クリスマスソング解禁

 12月。忙しいのは毎年のことだが、昨日は日中20℃越えのあり得ない暑さだったし今日もポカポカ陽気でおよそ12月らしくない。
 そんなわけでクリスマスソング解禁。

 今年新しく加わった4枚。と言うより去年のクリスマス期間中に見つけたのだが届いたのがクリスマスの終わった後だったので去年は聴けずじまい、今年ようやく聴くことができた。

Boney's Funky Christmas/Boney James
Christmas Present/Boney James
 普段はまず聴くことはないBoney Jamesを去年2枚も買っていたと言うのは自分でも驚いた。私的にはカクテル・テナーの類でちょっと敬遠な人なのだが、クリスマスソングだと多少甘過ぎてもOKな感じ。アレンジも無難でぼさーっと聴き流すのには丁度良い。

Christmas/Al Jarreau
 この人がクリスマスアルバムを作るなんてちょっとイメージできなかったが、彼独特の節回しそのままで意外にクリスマスソングを歌えてしまうところがちょっと驚き。Take6とアカペラで「I'll be Home for Christmas」を 歌っているのは面白かった(ちょっと混ざってない気がしたけど)。

at Christmas/James Taylor
 この人がクリスアルバムを出しているのを見つけて飛び付いた。私的には男性ヴォーカルの持ちネタは少ないがこの人は3本の指に入る(今は亡きMichael breckerの「Nearness of You」の中での彼のフューチャー曲は白眉の出来)。アコースティックなジャスコンボとストリングスをバックに落ち着いて歌う感じが実にいい。こういうオーソドックスなスタイルでスタンダードな曲をきっちり聴かせられる人はそうそういないから流石というところ。カントリーフォーク調の曲もあって、私的には守備範囲外だけど彼の歌声だからすんなり聴けてしまう。このアルバムは2006年に出されたとのことだが、これを今まで聴き逃していたとは迂闊だった。

 師走のクソ忙しい合間を縫って忘年会で酔っ払い、寒空の下を街の雑踏に紛れてクリスマスソングを聴きながらふらふらと歩く時間帯は何とも幸せなひととき。今年もあと2週間はぼちぼち楽しむとする。