Randonneur 5000

 1週間ほど前、去年のうちに申請していたランドヌール5000の認定証が届いていたのだが、改めてゆっくり見てみた。

 ACPの人が書いた宛名のある封筒。この文字を見ただけでPBPの時に見たフランスの情景が甦って来る。

 認定証。認定番号は1916。
 ブルべとはもともと”認定”を意味する言葉なのだが、この認定の数や種類を積み上げていくと表彰される。1年間で200km、300km,400km、600kmを完走し認定を受けると”Super Randonneur”という表彰を受ける。更に4年間で5000km分の認定を受けると”Randonneur 5000”という表彰を受けることになる。ただし5000kmの内訳には幾つかの必須条件があって、

1.ACP認定BRM全シリーズ:200、300、400、600、1000km
2.パリ-ブレスト-パリ ランドヌール1200kmを1回
3.Flecheを1回

を全てクリアしなければならない。
 Audax Japanの解説ページはここ。
http://www.audax-japan.org/Randonneur5000.html

 この賞は1961年に創設され、認定番号は創設時からの通し番号になっている。私の認定番号は1916だから50年間ちょっとで世界中で2000人程しかこの称号を手にしていないことになる。そう考えるとちょっと凄いかも知れない。振り返ってみれば2009年の9月に初めて200kmブルべを走ってから去年の福岡1000kmで権利を得たのでちょうど3年での達成だ。始めた当初はこんな表彰があることすら知らなかったが、無我夢中で積み上げていくうちにいつの間にかここまで来ていたという感じである。
 PBP完走は勿論のこと、去年の福岡1000は台風の中の命懸けの完走あり、雨風暑さ寒さやら山やら夜やらを越えて時には痛みや眠気と戦いながら文字通り体を張って走り続けてきた。
 しかしここまで来てみると5000kmという距離は確かに長いが正直それ程のインパクトはない。ブルべライダーにありがちな”距離感が壊れる”とはこのことだろう。


 一緒に入っていたメダル。

 賞状とかメダルとか子供の頃に貰って以来だが、妙に嬉しい。取り敢えず認定証を飾ろうと額縁を買って来た。

 100円ショップには随分と立派な物が置いてあってこれが100円かとちょっと驚いた。

 額縁は同じ物を2個買って来た。何故かというと今年新たに”Randonneur 10000”という表彰が新設されたからだ。
http://www.audax-japan.org/Randonneur10000.html
 6年間で10000kmを積み上げるという次なる目標に当然チャレンジするという意思表示である。