今週末は折角の3連休なのに風邪を引いて寝込んでいる。金曜日に仕事で都心に外出して戻って来て何となく鼻が詰まってくしゃみが出るのでてっきり花粉症だと思い込んで薬を飲んでも、いつもなら速攻で効くのに症状が治まらない。一晩経っても鼻詰まりに加えて全身怠くて頭が痛いのでこれは風邪を引いたとやっと気が付いた。予定では今日来週の自団体のブルベの試走に行く予定だったが、朝起きてちょっと走れる体調ではなかったので諦めて一日中寝て過ごし、今頃になってようやく回復の兆しが見えて来た。明日は有休、多分試走のラストチャンスになるのでもう一晩かけて回復に努める。その前に先々週のBRM224宇都宮200km那珂湊の走行レポートをアップをアップする。
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2.24(土)、朝4:50起床。眠い。二度寝の誘惑を振り切って起き上がる。今日も氷点下の寒さなので完全冬装備のウェアを選択、5時過ぎに自宅を出発。高速は外環道までは順調だったが東北道で渋滞気味に遅くなって7時着が危うくなってきた。焦りつつ車を走らせる。
宇都宮森林公園に7時に到着。既にスタートは始まっていた。
急いで受付をすると最終ウェーブスタートで7:20となり、結果的に遅刻によるタイムロスは発生しなかったのはラッキー。
今日のコースは宇都宮から西に向かって走り、阿字ヶ浦海岸で海海を見て折り返し戻ってくる200km。
AJ宇都宮の難易度評価では5段階中1の平坦コースだが、獲得標高差は1000m程度あってそれなりに起伏はある。2016年のBRM417宇都宮200で一度走ったことがあるが、その時のルートとは宇都宮市街地を抜ける部分が変更になっている以外はほぼ同じだ。
7:20、スタート。
文句なしの快晴。この時間はまだかなり気温は低いが昼頃には10℃を超えてくるらしい。完全冬装備のウェアだと暑過ぎるかも知れない。
交差点やら踏切でかなり大きな集団になった。タイミングを見計らってエスケープを試みる。
数名のエスケープ集団と一緒に大集団を出る。茂木まで25km。
最終的に2名になった。先行の人は安定したペダリングで速い。平坦基調が続くのでしばらく付いていってみるが私的にはオーバーペース気味なので多分直ぐに切れてしまうだろう。
やはり速い人から置いて行かれてしまった。ツインリンクもてぎの近くを緩やかに登って行く。この登りが結構長い。
5km程登ってようやく山頂、茨城県に入った。50kmを消化。
下り基調で県道51号をひた走る。
10時過ぎで気温は5℃、思った程上がってこない。
那珂川を渡る。70kmを消化。
もう直ぐPCと思ったら結構長い登り。1.5km程登って山頂クリア。
74.9km地点のPC1に到着、チェックタイムは10:26。
そこそこ汗を掻いているので脚攣り防止のためいつもの様に干し梅を一袋食べておく。15分程の休憩の後、出発。
微妙なアップダウンの続く県道31号を海に向かって走る。
ひたちなか海浜公園を通過。海はもう直ぐ傍のはず。
下り坂の向こうに海が見えた。
ようやく海に辿り着いた。右折して阿字ヶ浦の海岸線を走る。97kmを消化。
海沿いは物凄い向かい風で全然前に進まない。海沿いは7km程の距離なのでその間の辛抱だ。
今日一番の激坂。短いが15%はありそうな感じ。
日差しも強く潮の香りがしっかりと漂っている。ここには間違いなく春が来ている様だ。
笑っているのか泣いているのか良く分からない表情のクジラの道しるべ。
那珂湊の魚市場前。結構な観光客で賑わっている。海の幸を焼く香ばしい匂いが漂っていて、空っぽの胃袋が刺激される。PCはもう目前。
106.3km地点のPC2に到着、チェックタイムは12:00。
話好きなおじさんにつかまってしばらく会話に付き合わされてしまった。20分程の休憩の後、出発。
湊大橋を渡る。海側からの風が強くて車道側に流されそうになってちょっと怖い。
那珂川沿いを走る。追い風基調で順調に進む。
118km付近の水戸市街を通過。
千波公園の中を通る。ポカポカ陽気人通りも多い。
県道30号をひた走る。進行方向が西になり追い風でなくなって車通りが多くなりちょっとストレスな走行が続く。
国道355号に乗った。微妙なアップダウンが続く。PCはもう直ぐ。
143.7km地点のPC3に到着、チェックタイムは13:57。
残り60km、ちょっと距離はあるが空腹感は殆どないのでモンスターエナジーだけ飲んで10分程の休憩で出発。
県道1号を北上、再び追い風基調になって順調に進む。
後半のヤマ場、仏ノ山峠に向かって登り始める。
14:32、151km地点の山頂通過。この峠は千葉定番コースのつくば200で何度も走っているが今回は逆から登った。ゴールまであと50km。
つくば200ではその先の上小貫への曲がり角がチェックポイントになっている。今回は直進。
気温は12℃。西日も相俟って結構暑く感じる。さっきのPCでもっと水分を摂っておけば良かったとちょっと後悔。
小さな峠を越えて益子町に入った。
鬼怒川を渡る。ゴールまで残り20km。現在時刻は15:47、この先の市街地走行を考えると明るいうちにゴールできるか微妙になって来た。
宇都宮市街地に入って来た。
県庁傍を通って住宅街の中の道を走る。前回と違うルートで微妙にアップダウンがあるが、宇都宮の中心部を走るよりは遥かに走り易い。
途中、見通しの悪い交差点でパトカーが事故処理をしている場面に遭遇したが、その中に参加者の姿があってびっくりした。止まって様子を伺ってみると当人は事故の当事者ではなく目撃者ということで現場検証に立ち会っているとのこと、安堵してその場を離れる。
県道70号に合流。ここから田野の交差点までは一直線。残り8km。
見慣れた田野交差点まで戻って来た。
宇都宮ブルベはここからが楽しい。ジャパンカップのコース終盤のつもりでちょっともがいたりしてみるのだが今日は余り脚が残ってなさそうなので穏便に終わらせる。
無事に森林公園まで戻って来た。ゴールはこの上のサイクリングターミナルだ。
赤川ダムに着いたところでちょうど日が暮れた。ぎりぎり明るいうちに戻って来ることができて良かった。
無事ゴール、ゴールタイムは16:55、認定完走時間は9時間35分だった。
チーかまというのはちょっと珍しいが、なかなか美味しい。
ゴール受付を外に移動して、そそくさと退場する。
帰路の高速の渋滞は程々ですんなり地元まで辿り着き、いきつけのラーメン屋でラーメンを食べて20時半に帰宅、これにて宇都宮遠征は無事終了した。
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今回で2回目の宇都宮のこのコース、天候にも恵まれ後半は追い風基調だったので終始楽しく走ることができた。何より終盤宇都宮市街地のルートが変更されてぐっと走り易くなったのが好印象だった。前回の宇都宮市街走行がかなりのストレスだったのでこの変更は非常にありがたい。ブルベシーズン序盤にトレーニングがてらに走るのに最適な低難易度のコースが各団体で定番化してきているがこのコースもその一つだろう。来年以降もスケジュールが合えば是非走りたい。
次のブルベは2018 BRM304東京200 いってこい伊豆網代、もう何度も走っている定番コースだ。走行レポートは近日中にアップする予定。