2018BRM217たまがわ200

 今日も穏やかに晴れて午前中は洗車したバイクの注油後の試走を兼ねて多摩湖CRを2周回だけゆっくり走って来た。その歯医者をこなして午後は昼寝をしつつのんびり過ごす。結構疲れを溜めていた様で昼寝後の寝覚めが悪く身体が重い。明日のブルベがちょっと心配だが、ブルベの準備を始める前にBRM217たまがわ200の走行レポートを書き上げてしまおう。

 

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 2/17(土)、朝4:45起床。相変わらず寒い。今日もウェアは完全冬装備を選択する。

 5時過ぎに自宅を出発、高速に乗って船橋に向かう。現地着は6時半前、去年停めたコインパーキングが無くなっていたのでその近くの小さなコインパーキングに車を停めてバイクを降ろしスタート地点に向かう。

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 スタート地点の船橋親水公園に到着。まずは受付を済ませる。

 参加者の顔ぶれを何となく見回していたらオダ埼清水班の同僚カワダさんの姿があった。ここで見かけるのは珍しいと思ったらAJたまがわブルベは初めてとのこと。

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 早朝の船橋港は穏やか。公園でラジオ体操をやっているのもいつもの風景。寒いは寒いが日中は気温が上がりそうなので完全冬装備でむしろ暑くなるのが心配だ。

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 ブリーフィング開始。去年は聞けなかったコース担当のみいさんの御言葉をしっかり拝聴。

 今日のコースは船橋から鴨川まで行って戻って来る200km。

 コースの基本的レイアウトは去年の2017BRM225たまがわ200と同じだが後半のフォトチェックポイントが一つなくなっている。標高差は2500mと中級山岳コースだ。

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 フォトチェックポイントは去年と同じの野見金公園だが撮影場所が3か所設定されている。脚がある人は公園の上まで行けとのこと。りんぱぱさんやみいさんからオダ埼は上まで行かないと認定出さないとスタート前からプレッシャーをかけられる。

 7:20、カワダさんと最終ウェーブでスタート。

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 抜群の快晴、船橋港の倉庫街を爽快に走る。朝日が正面から照り付けて眩しい。

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 湾岸道路を進む。今のところ風はなく順調に進む。

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 早朝の千葉市街は交通量も少なくそれ程走り難くはない。でも夕刻の復路ではそうはいかないだろう。

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 千葉市街を出て県道14号に乗ったが結構交通量が多い。もうちょっと走れば車も少なくなるはずなのでもう少しの辛抱だ。

 県道14号を右に逸れてようやく郊外に出た感じ。そこそこ連なっていた車列からカワダさんと一緒にエスケープして順調に進む。

 PC1までは標高100m程度の丘越えが3つある。カワダさんと会話しながらぼちぼちこなして行く。

 52.4km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:41。

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 カワダさんも調子良さそう。15分程休憩してオダ埼トレイン出発。

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 PCを出て直ぐに登り。休憩して汗冷えしたので再度身体を温めるにはちょうど良い。

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 ナビの案内に従い高滝湖の手前を左に曲がろうとしたら、後続は直進している。あれ?と思って停まってキューシートを見たら直進が正解だった。今までは左折だったのでコース変更に気付いていなかった。それにしても最新のキューシート通りにナビデータを作成したはずなのに何故だ?(帰宅してルートラボを見たらちゃんと直進方向になっていたので、どうやら去年のデータを入れてしまったらしい)

 取り敢えず直進して橋を渡る。

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 小湊鉄道の線路沿いを走っていたら列車が来た。鉄道マニアのカワダさんが嬉々として写真撮影。つられて鉄成分の少ない私も撮影。

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 単線の踏切は何となく風情があって良い。60kmを消化。

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 県道32号を左に逸れて本格的に登り開始。標高250mを5km程登る。前半は勾配はきつめだ。

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 登りも終盤になったところでりんぱぱさん達スタッフがカメラを構えて待ち構えてた。

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 ただの写真撮影かと思いきやシークレットだった。70km地点のシークレットポイントを10:56に通過、ブルベカードにチェックしてもらって出発する。

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 国道465号まで下って、直ぐに国道を左に逸れて橋を渡り亀山ダムへ。

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 亀山ダムを通過。

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 県道24号に出る。この先は鴨川有料道路だ。

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 微妙に登りが始まる。

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 鴨川有料道路料金上に到達。

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 たまたま小銭を持ち合わせていなかったカワダさんの分も含めて気前良く50円を投入(私も10円玉を持っていなかった)。

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 料金所を過ぎてちょっと登ったら直ぐに下り。快調に飛ばしながら鴨川に入る。

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 大日交差点を左折するとPCはもう目の前。

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 94.2km地点のPC2に到着、チェックタイムは12:00。

 ここで食事の大休憩を取る。普段はPCで余り食べないがカワダさんにつられてしっかりパンを2個食べる。

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 PCの傍では菜の花が満開。気温も10℃以上ある感じでもうすっかり春の陽気。やはり千葉は南国だ。30分弱休憩の後、出発。 

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 海沿いに出た。僅かな距離だが爽快に走る。潮の香りがしっかりと漂って来てトンビがぴーひょろろと鳴いている。もうどこから見ても春の風情だ。

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 あっという間に海沿いが終わって再び内陸部に向かう。

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 清澄養老ラインの登り開始。今日もっとも長い登坂距離で4km超で平均勾配6%を登る。序盤の勾配がきついが車通りが少なく道も綺麗なので登っていてなかなか楽しい。

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 えっちらおっちら登って山頂クリア。ゴールまで残り100km。ここからしばらくは下り。

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 川沿いの道は細くてなかなかスリリング。見通しが悪くたまに対向車が来るので注意が必要。

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 国道465号からトンネルを抜けた直後に林道への分岐ポイント。AJたまがわのスタッフさんが歩哨で立っているのかと思ったら、工事現場の作業員さんだった。反射ベストを着た人を見ると反射的に同業者だと思ってしまう。

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 林道の傾斜もなかなかの急勾配、カワダさんとひいひい言いながら登っていたら、ひであさんが颯爽と現れて抜いていった。水族館に寄り道してこのスピードは流石。

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 この林道は小さなトンネルが連なりなかなかワイルドな感じて走っていて楽しい。

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 去年フォトチェックだったところ。ここが今巷で評判のチバニアンの入口になっている。ここから徒歩で500mあるのでパス。ルートは右折方向、登り基調になる。

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 勾配はきつめ、距離は短いがなかなか脚に来るアップダウンが続く。

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 山頂で大多喜町に入る。132kmを消化。下りに入る。

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 国道297号に乗って直ぐに登り。この九十九折の登りも結構キツイ。

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 登りの途中で市境。まだ登りは続いている。普通は境界線は山頂なのになかなかエグイ。

 山頂をパスして下りに入る。調子に乗って下っていると唐突に右折ポイントが現れる。先行者が調子良く直進して行ってしまい声をかける暇もなかった。気付いて戻って来るにはかなりしんどいミスコースだ。

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 国道297号から500m程の長さの坂を登ってトンネル、長南町に入る。ゴールまであと60km。

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 進行方向の空が怪しい。どう見ても俄雨の雲だ。スタート時点では想像できなかった展開になって来た。去年も降られたが今年もまた降られるのか?当然雨具は持って来ていない。

 フォトチェックポイントの野見金公園までは登り。2km程をえっちらおっちら登る。

 149.8km地点の通過チェックに到着、チェックタイムは15:05。

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 りんぱぱ代表の指示通り公園のてっぺんまで登って証明写真を撮る。そうこうするうちに大粒の雨が落ちて来た。やはり降り始めたか。次のPCはもう目前、本降りになる前に覚悟を決めて進む。

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 雨粒は大きいが降り自体はそれ程でもない。路面にまだ水が浮いていないのが幸い。

 155.7km地点のPC3に到着、チェックタイムは15:27。

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 雨は上がり西日が差してきた。本降りに遭わなくて助かった。カワダさんはまだまだ元気。15分程の休憩の後、出発。

 雨は上がったが路面はしっかり濡れていて泥除けがないのでシューズや尻が濡れてしまった。それにしても今日降られるとは予想だにしなかった。これは冬の天気じゃないな。

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 県道13号を左折して長生の登りが始まる。1.5km程の長さだ終盤だとかなり脚に来る。

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 長生の登りが終了。前々回だったか、ここの登りででっかいイノシシが道を横切ったのを至近距離で目撃してかなりビビった記憶がある。

 ここからしばらくアップダウンが続く。残り40km。

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 街並みが都会な感じになって来た。このブルベも終盤に差しかかってきた。

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 西日が傾いて影が長く伸びて来た。オダ埼トレインはまだまだ順調に巡航中。

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 往路との分岐点まで戻って来た。ここを右折してあとは往路の逆走だ。残り20km、ゴールまでは平坦だ。

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 拘束越えの陸橋を渡る。日はもう地平線、ここから市街地走行ということを考えれば明るいうちにゴールするのは難しくなってきた。

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 国道357号を横切る。渋滞が酷くなってきたが慌てず騒がず安全走行。残り15km。

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 ここを直進して右折すれば湾岸道路、ゴールまでは一直線だ。

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 湾岸道路への右折ポイントまで来てさあラストスパート、と思ったら前輪がパンクしていた。最後の最後でこれはがっかりな展開だが、カワダさんを巻き添えにしてしまい申し訳なく思いつつも修理する。もしかしたらぎりぎり明るいうちにゴールできたかもしれないがこの20分のロスは痛い。修理完了して気を取り直してリスタート、残りは7km。

 夕暮れも消えかけ、ナイトランに突入。

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 向かい風が物凄い。全然前に進まない。さすがにへばって来てスピードダウンしたらカワダさんがすかさず前に出て牽き倒してくれる。力強い引きに切れそうになりつつ何とか付いて行く。

 無事ゴール、ゴールタイムは18:24だった。

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 カワダさん、御疲れ様でした!ちょっと休憩してスタート地点の船橋親水公園に向かう。

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 無事ゴール受付に戻って来た。早速認定手続きを受ける。認定完走時間は11時間4分だった。

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 暖かい甘酒を頂きつつひとしきり歓談してその場を後にする。

 首都高の渋滞はそこそこで帰路は順調、地元に戻っていきつけのラーメン屋でラーメンを食べて21時過ぎに帰宅、これにて船橋遠征ブルベは終了。

 

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 今回で4回目となるAJたまがわの鴨川200は私的にはもうすっかり定番化してしまい、シーズン序盤のスケジュールには必ず組み入れられる様になった。登りは結構きついが信号も少なく走り易い千葉の道が難易度を下げてくれている感じで、何回走っても飽きない良いコースだと思う。今回スタートからゴールまでカワダさんと一緒に走ったが、Flecheを除けば考えてみればブルベで誰かと終始一緒に走ったのはこれが初めてかも知れない。人と一緒にペースを合わせて会話しながら走るのも悪くない。

 次は翌日のVCR横浜あおばのBRM218あおば200だ。シーズン序盤で2日連続のエントリーは、初日を終えて結構疲れを残してしまい後悔することしきりだがその走行レポートについては次回詳報の予定。