分の許容範囲を超えた距離を走ったりとんでもない獲得標高差の坂を登ったりするので、走っている時は必ずしも楽しんでいるとは限らず、むしろ苦しみながら「何で自分はわざわざこんなキツイ思いをしてまで走っているんだろう」と思いつつ走っていることがままあります。

 それでも、そういう自分の限界にチャレンジするイベントだからこそ走り終えた時の達成感もひとしおで、それが次のイベントへ再び駆り立てる原動力になっていることは間違いありません。
 とりあえずサイスタの日記でレポートを残しておいて、後日読み返して苦しかったことや楽しかったことを思い出しつつ次へのモチベーションを高めたりしています。

 最近になって、ブルベのもう一つの愉しみを見つけました。それは他のブルべライダーのブログを読むこと。特に自分の走ったイベントに参加されていたライダーのブログを読むのはかなり楽しいし興味深いです。
 同日の同じコース・シチュエーションをどの様な状態・気持ちで走っていたのかというのがとても面白いし参考になります。実際に走っている時には一人のことが多いけれど、こうやって他のブルべライダーのたくさんのブログを目にすることで「同じ日に同じコースをみんなで頑張って走っていたんだなあ」と改めて共感を覚えます。
 そうやって他のライダーのブログを徘徊するうちに、たまに私に関する記述に出くわすことがあって、お褒めの言葉なんかがちょこっと書いてあったりすると素直に嬉しくなってしまいます。まさしくその日に自分も走っていたんだなあと実感します。

 装備や走り方、補給の取り方なんかも非常に参考になります。他のライダーのブログを通してたくさんの情報・知識を得ることができました。
 改めて、インターネットの有益な使い方を会得して、ほんと便利な時代になったものだと思います。

 さて、今月末はBRM326埼玉400。PBP出場権獲得に向けて正念場の400kmが待ち構えています。身体も気持ちも装備も抜かりなく準備せねば。

 閑話休題。会社の広報部から「本社ロビーで社内スポーツ活動と当社製品のコラボ展示をするので、君の自転車部も採用したいのだが、掌サイズの物で一目で自転車と分かる物を持ってきてくれ」なる依頼が舞い込んで来ました。
 掌サイズの1個で普通の人でも一目で自転車を想像できる物と言われて、私レベルだととりあえずスプロケットかリヤディレーラーのどちらにするか思案中。他にこれという物があれば是非アイディアを下さい。