昨日BRM926西東京200を走ってから一夜明けた。昨日はそこそこ頑張って走った割には今朝の疲労感は薄い。やはり天候的に曇りで気温が低めだったことが身体的ダメージを軽減したのではないかと推察している。走行レポートは下記の通り。
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9/26(土)、朝4時半に起床。取り敢えず雨は降っていないが肌寒い。半袖ジャージとレーパンでは寒いかも知れないと思い、念のためアームウォーマーとニーウォーマー、ウィンドブレーカーとレインジャケットを車に積んでおく。5時過ぎに自宅を出発、町田を目指す。
6時過ぎに町田のケルビム前の駐車場に入る。
まずは受け付けを済ませる。
ケルビムの新しいフレームにちょっと興味があるのでゴール後に見てみるつもり。
スタート地点の淡嶋神社に移動する。
ブリーフィング中。
今日のコースは町田から津久井湖傍を通って雛鶴峠を越え、河口湖を1周し籠坂峠を越えて足柄峠を越えて町田に戻ってくる200km。
獲得標高差は2800m超の中級山岳コース。実は9/26は当初何度も走ってコースも良く分かっていて山岳も緩いAJたまがわの定峰200が本命だったのだが、たまがわの方は競争率が高そうだし9/26のブルベを確実に押さえておこうと先にエントリーが始まったこの西東京200をコースもろくに確かめずにエントリーしたら成功してしまったという経緯がある。
車検をパスして7時ちょっと前にスタート。
相模原の街を抜けていく。埼玉1000の疲労は今のところ感じない。体調はまずまず。
津久井湖のダムの上を通過。津久井湖を過ぎると徐々に登りになっていく。
雲は厚く今にも降り出しそうな気配。泥除けを付けてくればよかったと後悔。
国道412号を左に逸れるとアップダウンが始まる。ここからのルートは何度か走ったことがあるので何となく覚えているがそこそこの勾配の小さな峠が3つ4つ連なっているという印象。
過去の印象通り勾配はきつめ。序盤と言うこともあり様子見で抑えて登る。
霧雨の様な細かい雨が降り出し、アイウェアに水滴がついて視界不良になる。勾配きつめの下りで急カーブの濡れた路面で後輪がスリップし落車しそうになって草むらに突っ込んでしまい肝を冷やした。以降下りはびくびくしながら走ることになった。
序盤のアップダウンはそこそこ脚に来る。
県道35号まで4つ程の小さな峠を越える。
県道35号に合流、ひとまずアップダウン区間は終わり。ここを左折して雛鶴峠までの長い登りが始まる。
上野原市に入る。
ここの登りの素性は良く分かっている。数日前に1000kmを走り終えたばかりなので200kmが短く感じられることもあって、PBPでも埼玉1000でも緩く走っていたので今日は練習のつもりでちょっと運動強度を上げて走ろうと思う。心拍レンジをミドルレンジ後半位まで上げてしっかり脚を回して登る様にする。
雛鶴神社通過。山頂はもう直ぐ。
9:18新雛鶴トンネル到達。
トンネルを抜けて下りに入る。
リニア実験線の駅を通過。
PC1まで一気に下って行く。
58km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:33。
補給食はポケットに入っているのでここではコーラを1本だけ飲んで10分程で出発。
富士吉田まで16km。国道139号は富士吉田まで緩やかに登って行く。さっきの雛鶴峠やこの後の旧鎌倉往還も含め、今日は緩やかで長い登りが多い。最近ヒルクライムの練習を全然やっていないので今日は心拍を普段より少し高めに保ちながら一定ペースで登ることを心掛ける。
単線なのに特急列車が走っているのか。
車通りが多く時折渋滞して止まるのが残念。ちょっと長い渋滞の先は警察が事故処理中だった。
あと5km。
バイパスとの交差点通過。
もう少しで長い登りも終わり。
河口湖の入り口に到達、この辺りで登りは終了。
河口湖畔を走る。トップシーズンに比べれば観光客は少なめ。
クイズポイントのある大石公園はもう直ぐ。
84km地点のクイズポイントに到着、チェックタイムは11:01。
これがクイズ。黄色い楕円のところに隠された文字は?
答えは「ブルーベリーの里」。ブルベカードの回答欄に書くのだが、ペンを持っていなかったので写真に撮って直ぐに出発する。
河口湖の西側はあまり走ったことがないのでちょっと新鮮。
ここが今日のコースの最西端。
河口湖を周回しつつ再び富士吉田方面に戻る。
河口湖から離れ国道139号に出る。相変わらずの車通りの多さで走り辛い。
旧鎌倉往還。山中湖まで8kmのうち5km位が登り。
この道も何度となく登っているのでペースはつかみ易い。
山中湖まで4km。登りはもうちょっとで終わる。
山中湖畔までは行かず、その手前で右折して裏道で籠坂方面に向かう。路面はしっかり濡れていてさっきまで結構降っていた様だ。
籠坂峠への登り。結構勾配があってきつい。
この合流で1.5km程の登りは一旦終了。この先国道138号に合流して籠坂峠を目指して更に登る。
と思ったら合流して直ぐに籠坂峠のピークだった。
籠坂峠を越えて長い下りを一気に下る。路面が濡れているので慎重に走る。
取り敢えず須走まで下り終えた。
国道138号をそれ県道150号に入っても下りは続く。
小山町に入る。小山町と言えば富士スピードウェイのある町か?
まだまだ下る。
足柄駅まで下って来た。PC2はもう目の前。
129km地点のPC2に到着、チェックタイムは12:45。
ここの御店にはこんな感じでさりげなくブルベを応援して頂いている様だ。
ちょっと御腹が空いていたのでしっかり補給する。ここであちこちのブルベでよく御一緒するナミキさんとしばし歓談。
この御店はバイクラックも完備。ナミキさん出発準備中。20分程休憩して出発。
足柄駅を通過。
足柄峠への登坂開始。
序盤からそこそこの勾配で結構きつい。私好みの九十九折の林道なので楽しく登る。今日は練習モードなので序盤の運動強度を最後まで維持する様に心掛けてしっかり登って行く。
神奈川との県境まで3km、ということは登りは3kmということか。ここまで3km位登って来てるのでちょうど中間地点か。
更に登りは続くが何とかペースを維持できている。
登りの途中、マサカリ担いで熊の背中に乗る金太郎の看板が幾つかあった。そうか、金太郎は足柄山にいたのか、だからこのブルベは金太郎なのかと今頃気が付いた。
そろそろ山頂か?
県境到達、ここがピークか。
約30分かけて足柄峠登坂完了。下りに入る。
下りは九十九折で道が細い上、路面が濡れて荒れている。序盤で滑って草むらに突っ込んでいるので、スピードを殺してそろりそろりと下って行く。
一旦下りが終了し、今度は通過チェックポイントの夕日の滝に向かって登り始める。
急勾配だが距離は1kmに満たない。
141km地点の有人チェックに到着。AJ西東京のスタッフさんに早速チェックを受ける。チェックタイムは13:45。
有人チェックは火も起きていて和やかな雰囲気。井出マヤさんの姿も見える。
焼きたての熱々を頂く。旨い。
短めの休憩で直ぐに出発。元来た道を戻る。
長い下りを更に下って行く。
川まで下って来た辺りで下りは終了。
平坦路をひた走る。残り距離は50kmを切った。ゴールまで2時間半、脚はまだ十分に残っているので、心拍はミドルレンジ真ん中位を目安にペースを維持して行く。
気温24℃。日差しがないので今日はそれ程暑く感じない。
再び登り。事前の地図読みではもう高い峠はなかったはずだが、これから先は細かいアップダウンが続く。
この道は確か今年の何かのブルベで走った記憶があるのだが、何のブルベだったかは思い出せない。この先もアップダウンが続いていたと思う。
平塚市に入る。
175km地点のPC3に到着、チェックタイムは15:06。
残りは25kmで1時間半あればゴールできる。補給はもう必要ないのでアクエリアスを1本飲んで直ぐに出発する。
伊勢原市に入る。
厚木市に入る。アップダウンは続く。
激坂が現れた。この坂は確かBRM620青葉600の終盤で登ったと思うが、最後の最後でこれかよと思う位の激坂だったのでよく覚えている。短いが今日は練習モードなので最後まで脚を緩めずにきっちり上る。
しばらく走ってさっきの激坂にまた戻ったかと錯覚するような坂が現れた。今日はしっかり練習させられる。
道路標示機に町田の文字が出てきた。
相模川を渡る。
ゴールまで5kmを切った。今日のブルベもこれで終わりだ。
と、思いきや橋を渡ってから再び登りが始まる。結構勾配もある。最後の最後まで練習かあ、最後までタレずに脚を回し切って今度こそ登りは終了。
201km地点のゴールに到着、チェックタイムは16:24。
麦茶をがぶ飲み。旨い旨い。
ゴール受付のためスタート地点のケルビムに向かう。
町田の街中は夕刻の渋滞、5km程の道のりをリカバリーモードでたらたらと走る。
ケルビムまで帰着。早速ゴール受付、ブルベカードやレシート等に不備はなく無事に認定手続き完了。認定完走時間は9時間24分だった。
ゴール受付のAJ西東京のスタッフの皆さん。今日も色々と御世話になりありがとうございました!
コーラや御菓子など頂きながらしばし歓談。
女性のスタッフの方が乗られているケルビムの650C。クロモリの細いフレームがカッコいい。ヘッドチューブがインテグラルタイプなのが興味深い。フォークはカーボンだがどこのメーカーの物だろう?いつかはケルビムでオーダーしたいと思っているので参考になった。
ひとしきり休憩して早速ケルビムのショールームへ。最近発売になった超軽量のステンレスフレームに興味があって実物を見たいと思っていたのだが、残念ながら展示されていなかった。まあ60万円という価格なので見るだけで終わりそうなのだが、チタンと同じ様に素材剥き出しで錆の心配をしなくて済むという金属のオーダーフレームというのは私としても選択の範疇だし、更に軽量フレームと来れば嫌が応にも興味をそそられる。
ケルビムを出て駐車場に戻り帰途に就く。
帰りは特に渋滞にも引っ掛からずに、19時過ぎに帰宅。これにて本日のブルベは終了。
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今回のブルベは山岳ではあったが、標高差はあるものの長い距離をかけて緩やかに登って行く坂が多かったのでペース維持はし易かった。埼玉1000の疲労も残っておらず脚もまずまず回ったので、今日は練習モードと位置付けて普段より高い心拍を維持して最後まで走り切れたので私的には満足できた。こういう中級山岳200kmのブルベはそれ程プレッシャーもかからずに走ることができるので個人的には好みのコースだ。また次回も同じコースがあれば走りたいと思う。
来週末はBRM1003東京200、同じ様な中級山岳コースだ。今日の様に練習モードは無理かもしれないがきっちりと完走を目指して走るつもりだ。