昨日はBRM221埼玉200の認定試走に行ってきたが、そのレポートの前にBRM207青葉200のレポートをさっさと書いてしまわねば。
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2/7(土)、朝4時起床。寒い。昨夜は雪が降った様で車のフロントガラスに雪が積もって凍り付いていたので出発に手間取り5時前に自宅を出た。
南多摩駅傍の駐車場に着いたのが5時半、急いでバイクを降ろして大丸公園に向かう。
スタート地点に着くと既にブリーフィングは始まっていて最後の方しか聞けなかった。
手早く受付を済ませる。
今日のコースは稲城から熱海までの往復の200km。
1月にR東京の3本のブルベと似た様なレイアウトで海沿いのルートは目をつぶっても走れる感じだ。
スタートの長い列。ちょっと御腹が痛かったのでトイレに駆け込んで軽量化を果たす。
定刻6時にスタート。
かなり寒いがスタート直後の登りで少しずつ身体が温まって来て落ち着いて来た。
最初のPCは熱海の折り返し地点で区間距離は100km、ちょっと長いがノンストップでいくつもり。運動強度を抑えて省エネモードで走る。
数km走ってとある橋の上に差し掛かった時、事故の電光掲示板を掲げたパトカーが止まっていたのでブレーキをかけたらいきなりスリップして焦った。路面が凍っていて転倒しそうになった。パトカーの脇を通り過ぎたらロードバイクが2台止まっているのが見えた。どうやら参加者が落車した様だ。怪我が大したことなければ良いのだが。
尾根幹に出た。路面が所々凍っているので気を付けて走る。
今日も快晴。寒いけど気持ち良い。
宮ケ瀬湖への登り開始。結構路面が凍結していて後輪がスリップする。トラクションをかけ過ぎない様にそろりそろりと登って行く。
標高が上がるにつれて一面雪景色。
路面はバリバリに凍結している。これはちょっとヤバいかも。
転倒は怖いけどなかなかの絶景、風景を楽しいながらゆっくりと走る。
宮ケ瀬湖畔を無事クリアして下りに入る。調子良く下っていたらVCR青葉のスタッフさん達に大声で呼び止められた。おっとっと、危うくシークレットPCを見過ごすところだった。
スタッフさんの話だと既に通過した10人のうち5人が凍結でコケたらしい。コケなくてよかった。
ブルベカードにハンコを押してもらって出発。
平地になって順調に距離を消化して行く。
久し振りのチタンバイクでのブルベだが、馴染んだポジションのバイクはやはり良い。細かい挙動がつぶさに把握できるしバイクコントロールがスムーズに行える。正に人馬一体となる感覚は他に代え難い。
国道1号は普段通りの混み具合。
そしていつもの海の定点観測ポイント。
国道135号をひた走る。
真鶴直前のトンネルの出口で酷い事故現場に出くわした。ミニバンとオートバイが正面衝突してライダーと思しき人が倒れている。事故直後の様でまだパトカーや救急車も来ていなかった。生々しい事後現場に戦慄を憶えつつ通り過ぎる。車通りの多い幹線道路を走っているという自覚を今一度持って、事故に遭わない様に気を引き締める。
真鶴通過。
熱海へ向かってアップダウンが続く。梅が満開。
熱海市街を通過。相変わらず観光客で混雑している。
PC目前で激坂。えっちらおっちら登って行く。
105km地点のPC1に到着、チェックタイムは11:02。
日が蔭ってしまいすっかり寒くなった。
とりあえず半分こなして気分的にはかなり軽くなった。15分程休憩して今登ってきた坂を下る。
PC傍の梅園は今が見頃。観光客の数も凄い。
復路は熱海駅近くを通過。10年以上前は労組の会合でちょくちょく熱海に来ていてこの辺りはよく歩いた。懐かしい風景。
左折して小田原方面へ、熱海から離脱。
真鶴から山側の道で戻る。こちらはアップダウンはあるが車通りが少ないので走り易い。
日差しが戻って来た。穏やかな海の風景。
小田原手前辺りで雨が降って来た。直ぐに止んだのでどうってことはなかった。
小田原市街に戻って来た。TTバイクな皆さん、速そう。
運動強度を抑え気味な割には体感的に良いペースで走れているので気分上々、順調に距離を消化して行く。
155km地点のPC2に到着、チェックタイムは13:21。
日が蔭るとやはり寒い。休憩すると身体が冷えてしまうのは困りもの。15分程で出発。
白山神社近くの激坂はもう定番。
高田橋まで戻ってくるとゴールが近く感じる。ここからは信号だらけなのでちんたら走る。
尾根幹まで戻って来た。脚が余り気味だったので最後の10kmは練習モードで少し強度を上げて走る。
無事大丸公園に戻って来た。
ゴールタイムは15:40、認定完走タイムは9時間40分だった。
フレーム修理後組み上げたばかりのTitaniaはノートラブルで走り切った。完全復活宣言しても良いかな。
そそくさとその場を後にし、帰途に就く。明るいうちに帰宅して本日のブルベは終了。
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今回も無事に完走できたが、凍結落車が相次ぎ真鶴では酷い事故を目撃し”無事”という言葉を改めて噛み締めた一日だった。