1年経過

 Paris-Brest-Paris2015を走り終えてから丁度1年が経った。


 今年の3月初旬に届いていたリザルト一式。

 中身を改めて見てみる。

 メダルに刻まれた完走時間86h28m。


 ブルベカードのスタンプやサインを眺めていると、各コントロールの情景がぼんやり蘇ってくる。

 初めてPBPを走った2011年の時は、それが現実なのか夢なのかいまいち区別がつかない程に非日常的な出来事だったのだが、2015年はしっかりと現実のものとして記憶に残っていて、確かに非日常的な出来事ではあるのだけれどそれが日常の延長線上にシームレスに繋がっている。

 2015年は90hクラスで出走して余裕を持って走ったので楽しかった記憶ばかりが残っている。天候にも恵まれてフランスの緩やかなアップダウンの田舎道を存分に楽しむことができた。欲を言えば、最終日が雨で一番楽しみにしていた最終PCのDreuxを出てからちょっと走ったところの大平原の中の道を穏やかに晴れた空の下でゆったりと走るというのが叶わなかったのは残念だった。でも、これだけでも次回2019年のPBPを走るというモチベーションは充分、是非3年後もエントリーしたいと思っている。


 以前海外で出回っているPBP2015のドキュメンタリーDVDを買っておいたのだが、この週末に満を持して観ようかと思ったら自宅のBDプレーヤーでは再生不能、パッケージをよく見たらPALだった。リザルトに同梱されていたDVDもやっぱり再生不能。PCでは観られると思うのだが大きい画面で見たいのでNTSCにコンバートを試みることにする。

 ちょっと前にPBP2015の時に取り溜めた画像を使ってこんなものを作ってみた。

 できれば本編を作ってみたいのだがそこまでのスキルはないので実現は難しいかも。取りあえず当方のPBP2015走行レポートの導入部ということで、もし時間が許すならば御読み頂ければと思う。

 2019年まで3年。この歳になると3年なんてあっという間だ。3年後にフランスにまた行けるように、健康やら財政やら身の回りの状況をきちんと整えておきたい。