2018BRM218青葉200

 やっと週末が来た。昨日から鼻ぐしゅぐしゅで花粉症の薬が効いてこないので、もしかしてこれは風邪なんじゃないかと今更ながら気付いた。何となく身体が怠いし頭痛いのも風の兆候らしい。昨日顧客(総合病院)訪問や電車に乗ったり人混みに入ったりしたからどこかで貰ったか?来週末のオダ埼清水班ブルベの試走は今週末が最後のチャンスだから拙いことになって来た。取り敢えず今日は一日大人しく寝て過ごすことにする。まずはVCR横浜あおばのBRM218青葉200の走行レポートをアップする。

 

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 2/18(日)、朝4:45に時計のアラームで起こされた。眠い。寒い。昨夜は22時には寝たのに睡眠時間が絶対的に足りていない感じだ。このまま二度寝してしまいたい誘惑を何とか振り切り布団から出た。もたもたと完全冬装備のウェアに着替えて5時過ぎに自宅を出発。

 南多摩駅前に5時40分に到着。VCR青葉の稲城スタートはほんと近くて助かる。いつものコインパーキングに車を停めて急いでスタート地点の大丸公園に向かう。

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 スタート地点ではもうブリーフィングは終了していてスタートが始まっている。

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 急いで受付を済ませて装備チェックの車列に並ぶ。まだ夜明け前だが東の空がうっすら明るくなってきている。

 今日のコースは稲城をスタートして津久井から道志道を走って道坂トンネルを越え、都留経由で笹子駅で折り返し、甲武トンネルから青梅に抜けて東大和を経由して稲城に戻って来る200km。

 山は前半の道坂トンネルと後半の甲武トンネルをしっかり登る獲得標高差2900mの中級山岳コースだ。2016年のBRM327青葉200に引き続き2回目のエントリーだ。

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 定刻6時にスタート。青葉恒例のいきなりの登り。これがもう全然登れない。朝一で寒くて身体が動かないというのもあるが、昨日のブルベの疲れが結構残っている感じだ。よろよろと登っていると後続にバンバン抜かれる。今日はリカバリーモードでちんたら走るしかなさそうだ。

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 夜明け。今日も快晴だ。疲れはあるが今日も一日頑張ろうという前向きなモチベーションが多少湧いて来た。

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 聖蹟桜ヶ丘を通過。日中の混雑はない。

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 高幡不動を過ぎて徐々に郊外へと出ていく。当初そこそこの人数だった車列が先に行ってしまい独りになった。普段ならどちらかと言うと序盤はエスケープするのだが今日は置いていかれる展開、まあ一人になれる分には悪くない。

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 八王子近郊を抜けていく。身体が温まって来てスローペースなりに安定して来た。

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 津久井広域道路を登る。この坂が結構長い。2km程をえっちらおっちら登って行く。気温は-3℃、きりりと寒いが登りで発熱しているのと日差しがあるので辛い感じはない。

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 PCまではずっと登り基調か続く。相変わらず後続に抜かれるがマイペースで進む。

 35.1km地点のPC1に到着、チェックタイムは8:10。

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 空腹感はないのでピルクル1本飲んで15分程休憩して出発。

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 元来た道をちょっと戻って左折、道志道方面へ。走り始めは汗冷えして寒い。

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 道志道に乗った。ここから道坂トンネルへの分岐までは25kmの緩やかな登り。いつもの様にぼちぼち登って行く。

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 道志村役場前通過、道志道も後5km位で終わり。

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 富士山の頭が見えた。

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 道志道を右に逸れて県道24号に乗る。道坂トンネルまでは5km程、平均勾配6%超を登る。登り始めは結構キツイ。今日一番の峠を前半でやっつけてしまえば気分的には楽になる。

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 徐々にきつい勾配にも慣れてきてペースを掴んできた。疲労感はあるが丁度良いペースを掴めばそこそこ楽しく登れる。

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 日当たりの良い所は雪は融けてなくなっている。

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 10:33、道坂トンネル通過。

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 トンネルを抜けると都留市に入った。凍結と融雪剤に注意しながら長い下りを下る。

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 都留市街通過。

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 都留駅通過。いつ見ても駅っぽく見えない。80kmを消化。

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 都留市街を抜けて県道705号のバイパスに乗る。遠くの山々が綺麗に見通せる爽快な眺望。交通量は少なくて走り易いが何となく向かい風の様で前に進んでいかない。

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 PCは目の前だが登り基調でしんどい。

 85.5km地点のPC2に到着、チェックタイムは11:15。

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 次のPCまでは90km近くあるので調理パンを2個食べてしっかりと補給をしておく。20分程休憩して出発。

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 元来た道をちょっとだけ戻って左折、県道712号に乗る。勾配だけで言うとここからの登りは今日一番きついのではないかと思う。

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 体感で10%位あるんじゃないかという急坂をえっちらおっちら登って行く。昨日の乳酸が抜け切れていない両脚には堪える。

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 1.5km程の激坂をこなして大月市に入る。この後は国道20号の合流まで一気に下る。

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 リニア実験線の軌道下をくぐる。

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 国道20号に合流、左折して笹子方面へ。通過チェックポイントまでは一直線。

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 国道20号に乗って通過チェックまでの5kmはだらだらと登っていて、おまけに向かい風基調なので物凄く遠く感じる。時折先行者とスライドしつつ、忍の一字で進む。

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 気温4℃、昼になってかなり暖かくなってきた。

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 やっとこさ95.9km地点の通過チェックに到着。

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 通過証明のための乗車券を購入、チェックタイムは12:09。

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 折角切符を買ったので駅のホームまで上がってみる。笹子駅は無人なので改札はない。ホームに上がってみたが特に何があるわけでもない。駅の自販機で水分補給をしつつ15分程休憩して出発、元来た道を戻る。

 次のPCまでは80km弱とかなり長く、しかも甲武トンネルをこなさなければならない。ここが正念場だ。

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 国道20号を東に向かってひた走る。

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 気温7℃、もう寒さは感じない。

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 中央道の高架をくぐるとそろそろ国道20号も終わり。

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 国道20号の最後にこの坂があるのを忘れていた。視覚的に結構きつい坂をだらだらと登る。

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 坂を登り切ったところで左折、国道20号を離れる。

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 県道33号をあきる野方面へ。

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 いよいよ後半のヤマ場、甲武トンネルへの登坂開始。5km弱を登る。

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 ここの急勾配をやり過ごせばペースが掴めてくるはず。何度も登っていて坂の素性は分かっているのでプレッシャーは少ない。

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 昨日の疲労が残ったまま、今日の疲労も重なって来ていつものペースよりはかなり遅い。明るいうちにゴールしたいと思えば焦るが、それをすぱっと諦めればプレッシャーはなくなる。まあ今回は2日連続のブルベだったと割り切って苦しく感じない程度のペースでちんたら登って行く。

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 14:26、138km地点の甲武トンネルに到達。

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 1つ目のトンネルを抜けると東京都。後はしばらく下りだ。

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 上川乗まで一気に下って来た。この先檜原街道は武蔵五日市駅まで17kmの下り基調。

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 緩い下りなのでちょっと向かい風基調だと下りの恩恵に余り与れない。

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 武蔵五日市駅前通過。ここから先は青梅市街までの峠越え。

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 今日最後の登坂となる二ツ塚峠越えだがこれがなかなかしんどい。もう余り脚が残っていない感じで騙し騙し登って行く。

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 ようやく二ツ塚峠頂上をクリア、青梅市街まで一気に下る。

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 青梅市街通過。

 もう150km以上走って来て終盤に差し掛かっているのに、ぽつりぽつりと後続に抜かれる。普段のブルベなら後半は参加者各自のペースがそれぞれ落ち着いてそこまでについた差が埋まることは殆どないのだが、今日は後半どんどんペースが落ちている感じ。まあ頑張らずきつく感じないペースで走るとどんどん遅くなるのは仕方のないところか。

 173.1km地点のPC3に到着、チェックタイムは16:06。

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 残りは30km弱、距離は余りないがちょっと小腹が空いたので洋菓子とモンスターエナジーを補給、15分程休憩して出発。

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 箱根ヶ崎から青梅街道へ。青梅街道はいつもの通りの混み具合でなかなか前に進めない。

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 奈良橋交差点で東大和方面に南下する。ここから自宅までは5kmと最接近地点になるが再び離れ始める。ゴールまでは15km、イメージ的にはもっと遠い気がするが距離にしてみると15kmしかないというのは実際かなり近いということに気が付いた。

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 府中街道を南下、西国分寺を通過。残りは6km。

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 府中の市街地に入った辺りで日が暮れた。明るいうちに戻って来るのはやはり無理だった。

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 是政橋を渡る。ようやく終わったという感じだ。

 無事ゴール。ゴールタイムは17:49、認定完走時間は11時間49分だった。

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 コーラと御菓子を頂いてそそくさとその場を後にする。

 帰宅途中、御腹が空いたので2日連続ブルベを頑張った御褒美に寄り道して焼肉を食べて帰宅。青葉のブルベは無事終了した。

 

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 前日のたまがわ200では想定外の雨に降られたが、今日は終始好天に恵まれ寒さもそれ程厳しいものではなかったので、ブルベコンディションとしてはかなり恵まれていた。山の多いコースで前日の疲れを引き摺ったままでは苦労するだろうと予測していたが、無理してペースを作ろうとせず体感的に楽なペースでぼちぼち走ったのでそれなりに楽しく走ることができたのは良かった。反省点ということでは翌日に疲労を持ち越す程に頑張ってしまったたまがわ200の方にあるということだろう。いずれにしても2日連続ブルベを首尾良く完走できたのは良かった。

 次のブルベはAJ宇都宮のBRM224宇都宮200だ。久し振りの宇都宮ブルベなので楽しみだ。次回詳報予定。