久し振りの車弄り/フォグランプ装着

 会社は今日まで営業しているが、私的に有休を取って今日から年末年始休暇に入った。12連休中にはブルベが2本あるしその他にもやるべきこと、やりたいことがたくさんあって結構忙しい。それらを確実にこなしていける様にこの長期休暇は大事に有意義に過ごしたいと思っている。

 初日にまず手を付けたのは車弄り。以前から後付け用部品を入手していたのだが忙しくてなかなか作業できなかったのでこの連休中にやっつけてしまおうと決めていた。

 

 今年の9月に車を買い替えた。当初は13年乗ったエクストレイルをもうちょっと乗ろうかと車検を通すつもりでいたのだが9月直前になって走行中に突然エンストするなど急に調子が悪くなってきたので、車を買い替える方に急遽舵を切った。そんなに大きくないステーションワゴンタイプでバイクが前輪外しで縦積みできる荷室があるのが条件で探したところホンダのシャトル一択となったので余り迷うことはなかった。車検切れまで1か月を切ってからの車捜しはいろいろと慌ただしく、新車を買いたかったのだが間に合わないということが分かったので止む無く1年落ちのディーラーデモカーを買うことになった。しかも当初は全く想定していなかったハイブリッドである。

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 納車直後のシャトル。

 エクストレイルに比べて小さくなったので取り回しが楽で狭い住宅街の路地でも動き回り易くなった。電動モーターのアシスト付きとは言え1500ccは非力だろうと思っていたが全然そんなことはなくてむしろエクストレイルよりトルクがあって加速感がある。驚くべきは燃費、エクストレイルは55Lのタンクを満タンにしても450km行くか行かないか位の燃費だったのに、シャトルは40Lのタンクを満タンにして400km走ってやっとフュエルメーターが半分になるイメージ。給油回数もエクストレイルが毎月だったのに3か月に一回のペースになった。そして恐ろしく静か。走っているとこまめにエンジン駆動と電動モーター駆動が切り替わるのだがエンジンが止まったりかかったりしているのが意識して聞いていないとよく分からない。カーステレオの音楽が物凄く聞き取り易くなってリスニングルームとしての質が上がった感じだ。もうハイブリッド様々と言ったところ、残念ながらエクストレイルとは比べ物にならない程に快適性は高い。13年経って車を乗り替えて、ここまで進歩しているとは思いもしなかった。こんな車が200万円を切る値段で買えるなんて良い時代になったものだ。

 購入時には必要装備は概ね揃っていたが唯一付いていなかったのがフォグランプ。遠出の夜間走行はたまにやるのでフォグランプは付いていた方が良い。たまたまオークションで新車外しの純正フォグランプ単体が安く変えたので、純正取り付けキットを別途買い揃えていたのだがなかなか時間が取れなくて取り付けられなかったが、いよいよこの年末年始休暇の初日に結構と相成った。

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 取り付けに必要な部品一揃え。純正部品はネット通販でも簡単に手に入る。ディーラーで付けてもらえば御手軽なのだが、私的には車を弄ること自体が楽しいので当然自分でやる。取り付け方法はネットでリサーチ、残念ながらシャトルの情報は余りなかったがホンダの他の車種の情報から類推してあとは実際にバラしてみて確かめてみる。

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 初期状態。

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 フォグランプが付くところにはダミーのカバーが付いている。

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 まずはライトコントロールのスイッチレバーの交換から。ステアリングコラムカバー上下を外す。レバーは簡単に外れる。

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 上が新しいレバー。フォグランプのコントロールスイッチが付いている。

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 レバーを交換してコラムカバーを元に戻してこの部分は完了。

 次はリレー、ヒューズボックス回りの結線追加作業。

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 ヒューズボックス周辺にアクセスするまではちょっと面倒。まず、フロアサイドのガーニッシュを外す。

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 サイドカバーを外す。このカバーの爪が固くて外すのに難儀した。

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 運転席のアンダーカバーを外して、ようやくヒューズボックス回りにアクセスできるようになった。

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 追加で取り付けるケーブルアッセンブリ。先端にリレーが取り付けられている。

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 リレーユニットを固定する台座プレートを取り付ける。

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 茶色のテープが巻かれた部分にフォグランプ用のカプラーが隠されているので、テープを剥がして取り出す。この部分が非常に狭くて手が入らないので非常に苦労した。

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 ケーブルアッセンブリを装着完了。

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 フォグランプ用のヒューズを装着。一番左の列の上から2番目の青い15Aのヒューズがそれ。

 これでひとまず車内の結線は終了。ACCスイッチをオンにしてフォグコントロールのスイッチをONにするとメーターパネルのフォグのインジケーターが点灯することを確認。取り敢えず室内の結線は間違っていない様だ。

 次は車外の作業。

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 ボンネットを開けて手前4つのクリップを外す。

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 フロントバンパー下には更に10本のクリップがあるので全て外す。左右のタイヤハウス内にネジが2本ずつあるのでこれも外す。

 ネジとクリップを外し終えたらバンパーとボディーが爪で止まっている部分を確認しながらバキバキと外していく。

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 バンパー下ろし完了。

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 バンパーの裏からダミーカバーを外す。ネジを1本外したら後は裏から爪を外せば簡単に外れる。ダミーカバー上部の細長いカバーを先に外さないとダミーカバーは外れない。

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 ダミーカバーが外れた。

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 フォグランプガーニッシュを装着。

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 フォグ用のカプラーが茶色のテープで止められているのでテープを剥がして取り出す。

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 そのカプラーに車外用ハーネスを接続。アース端子を近傍のアース用ボルトに固定する。

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 車外用ハーネスを適当な場所でケーブルタイとアルミテープで固定していく。点灯テストのためにフォグランプを仮接続する。

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 点灯テストで無事点灯。結線は全て間違っていない様だ。

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 フォグランプを外してバンパーにネジ止め。バンパーを装着する際に改めてケーブルを接続する。

 車内外の外したものを全て元通りに付け直す。

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 最終動作確認は問題なく点灯。これにてフォグランプ装着作業は無事完了した。

 久し振りに車を弄ったが非常に楽しかった。こうやって自分で手を入れることでこの車が一層自分のものになった気がする。

 懸案事項が一つ減ってすっきりした。幸先良い連休スタートとなった。