5回目の佐渡(佐渡ロングライド210を走ってきた)

 5/15(日)は佐渡ロングライド210を走ってきました。

 今回のメンバーはデンデンさん、みゅうさん、ひたちやさんと私の4人で例年通り自家用車で佐渡上陸、前夜祭は宿近くのいつもの居酒屋で酒量充分の楽しい宴会となりました。

 今年で佐渡は5回目、コースもほぼ熟知できているのでペース配分もイメージしやすく余裕を持って走れます。佐渡は私にとって日頃のロングライド練習の成果を全て出し切る、言ってみれば”最高の練習コース”です。まずは中間地点の両津BSでの1ストップで最後までタレずに走り切ることを念頭に臨みました。

 当日朝はちょっと余裕をかまし過ぎで近場の駐車場に停めることができずスタート時刻の6:00を過ぎてスタート位置に到着する羽目になり、かろうじてAコース210km組の最後尾でスタートすることができました。

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 6:15スタート、前日の酒は残っているものの例年に比べれば二日酔いの症状は軽微で調子はまずまずです。出だしで後れを取ったので序盤から飛ばし気味で、先を急ぎます。
 去年は割と早い時点でいい列車に乗ることができ、かなりの巡航速度で走れたのですが、今年は最後尾スタートのせいか目ぼしい列車がなく、ひたすら一人で走ることに。結局両津BSの手前15kmくらいのところで脚の合ったライダーと2人でローテーションができたくらいでした。

 100km過ぎの両津BSには9:43着。去年より若干遅い到着でした。弁当を食べて休憩の後10:00過ぎに出発しました。

 気持ち左膝が痛いもののそれほど走りに影響はなく、ペースを保って走ります。一人で走っていたらいつも間にか後ろに数名付いていたので先頭交代を期待したのですがなかなか前に出てもらえず、でもまあ追い風基調だしいいかとそのまま先頭を走りました。
 162km地点の小木ASで再び一人旅になり淡々と走っていよいよ御待ちかねの180kmちょっと前の井坪の激坂にさしかかりました。毎度の如く2段3段とググッと登り上がる激坂が脚を痛めつけますが、5回目ともなると慣れたものでタレることなく攻略、我ながら年季の余裕を感じました。
 予定通り180km地点の素浜ASを素通りし、長い素浜坂にアタック開始。これも坂の長さが頭に入っているのでペースを上げ過ぎずにしっかり攻略しました。
 例年このあたりでハンガーノックになりそうになるのですが今年はそんな様子もなく、体調に不安はありません。最後までタレずにペースを守ってしっかり走り切り、210kmをがっちり踏み続けた両脚に心地良い疲労を感じながら13:45にゴールしました。完走タイムは7時間30分で去年より10分及びませんでしたが、去年はかなりの距離を列車に乗って走ったことを考えれば、今年は我ながら上出来な走りができました。

 同伴メンバーの御三方も余裕の完走で、最高の佐渡ロングライドを満喫しました。

 完走後は例年通り宿で温泉&宴会で和気藹々と疲れを癒し、まさに”大人の遠足”をしっかり楽しみました。

 いつも行く前は今年で最後かなーと思ったりするのですが、何度走っても佐渡のコースは面白く、そして少しずつでも実力の伸長を見ることができるのは何よりの楽しみで、来年もまた”最高の練習コース”を走りに来たいと思ってしまいました。