昨日積もった雪がまだ融けておらず、路面凍結の恐れがあるため今日も自転車通勤は見送り。
そんなわけで先週末のBRM116千葉200の走行レポートは下記の通り。
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1/16(土)、朝5時起床。天気予報は現地は晴れだが最高気温は10℃に届かない見込みなので、真冬バージョンのウェアを選択。5時半に家を出る。今日のスタート地点の大洗までは150km程だが殆どが高速道路なので大して苦にならない。休日だが早朝なので渋滞もなく2時間かからずに現地着。
車からバイクを降ろして受付場所に向かうとちょうどブリーフィングが始まったところ。先にブリーフィングを受けてから受付、ウェーブスタート最後尾8:30のスタートとなった。
大洗海岸は快晴だが海からの風が強く冷たい。
今日のコースは大洗をスタートし霞ヶ浦の湖畔を半周して北浦の西岸を北上して大洗に戻ってくる200km。
全行程ほぼ平坦路だが風向き次第で難易度が大きく変わる。特に霞ヶ浦の湖畔は要注意だ。
定刻通り8:30にスタート。霞ヶ浦に向かって南下開始。
体調はまずまず。脚はそこそこ回るので今日は練習モードで心拍をミドルレンジにキープすることを心がける。
基本平坦基調で信号も少ないので、中強度を維持して走り続ける練習はやりやすい。後半へばるかも知れないが練習の結果なのでそれはそれでよしとする。
涸沼湖畔を走る。
風向きは何となく向かい風に感じる。西成分の強い南西の風っぽい。
しばらく走っていたらいつの間にか後続に数人の車列ができていた。下手に先頭交代が始まらなければいいなあと思っていたが幸い誰も前に出てこなかったのでそのまま30km/h位を維持して走り続ける。
小美玉市に入る。馴染みのない名前。
PC目前でナビの表示を見誤り、左折箇所を交差点ひとつ手前で曲がってしまい後続を一人巻き添えにしてしまった。申し訳ない。このミスで集団の最後尾に落ちてしまい、恥ずかしい思いをしつつPCに入っていった。
43km地点のPC1に到着、チェックタイムは10:12。
スタート前にパンを2個食べたので特に空腹感はないが、気温低めでエネルギー消費が多そうなのでカロリー高めのフルーツケーキを食べておく。15分程の休憩で出発。
走り始めは汗が冷えてかなり寒く感じる。日差しはしっかりあるのだが気温はあまり上がっていない。
霞ヶ浦の湖畔に出た。結構強い向かい風でペースががっくり落ちる。おかしいな、予報では北風で少なくとも前半は追い風基調で行けると思っていたのに話しが違うじゃないか。忍の一字で走り続ける。
霞ヶ浦はでかい。まるで海。この真っ直ぐな道の上をちっとも進んでいない気がする。
65km地点の通過チェック到着。チェックタイムは11:12。
有人チェックでブルべカードにサインをもらって、身体が冷えるのを嫌ってテーブルに並んだどら焼きに後ろ髪を引かれつつ休憩なしで直ぐにスタート。
相変わらず向かい風基調、さっきより強くなっている感じ。
遠くに土浦の市街地が見えるがなかなか近付いてこない。今日はここが一番の練習ポイントと、後のことはあまり考えずに心拍ミドルレンジ後半をキープしてペダルを踏み続ける。
ようやく霞ヶ浦から一旦離れて土浦市外に入る。久し振りの市街地で信号待ちに引っかかりつつ休憩モード。
進路が東向きに変わると若干の追い風基調になり、運動強度を落としてもそこそこのスピードを維持できるのようになった。順調に距離を消化していく。
再び霞ヶ浦の湖畔を走る。さっきと違ってそこそこ快調。
108km地点のPC2に到着、チェックタイムは12:54。
ここまで4時間半を切るペースは上々、当初目標の9時間半は行けそうな感じがでてきた。さっきの通過チェックで食べ損ねたどら焼きを食べて15分程の休憩の後スタート。
千葉のコースはほんと信号が少ない。先週東京のコースを走った後だからなおさらその有難味が分かる。ストップ&ゴーのストレスが少ないし、当然走行タイムも速くなる。
利根川沿いに出た。
千葉県に入る。
利根川沿いは道が狭くて交通量がそこそこあるので走り辛いが、信号が殆どないので一定ペースでずっと走り続けられるのでストレスは少ない。さっきの霞ヶ浦の向かい風でかなり消耗したかと思っていたがまだ脚は回る。一瞬いつもの縫工筋が両脚とも攣ったので、再び攣らない様に強く踏み込み過ぎない様にセーブしながら且つ心拍はミドルレンジを維持したままで走り続ける。
再び茨城県に入る。PCは目前。
140km地点のPC3に到着、チェックタイムは14:14。
ゴールまでは60km、今日一番長い区間距離だ。あと3時間ペースを維持できるか分からないが、とりあえず霞ヶ浦の向かい風で頑張ったので最後まで持たなくても言い訳は立つ。15分程休憩して出発。
走り始めはやはり寒い。気温が低くなってきた。
神栖市街。車通りは多いが路肩が広いので走り易い。
遠くに見えるのは鹿嶋の工業地帯か。
針路は北になり再び向かい風、午前中は南風だったのに今度は予報通り北風かあ。ゴールまでひたすら北上するので最後まで向かい風になる。今日は練習の日だと割り切って行ける所まで踏んでいく。
北浦湖畔を走る。まだペースは落ちない。意外に踏ん張れている。
終盤になってアップダウンが出てきた。ここで踏み過ぎるとまた脚を攣るので慎重に登る。
かなり日も傾いてきた。このペースだと9時間切りができそうになってきたが、明るいうちに帰り着けるかは微妙だ。
道路標識に大洗の文字が出てきた。ゴールは近い。
残り30kmを切って向かい風がきつくなってきた。まだ脚は残っているが9時間切りが確実になってちょっと気持ち的にタレ気味になって来た。ここからが練習ともう一度気持ちを入れ直す。
涸沼脇に出た。今日のコースは涸沼を加えて3Lakeとするのが正確かも。
大洗町に入った。
ゴール間近でいよいよ向かい風がきつくなってきた。ここが踏ん張りどころ。
大洗海岸の大鳥居をくぐればゴールはもう目前。
無事ゴール。
ゴール手続きをする。ゴールタイムは16時46分、認定完走タイムは8時間16分だった。
御汁粉を頂く。冷えた身体には有難い。
AJ千葉のゴールには大抵漬物が置いてあるのだがこれがいつ食べても猛烈に美味しい。ゆで卵も1つ頂く。
先にゴールしていたクロサワさんとしばし歓談、今日はこのままここで車中泊をして明日は直ぐ傍の水族館に行くとのこと。
ゴールして直ぐに暗くなってきたので帰り支度。
大洗海岸は朝にも増して海風が強くそして冷たい。あっという間に身体が冷えて震えがくる。車に戻って着替えるがBRM109東京200の時の様に身体各所が攣りまくるということはなかった。最後まで頑張ったつもりだったが疲労感も薄くまだ脚は残っている感じ。まだ追い込みが足りなかったか。
寒いし塩っ気がすっかり抜けた身体で無性にラーメンが食べたくなったが、こういう時に見知らぬ土地で飛び込みで店に入ると大抵ハズレを引くので地元に帰るまで我慢する。帰りの高速は渋滞もなくスムーズに戻ることができた。
行きつけの家系ラーメン”伝家”でラーメン大盛りレンソウ増し。豆板醤とニンニクをたっぷり入れて食す。冷えて塩気の抜けた身体に染み渡る旨さ。
20時に自宅着、これにて今日の大洗遠征は終了した。
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今回の千葉200は全行程ほぼフラットということもあり練習モードで走ったが、意外に身体的ダメージは少なかった。感覚的にはBRM109東京200と同じ位の強度で走ったつもりだったがその時と比べて疲労感がかなり薄い。完走タイムが8時間前半で収まったこともあり、平均強度が同じでも運動量が1時間半分違うからその差が出たということか。あとは千葉はフラットで信号も少なく一定ペースで走り続けられたが、東京はアップダウンも多く市街地で信号待ちも多くてストップ&ゴーが多かったことも疲労感の違いに現れた様に思われる。終わってみれば個人的にはちゃんと練習したという達成感が残った後味の良いブルベだった。
次回はBRM130東京200、再び小田原・湘南辺りを走るコースだ。
チタンフレームはようやく修理依頼が完了したが、できれば次から再びチタンバイクで走りたいところだ。