2019BRM127名古屋200

 今週末も予定通り有休消化で3連休、しかもブルベの予定はなし。1月は毎週末ブルベだったので今週末は休息モードでのんびりだらだらと過ごしている。取り敢えず昨日も今日も相変わらずの快晴で取り敢えず午前中は多摩湖CRを2周回ずつリカバリーペースで走って練習は終了。後は先週末のブログをのんびり書きつつ昼寝などして過ごしている。休日の正しい過ごし方だな。

 そんなわけでBRM127Nagoya200の走行レポートは下記の通り。

 

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 1/26(土)、15時半に自宅を出発。圏央道~東名~新東名~東名と高速を繋いで岡崎ICで高速を降りる。途中でコンビニに寄って今晩の軽食と明日の朝のパンを買って、ICから10分程走った岡崎市街のちょっと外れの住宅街の中にあるホテルに19時半に到着。ホテルからライトアップされた岡崎城の天守閣が直ぐ近くに見えた。ホテルにチェックインして部屋に入る。6畳一間の和室の部屋で、風呂もトイレも別だが一泊素泊まり3700円という値段を考えれば全く問題はない。個人的にはベッドよりも畳に布団の方が好きなのでむしろこちらの方が居心地が良い。ブルベの前泊の宿ということでは申し分のない宿だ。強いて難を言えば部屋までfree wifiの電波が届かないという所か。風呂に入ってさっぱりして持参したPCでネットを徘徊しつつ軽食を食べうだうだと過ごし、23時前に就寝。

 1/27(日)、5時半起床。睡眠時間は充分なので眠気はなく、すんなり起き上がる。そそくさと身支度をして6時前に部屋を出た。

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 値段も安くて居心地の良いホテルだった。

 スタート地点までは5,6km、パンをかじりながら15分程走って柳川瀬公園に到着。指定の駐車場では既に大勢の参加者達が準備をしている。空きスペースを見つけて無事駐車。

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 朝焼けが思わず見入ってしまう程に美しい。今日も文句なしの快晴。寒いがこの時間を耐えられれば日中は問題ないだろう。

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 駐車場からちょっと離れたスタート地点に向かう。

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 スタート地点に到着、ちょうどブリーフィングが始まったところ。

 今日のコースは柳川瀬公園発着で、豊川、新城を経由して浜名湖を時計回りに巡って戻って来る200km。

 高い山越えはないが、獲得標高差は2000m程度で高低差プロフィールを見ると結構アップダウンがあるので平坦基調という感じではない。あと、今日の予報ではそこそこ強い北西の風が終日吹く様なのでそれがどう影響してくるかが若干の懸念材料だ。

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 ブリーフィングが終わってから受付。

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 スタートを待つ間にどんどん東の空が明るくなっていく。日の出直前の空の色の変化を眺めるのは精神衛生上とても良い。

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 スタート前の装備チェックが始まった。我がオダ埼と同じく定刻一斉スタートなので長蛇の列ができる。100名近くいる様に見えるがこの好天なのでDNSは少ないのではないか。

 定刻7時にスタート。

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 スタートと同時に日の出。 

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 登って来たばかりの朝日に照らされて長い影ができる。200km走り終えてここに戻ってくる頃には夕陽に照らされて長い影ができるのだろうか。

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 2km地点、岡崎大橋を渡る。歩道走行。現在を気温は0℃。体感的にもそこそこ寒いがしばらく走れば身体も温まって来るし日も上がって来れば気温も上がるので寒いのは今だけだろう。

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 今日も一日好天のままで走れそうだ。今年に入って5本目のブルベだが全て好天、いずれこの反動が来るのがちょっと怖い。

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 岡崎市街地を抜ける。そこそこ信号は多いが前週の日本橋の比ではなく、早朝で車通りも少ないので大して苦にならない。車列が長くなってきたので頃合いを見てエスケープを試みる。

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 20km程走って高速道路と並走する細い道に出た。そこそこアップダウンがある。細い道なので一方通行かと思いきや対面で車が来る。結構なスピードで離合するのでちょっと神経を使わされる。

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 30km程を走って再び幹線道路に出た。再び集団ができて車列が長くなってきたのでエスケープする。

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 緩やかなアップダウンが続く。

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 43.5km地点、新城市に入る。

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 49km地点、新城市街を通過。

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 54km地点、ちょっとした丘を越えて下ったところで高速の高架をくぐる。PCは目前。

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 56.4km地点のPC1に到着、チェックタイムは9:30。

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 56kmを2時間半はまずまずのペース。先週の日本橋200のイメージからすればかなり速く感じる。

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 いつもの様にピルクルを飲もうと思ったら売り切れだったのでこんなものを試してみた。確かにきなこの味はしてまずまずの味。10分程の休憩の後リスタート。

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 60km地点、PCを出て直ぐに緩く登り始める。何となく山岳地帯に入って来た感じ。

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 前半の峠越えが本格的に始まった様だ。5%に満たない緩やかな勾配が続く。

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 65.5km地点、進むにつれて微妙に勾配が増してきた。高速の高架下を通過。

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 えっちらおっちら登っていたら新城市街で見かけたチーム走行らしい86の集団に再び抜かれた。

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 67km地点、炭焼田トンネル通過。多分ここが前半の峠越えのピークだと思われる。

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 トンネルを抜けると静岡県に入った。

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 峠から下って来て結構走っているがなかなか浜名湖に辿り着かない。

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 82km地点、漸く浜名湖に出た。浜名湖畔を走るのは6、7年前に走った静岡400の時以来か。

 結構強い向かい風な感じだが巡航速度はそれほど落ちない。風向きが良く分からないがぼちぼち順調に進む。

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 ちょっと湖畔を走ったと思ったら直ぐに内陸部のアップダウン区間になった。

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 87km地点、再び湖畔に出たが対岸が近くて浜名湖とは思えない感じ。この区間は明らかな向かい風でがっくりペースダウン。

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 またまた内陸部に入った。微妙なアップダウンが続く。

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 95km地点、このT字路の先が浜名湖なのか?向い風を押して直線路を進む。

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 ようやく浜名湖らしい開けた湖の風景が眼前に展開する。なかなかの解放感。

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 浜名湖大橋が見えて来た。今からあれを渡る。

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 静岡400の時は確か浜名湖の南端を西から東に通過したので、この橋を渡って浜名湖を眺めるのは確か初めてだと思う。やはり浜名湖はデカいというのが率直な印象。

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 抜群の快晴の下、気持ち良く走る。浜名湖大橋は非常に良いイメージが記憶されることだろう。

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 新幹線の駅傍を通過、PCは眼前。

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 100.1km地点のPC2に到着、チェックタイムは11:13。

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 100kmを4時間20分というのは今日は結構なハイペースで来ている。但しここからはゴールまでほぼ向かい風確定なのでペースダウンは必至。空腹感はないのでピルクルを1本だけ飲む。

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 PCから眺める浜名湖畔は南国の風情。風は強いが日差しも結構強くて確かに南にいる感じがする。10分程の休憩の後リスタート。

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 PCを出てまた直ぐに橋を渡る。吹きっ晒しの橋の上はバイクが突発的に横に流されそうになるのでちょっと怖い。でも日差しだけは夏の様な爽快な風景は最高。

 さて、後半戦スタート。向かい風との戦い、ということになるが凡庸な自転車乗りは体力も気力も限られているので向かい風には無闇に逆らわず嫌にならない程度のペースでちんたら走る。

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 102km地点、左折から立体交差で右方向へ進む。

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 新幹線の軌道を観ながら立体交差を下る。

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 103.5km地点、これがボートレース場なのか?と不可思議に思わせる面妖な建物を眺めながら左折。

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 107km地点、湖畔を離れて鷲津の街中を通過。車通りがぐっと多くなり多少走り辛くなる。

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 鷲津駅通過。

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 109km地点、街中を抜けて走り易くなった。右折して国道301号に合流。

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 114km地点、再び浜名湖畔を走る。

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 117km地点、赤い橋は渡らずに道なり左にトンネルへ。

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 121.5km地点、三ケ日の街に入って浜名湖畔から離れる。

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 湖畔を離れて程無く登り基調になって来た。向かい風基調なので多少登りがきつく感じる。

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 126km地点、5%を超えるしっかりとした登坂。高速の脇を通過する。

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 坂の途中から浜名湖を眺める。さっきまで湖畔を走っていたと思ったらもうこんなに離れていたのか。

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 127.5km地点、2km程の坂を登って山頂通過。愛知県に戻って来た。ここが後半のピークの様だ。

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 133km地点、再び登り。後半の山岳地帯はまだ続いている様だ。勾配は5%程度で大したことはないが向かい風基調なので多少きつく感じる。

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 135km地点、県道69号に乗る。進路が東に向いた途端に追い風基調で快調に進み始める。

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 県道69号は多少のアップダウンはあるが道も綺麗で車通りも少なく非常に走り易い。快調に距離を消化していく。

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 川沿いで景観も宜しくサイクリングには持って来いの区間だ。

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 144.5km地点、往路との合流ポイントで県道69号も終わり。左折すれば直ぐにPCだ。

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 145.4km地点のPC3に到着、チェックタイムは13:18。

 ここには誰もいない。そう言えばPC2を出てから誰にも会っていないので前後は結構開いている様だ。モンスターエナジーを1本飲んで10分程の休憩の後リスタート。

 さて、ここからが向い風が本格化する。予報通り北西の強い風が吹いていてどうやっても逃れられそうにない。まあ、ここまで充分過ぎる程のハイペースで来ているので無闇に頑張る必要はない。

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 PCを出て直ぐに登り。向い風の影響できつく感じる。

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 直線道路になるとてきめんにペースが落ちる。ただ、風向きが時々変ってふっと楽になる瞬間があるので滅茶苦茶きついというわけでもない。

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 153km地点、新城市街に戻って来た。車通りが増えて来たがそれ程走り難くはない。

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 157km地点、豊川方面に右折。3%位の登りが続いている。

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 159km、豊川市に戻って来た。残り40kmちょっと。

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 微妙なアップダウンが続くが往路よりきつく感じる。忍の一字で淡々と脚を回す。まだ脚も残っていて疲労感も薄いので余裕はある。

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 170.5km地点、音羽方面に右折。進路が変わると風向きも変わるのでちょっと助かる。

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 176km地点、高速道路沿いに入る。ここからのアップダウンが最後の頑張りどころ。

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 向かい風の影響はそこそこあってやはりきつく、アップダウンがより鮮明になる。えっちらおっちら登っては下る。

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 3時間後にはこの高速に乗って帰途についているはずだ。この苦行もあと1時間半で終わるはず。

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 ようやく7km程の高速脇のアップダウン区間を抜けてホッと一息。でも向かい風は相変わらず。

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 194km地点、ようやく岡崎市街に戻って来た。残りは8km位だが市街地走行で交通量も多いのでそこそこ時間がかかる見込み。

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 向い風だとほぼ全ての交差点の信号に引っ掛かるという感じ。登り坂の途中で止まるとリスタートに脚を使わされる。

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 199.5km、岡崎大橋が見えた。あそこを渡ってしまえばもうゴールは目前だ。

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 岡崎大橋の左側車線の歩道は工事中で通行止めだったので、右側の歩道に回って橋を渡る。

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 残り1kmで豊田市に入った。スタート&ゴール地点は豊田市の端にあったんだな。

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 最後の土手上の直線を走る。今日も無事に帰って来ることができてホッとする。

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 無事ゴール。ゴールに着いたら丁度ゴール地点の設営の真っ最中だった。ゴール時間は16:07、認定完走時間は9時間7分だった。RC名古屋のカナイ代表、今日一日楽しませて頂きありがとうございました!

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 御菓子を頂いて、スタッフさん達としばしの寒暖の後、そそくさとその場を後にする。

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 スタートは朝日だったが、ゴール後は夕陽を見ながら駐車場に戻る。まだ十分に明るい時間に戻って来ることができたのは有難い。駐車場に戻ってバイクを積み込み、着替えて直ぐに帰途に就く。高速のインターが近いのは有難い。日曜日の夕方から夜にかけての東京方面はさぞかし渋滞するだろうと覚悟していたが、東名も新東名も圏央道も全然渋滞はなく拍子抜け。21時に無事帰宅、これにて初の名古屋遠征は終了。

 

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 今年はまだ一度も参加したことの無い団体のブルベを走ろうという目論見の下、初めての名古屋遠征を敢行した。スタート地点は自宅から300kmちょっとで高速のインターからも近く、流石に当日移動は難しいものの前泊の宿も見つけやすいので宮城遠征よりもかなり楽だった。コースも適度にアップダウンがあって走り易い道の連続で、浜名湖を1周するという動機付けもしっかりあって風景も楽しめるという非常に楽しいコースだった。市街地走行もあるが、関東のそれに比べれは遥かに短く緩い。前週の日本橋200を走った直後ということもあり尚更好印象が残った。強いて難点を上げるとすれば、風次第で難易度が変動するということだがこれはここだけに限った話ではないか。総論としては良くまとまった200kmのコースだと思う。機会があれば是非また走りたい。

 

 今年から始めた日本国内全団体制覇、1月の3つ目の新団体となるRC名古屋さんもこれで無事にクリアすることができた。残りは6団体(札幌、中部、広島、四国、長崎、熊本)となった。現時点では3月にAR中部さんのブルベに参加の予定だ。

 

 次のブルベは我がオダ埼清水班のBRM216埼玉300アタック那珂川の予定、スケジュール的に当日実走になる見込みだ。