2013AJ千葉忘年会

 先週末のAJ千葉忘年会のことを1週間遅れでようやく書き始めた。
 今週は週頭の旭川出張から戻って来てからずっと体調がいまいちでメンタル的にも低調な状態が続いて、おまけに仕事が山積みでかなりしんどい思いをした。天候も雨続きで結局平日は丸々自転車通勤はできなかった。何とか週末に漕ぎ着け昨日は6日振りに自転車に乗ったが、病み上がりで何か月も自転車に乗っていなかったが如く全然走れなかったが、今日はそこそこ強度も上げることができてまずまず乗れたので復調してきた感じだ。

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 12/14〜15、AJ千葉の忘年会に参加した。2010年に初めて参加して以来2回目となる。当初、今年はノーマークだったのだが開催1週間前位にツイッターでまだ募集中の書き込みが目に留まり、急に思い立ってエントリーすることにした。
 会場は2010年の時と同じ、千倉海岸のマリンハウス六治郎。あの時はコースが決まっていて確か富津をスタートしたと記憶していたが、今回は決まったコースはなく好きに走って現地集合となっている。
 コースは距離短めで時間的に余裕を持って走れることを念頭にチャチャっと引いてみた。
往路

復路

 往きは内陸部でちょっとだけ登りを入れて帰りは海沿いの平坦路を走るという、余り捻りのないコース。シーズンオフだし忘年会なので余り無理はしない設定にした。

 土曜の朝は10時半に家を出た。スタート地点の袖ヶ浦海浜公園には正午過ぎに着いて、六治郎には夕暮れ位に到着の目算だ。

 が、首都高は大渋滞。これを想定してなかったのは単純にミスだ。全く動かない車列に普段ならイライラするのだが、今日は先日仕入れた新しいクリスマスソングがなかなか当たりだったのでのんびりと過ごす。

 結局袖ヶ浦に着いたのは13時過ぎ。もたもたと出走準備をして走り出したのは結局13:30、当初予定から1時間の遅れだ。

 ちょっと風があるが昼下がりの東京湾は穏やか。
 風は向かい風基調だが、のんびり走る。

 館山方面をひたすら目指す。

 JR内房線佐貫町駅に到着。今回参加した理由の一つはここからマザー牧場まで走ることだ。
 小学生高学年の夏、マザー牧場で行われていた少年少女キャンプに参加した時のことだ。九州の片田舎からブルートレインに乗って単身上京し、そこから電車を乗り継いではるばるこの駅までやってきたのだが、待ち合わせの時間はとっくに過ぎて誰もいない寂しい駅前に降り立った。どうしていいかわからずにしばし途方に暮れていたが、とりあえずマザー牧場に向かおうと駅の前の道を歩き始めた。車通りの少ない山道に入って独りとぼとぼと歩いていたら、行方不明の私を捜索していたスタッフの車が通りかかって無事に保護された…という思い出がある。
 今回はそのコースを35年振りにトレースしてやろうという企画である。車載カメラで道程を録画する。

 序盤の道は正直全く記憶になかったのだが、県道163号からマザー牧場への近道となる枝道に入った途端、あっと思った。この道は確かに記憶にある。この道をとぼとぼと歩いていて大きなカーブの上から下って来た車に助けられたその場所は確かに記憶に残っていた。拾われた場所からマザー牧場まではもう余り距離はなかったので、かなり近い所まで歩いてきたことになる。幼い自分は間違いなくマザー牧場を目指して歩いていたことが分かって、何かすっきりした。

 マザー牧場に着。当初予定では園内に入って観て回ろうと思っていたが、出遅れて到着が夜になりそうだったので、また別の機会に出直すことにする。

 ブルベユニットに追加された車載カメラ。ちょっとメカメカしくてかっこいい。でもカメラマウントが華奢で雲台のネジをしっかり締めても動いてしまうので別の物を探す必要がありそうだ。

 鹿野山からの眺め。冬の日暮れ前のうら寂しい感じがいい。

 鹿野山を下って先を急ぐ。
 山道を淡々と走るうちに徐々に日が傾き暗くなってくる。

 日が暮れた。残り距離は20km位あるのでもう少し時間がかかりそうだ。

 終盤でようやく海沿いに出てちょっと走ったら現地に着いた。時刻は17:40。

 宿の玄関を開けると、AJ千葉の高橋代表の出迎えを受ける。無事に着いてほっと一息。
 部屋に入って風呂に入ったら直ぐに宴会へ。

 これから楽しい宴が始まる。

 どーんと船盛り。

 2010年の時からはそこそこ顔見知りも増えたので会話も弾む。
 夜更けまで2次会は盛り上がり、そこそこ呑んで何時に寝たのか記憶にない。

 翌朝、二日酔いの重い頭を抱えて起床。

 千倉海岸の朝。清々しい。

 朝御飯。無補給で袖ヶ浦まで走るのでしっかり食べる。

 ぼちぼちと出立の準備。
 宿の前で記念の集合撮影の後しばしの歓談、参加者が三々五々帰途に就いていく。私も皆に挨拶をして走り始める。

 二日酔いで頭も体も鈍重だが、抜群の天気で気分はそれ程悪くない。
 千倉海岸の道を動画撮影する。

 海沿いの道をのんびり流しながら昨夜の盛り上がりの余韻を楽しむ。

 野島埼灯台。

 海沿いのアップダウンがちょっと堪えるが、今日の走行距離は短いのでプレッシャーは少ない。

 凄い所に神殿らしきものが。

 写真には残っていないが、県道256号沿いの閑静な住宅街が妙に印象に残っている。何度か通る度にそう思うのだが、何となく住んでみたい所だ。

 再び佐貫町駅通過。

 県道90号から国道16号への道は何度走っても精神的にキツイ道だ。

 袖ヶ浦海浜公園までの最後のストレート。1泊2日の小旅行もこれで終わり。

 無事に帰って来た。
 帰りの首都高は時間も早いせいか渋滞は全くなく、すんなり帰宅。

 AJ千葉忘年会で走った距離を加算した段階で、今年の年間総走行距離目標をクリアした。今度こそこれで年間の全ての走行イベントは終了した。

 自転車だけで繋がった人間関係って色んな意味でいい。AJ千葉忘年会には来年も参加できたらと思う。