2016BRM327青葉200

 ブルベ翌日の一昨日は、疲労感と言うよりは強い倦怠感に苛まれ食欲も余りなくて風邪でも引いたかと思われたが一晩寝たらかなり回復して一安心。今朝は疲労感も薄れて自転車通勤は普通に楽しめそうだ。今日明日を自転車通勤往路で遠回りできれば今月の月間走行距離目標をぎりぎりでクリアできる計算、何とか3月は最終日で帳尻を合わせられそうだ。3月後半は走行距離稼ぎで結構頑張って走ったのでちょっとオーバーワーク気味で蓄積疲労がある様だ。4月に入ったらBAJに備えてちょっと抜き気味にして疲労を抜かなければいけない。まずは先週末のBRM327青葉200の走行レポートをアップする。

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 3/27(日)、4時半起床。今日も早朝は寒い。天気予報は先週と同じ様な感じで取りあえず晴れベースなのだが、先週のアタック愛鷹では予報にない雨に降られて酷い目に遭ったので今日は冬用ウェアで行こうかとちょっと迷ったが先週と同じく長袖裏起毛ジャージとレーパン+レッグウォーマーにする。ただシューズは今日は冬用ロードブーツを選択する。5時前に自宅を出発して南多摩に向かう。VCR青葉稲城スタートの大丸公園は車で30分で行けるのでほんと有難い。5時半にいつもの南多摩駅前のコインパーキングに車を停め、バイクを降ろして大丸公園に向かう。

 スタート地点に着くとブリーフィングがちょうど終わったところ。そこそこ人数で賑わっている。受付を済ませて直ぐに装備チェックの列に並ぶ。

 今日のコースは稲城をスタートして西に進み、道志道から今日の最高標高地点の道坂トンネルを越え、都留を経由して笹子トンネルの手前で折り返し、国道20号を戻って甲武トンネルを越え奥多摩から五日市を経由し青梅街道で東大和を経由し最後は府中街道を南下して稲城に戻る200km。

 前半の道坂トンネル、後半の甲武トンネルに加え小さな峠越えが幾つか入る獲得標高3000m弱のそこそこの山岳ブルベだ。

 装備チェックをパスしてぼちぼちスタート。大丸公園を出て直ぐに登りが始まる。登り始めて両脚にそこそこの疲労感があるのを感じる。今週は月間走行目標クリアがかなり危ういので自転車通勤で遠回りして距離を稼いだのでそのツケがしっかり残っている。まあ一月後に迫ったBAJではこの位の疲労を抱えて走るのは当たり前だし、明日からも自転車通勤で遠回りし続けなければならないので更に疲労を溜め込まない様に気を付けながら走ることにする。

 ちょっと走ったところでオダ埼清水班スタッフのカワダさんが追い付いてきた。会話しながらしばらく一緒に走る。

 聖蹟桜ヶ丘の街中を通り抜ける。

 野猿街道との交差点、通勤でここを通る。

 途中並走する京王線で緑色の電車が走っていたのを見てカワダさんが「ラッキー!」を連発していたので何事かと聞いてみたら、昔の復刻カラーの緑色の電車は1編成しか走っていないとのことでそう簡単に見られないそうだ。残念ながら写真は取り損ねてしまった。
 法政大学傍の霊園に墓参りに行くというカワダさんと別れて先に進む。

 緩やかにアップダウンを繰り返しながらPC1を目指す。

 35km地点のPC1に到着、チェックタイムは7:48。

 トイレに行列ができていたので、それ程切羽詰まっていなかったので次のPCまで我慢することに。軽く補給をして15分程の休憩で出発。

 道志道に入って山中湖方面へじわじわと登って行く、天気も先週と同じ様な感じで気温は低い。ロードブーツでも足先が冷たい。取りあえず雨は今のところ大丈夫のようなので一安心。

 VCR青葉スタッフのトミナガさんにさくっとパスされる。トミナガさんもBAJ出走者の一人なのでできることなら彼のペースに付いていきたいところだが、無理して付いて行っても直ぐに潰れるのは目に見えているので諦めてマイペース走行を維持、あっという間に彼の背中は見えなくなった。

 雲が厚く気温は低め、先週と同じ様な空模様で雨の不安がよぎるが取り敢えず今のところは大丈夫。

 この先を都留方面に右折して道志道を逸れる。道坂トンネルへの登坂開始。

 最初の急勾配区間を過ぎればちょっと緩くなるのでそこから淡々と脚を回す。

 何度か走っているが、やはり疲労が残っているせいか今日は距離が長く感じる。


 道坂トンネルに到達。

 都留まで一気に下る。今日一番の峠をやっつけて気分的にぐっと楽になった。

 都留市街を抜けて少し走ればPC2だ。空には青空が広がり久し振りの日差しを浴びて、ようやく春らしい気候を楽しむ。

 86km地点のPC2に到着、チェックタイムは10:33。

 コンビニというより村の売店といった風情の店にはトイレはなく、やむなく次の通過チェックまで更に我慢、距離は10km位なので何とか持つだろう。ジュースを1本だけ飲んで10分程の休憩で出発。

 来た道をちょっと戻って左折すると直ぐに大幡峠越えが始まる。

 小さいけど勾配はそこそこ。

 山頂到達。下りに入る。

 リニアモーターカーの実験線の高架を潜る。

 峠を越えて一気に下ると20号に突き当たる。左折して笹子を目指す。

 5km程をじわじわ登っていく。

 笹子駅に到着、まずはトイレに行ってすっきりする。ここで切符を買えば通過チェックの証明になるが、折角なので笹子餅を買ってそこで通過チェックの証明を貰うことにした。

 駅から少し戻った所の笹子餅の工場直売所に到着、通過チェックの到達タイムは11:10。

 笹子餅5個入りを買ってブルべカードに判子を押してもらった。

 笹子餅はその場で食べる。甘くなくて思いの外おいしい。餅を食べていたらカワダさんが到着、墓参りをしたにもかかわらず速い。15分程休憩して出発。

 来た道を折り返し国道20号を東に向かって走る。向かい風だがそれ程強くはないので普通に走ることはできる。この道は路肩がそこそこ荒れていて走り辛い・・・と思っていたら前輪がパンクした。

 止まって修理開始、前輪にはでっかい金属片が刺さっていてパンク箇所は直ぐに特定できた。のんびりチューブ交換していたらおばあさんが通りかかって話しかけてきた。

 「自分で修理できなきゃ遠出もできんねえ」と言いつつポケットからチョコレートを1つ出してくれた。有難く頂戴する。

 修理を終えておばあさんに御礼を言って出発する。トラブルで20分程ロスしたが、大した遅れではないのでペースは変えずに走り続ける。疲労感はスタート時点と余り変わっていない。天気が良くなったので気分は上々、気温はそれ程上がっておらず汗は掻いてはいるが脚を攣る程でもなさそうだ。

 上野原で20号を離れ、甲武トンネルを目指す。

 登り開始。

 この道も何度も走っているがやはり今日はちょっと長めに感じる。ちんたらちんたら登って行く。

 甲武トンネル到達。
 後半の大物峠越えを終えて上川乗まで一気に下る。

 檜原街道を下り基調で順調に進むが向かい風基調なのでいまいちペースが上がらないのがちょっと残念。

 五日市駅前通過。

 秋川街道を進むと最後の峠越えとなる二ツ塚峠への登坂開始。標高は大したことはないがそこそこの勾配で終盤だと結構きつい。

 えっちらおっちら登って山頂通過、青梅市に入る。

 青梅市街を抜けるとPCまでもう少し。今日一番の長い区間距離77kmもようやく終わりに近付いた。

 174km地点のPC3に到着、チェックタイムは14:41。

 ここからゴールまでは30km弱、意外に近く感じる。後1時間半走れば終わりなのでヨーグルト飲料を1本飲んで10分程の休憩で出発。

 旧青梅街道に入った途端に渋滞の連続、道も狭く信号の間隔も狭いのでどうにも速く走れない。諦念してぼちぼち走る。

 奈良橋の交差点まで来た。ここから自宅までは5km位、ブルベのコースとしては今までで最も自宅近くを通っているのではないかと思われる。ここから南下して東大和市街を抜けるが渋滞は相変わらず。

 東大和駅傍通過。

 小川町交差点から府中街道に入る。府中街道に入って渋滞は更に増えた。もしかしたら16時前には帰り着けるかと思ったけど全く無理そうだ。

 府中市街通過。

 是政橋を渡ればゴールは目の前。

 無事に大丸公園に戻って来た。

 ゴールタイムは16:20、認定完走タイムは10時間20分だった。

 夕刻の大丸公園はのどか、桜もぼちぼち咲いて春らしい雰囲気に和む。
 コーラと御菓子を頂いてそそくさとその場を後にし駐車場に戻る。

 ついさっき走って来た府中街道を今度は車で北上、がっちり渋滞に嵌る。この時間の府中街道は車で走っても自転車で走っても余り変わらない感じだ。帰りは1時間以上かかって自宅に到着。本日のブルベはこれで終了。

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 パンクと終盤の青梅街道から府中街道の渋滞を除けば適度な登りあってなかなかに楽しめた。前日までの疲労がなければもう少し楽しめたかも知れないが、BAJ走行中のシミュレーションになったと思えばそれはそれで有意義だった。次は今週末のBRM403たまがわ200、過去何度も走った定番コースだが、できれば疲労を回復させてから臨みたいところだ。