今年も早くも3月に入った。今日も予定通り有休消化で3連休、これで年度内の消化すべき休暇を全て使い切った。来週からは再び周5日勤務に戻るがもう身体はすっかり週休3日に慣れ切ってしまっているので元に戻すのは結構大変かも知れない。折角の3連休だが今朝はいきなりの雨で出鼻を挫かれた。まあ来週末からは6週連続のブルベとなる予定なのでその前にしっかり休養しておけということだと前向きに受け止める。取り敢えず先週末のBRM224あおば200の走行レポートを書き上げてしまおう。
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2/24(日)、4時半起床。昨日まではウェアの下半身はレーパンにレッグウォーマーで行こうかなと思っていたのだが微妙に寒いのでウインドブレイクタイツを選択する。5時に車で自宅を出発し南多摩を目指す。
南多摩駅前に着いたら駅前角のコインパーキングがコンビニに変わっていて、いつも停めている奥のタイムズ駐車場がほぼ満車状態になっていたので停められないかとかなり焦ったが、一番奥が1台だけ空いていて助かった。次回からは早めに来ないと停められないかも知れない。バイクを降ろしてスタート地点の大丸公園に向かう。
大丸公園に到着するとちょうどブリーフィングが始まったところ。コース担当のミノさんが説明中。
今日のコースは稲城から熱海まで行って戻って来る200km。
スタンダードなルートだと序盤に宮ケ瀬湖を通過するのだが、この時期はいつも積雪・凍結で酷い目に遭うのでそれを回避するためにルート変更されており、その分山岳がマイルドになっている。
ブリーフィングを終えて受付。天気予報も上々でDNSは少なそう。
定刻6時直前に装備チェックが始まり、スタート。東の空がようやく茜色に染まり始めた。
スタート直後の連光寺坂上までの昇りは、身体が全く暖まっていないうちに登らされるのでいつも心拍が急上昇して息が上がる。
5km地点、聖蹟桜ヶ丘の街中を通過。車列が長くなってきたのでどこかでエスケープしようかと思っていたら、ペースがどんどん上がって私の方が千切れてしまった。後ろからもどんどん抜かれるし、序盤からやたらハイペースだ。私的には独りで走れるのなら抜いても抜かれてもどっちでも構わないのでマイペースで走る。
振り返ると朝焼け。序盤は西に向かって走るので朝焼けを眺めながら走れないのはちょっと残念。
8km地点、高幡不動を通過。
14.5km地点、打越立体交差のアンダーパスは自転車は車道走行禁止なので歩道を走る。
6:50、朝日が出て来た。雲は多めだが晴れ。
21km地点、法政大学前の坂を登る。PCは目前。
21.9km地点のPC1に到着、チェックタイムは7:03。
スタートから距離が近いので喉も乾いていないが取り敢えずいつもの様にピルクル1本飲む。先着していたイーチョさんに御会いする。怪我から完全復活された様で何より。10分程の休憩の後リスタート。
今日からバーエンドミラーを装着して、ブルベでの本格運用開始。近所を試走した時にはダンシングしても膝は当たらなかったが、今日登坂時に前のめりでダンシングした時に膝が当たったのでちょっと注意が必要だ。
30km地点、復路との交差ポイント。往路はこのまま直進だが、復路は右から左に走る。
小田原を越えて国道135号に出るまでは暫く平坦基調が続く。
33km地点、相模川沿いの道は広くて非常に走り易い。
35km地点、昭和橋を渡って相模川対岸に移る。
相模川西側の道も信号が殆どなくて車通りも少ないので非常に走り易い。風の影響もなくそこそこの巡航速度で順調に進む。
44.5km地点、厚木市街を通過。
厚木市街を抜けた。正面の山の間から富士山の山頂が見えた。
49km地点、左折して小田原厚木道路と暫く並走することになる。
小田原厚木道路と並走するこの区間は信号もなく真っ平らな直線道路なのだが車通りが多くスピードも速いので若干注意が必要。風の影響も殆どなく、ちょっと踏みを入れて巡航速度30km/hで進む。
58km地点、9km弱の小田原厚木道路並走区間を終えて金目川沿いに出た。正面に富士山がはっきり見える。
65.5km地点、県道63号を南下して見慣れた国府新宿交差点を右折、国道1号に合流していつもの様に小田原を目指す。
70km地点、小田原市に入る。国道1号はいつもの混み具合。
国道1号で最初に海が見えてくる定点観測ポイント通過。
76km地点、酒匂川を渡る。特に酒の匂いはしない。
78.5km地点、小田原市街通過。
時刻は9:28、この時間でもうここを走っているとは、今日は展開が速い。
79.5km地点、早川口交差点を右折して国道135号に乗り、海沿いに出る。
国道135号は好天の休日とあって車通りが多く渋滞が激しい。まあいつも通りと言えばその通り。
日が高くなって気温も上がって体感的には春の陽気。海も何となく霞がかかって正に春の海といった風情。
海沿いをひとしきり走るとぼちぼちアップダウン区間に入って行く。
92.5km地点、アップダウンをこなしつつ真鶴駅前通過。
94km地点、真鶴から一気に下って湯河原市街に入る。
95km地点の静岡県境を超えた直後の登り開始。2km弱5%程の登り坂は直線で一定勾配なので休むところが無くて結構きつい。
梅ではないが何かの花が満開。
97km地点、ピークに到達。熱海市街まで下る。
101.5km地点、熱海市街に入る。貫一・お宮の像の前を通過。
熱海市街はなかなかの賑わい。さてここからが今日のメインイベント、その先を左折してPC2までの激坂区間に入る。PCまではあと2km。
いきなり10%は超えているんじゃないかと思う程の激坂が始まる。しかも車通りが多く渋滞しているので非常に走るのが難しい。
ここを走る度に何でわざわざここを登らせるのかあおば某スタッフさんの愛情を感じつつ、最後の数100mをえっちらおっちら登って行く。
104.5km地点のPC2に到着、チェックタイムは10:43。
折り返しまで5時間かからずに到達したのは結構なハイペース。
新製品につい手を出してしまったが、こういう炭酸飲料系でコーヒー味というのは余り旨いものではないな。休憩しながらツイッターを眺めているとこのコース担当の某あおばスタッフさんから私のPC1到着のツイートに対して「チマコッピ過ぎましたね。あとは下り基調です」という返事を頂いた。ちょっと何を言っているのか分からない(笑)。この辺りがアオバヒドイ!と巷で言われる所以だろう。それにしてもPC1直前の法政大学の坂が今日の最高標高地点とはちょっと驚いた。15分程休憩して出発。
熱海梅園。梅はまだ五分咲きといったところだが観光客で賑わっている。
107km地点、熱海駅前のアーケード入口通過。
駅前の田原本町交差点で長い行列ができていたので何事かと思ったら熱海プリンだって。有名なのだろうか。プリン好きとしてはチェックしておきたいところだがこの行列に並ぶ気力はないので今日は素通り。
107.5km地点、再び国道135号に合流、熱海を離れる。
116.5km地点、真鶴駅手前で国道135号を左に逸れる。
復路は県道740号で国道135号を迂回する。こっちのルートは多少登らされるが車通りが少なく走り易いので私的には歓迎。
ブルベの集団をぽつりぽつりとパスしていく。この人達はあおば200ではなくAJ神奈川さんの追い風400の参加者の様だ。
道脇の山の斜面にはミカン畑。道路沿いにはみかんの出店を幾つも見かける。
見覚えのあるバイクだなと思ったらつかぽんさんだった。追い風400終盤を元気に走行中。ゴールまで頑張って下さいねー!
126km地点、県道740号から再び国道135号に合流する。
春の陽気の中、海を眺めながら快調にサイクリングできるのは気分上々。鼻歌交じりに順調に進む。
129km地点、小田原漁港傍で海沿いから離れる。
130.5km地点、早川口交差点から再び小田原市街に入って行く。
本物の小田原城は後ろだが、偽物を眺めつつ小田原市街を抜けていく。
131km地点、復路は本町交差点を直進する。左折専用信号が長いので自転車は歩行者用信号に従って進む。
再び国道1号線。そこそこ混んではいるが往路程ではないので順調に進む。
途中、これまた追い風400に参加中のヨシダさんに遭遇、ゴールまであと35kmとのこと。完走間違いなしですね。最後まで御安全に!
144km地点、国府新宿交差点を左折、国道1号を離れる。
148km地点、平塚市に入る。復路の県道63号はじわっと登り基調だが追い風基調でペースがそれ程落ちない。全行程の3/4を消化して現在時刻は12:46、今日は本当に展開が速い。順調過ぎる。
150.5km地点、こちら方面の大抵のブルベはここで右折して県道63号を離れるのだが今日は直進。
152km地点、吾妻橋交差点。往路は右から来たが復路はこのまま直進する。
前に見えるのは丹沢山辺りかな。PC3はもう目前。
154.6km地点のPC3に到着、チェックタイムは13:01。
結構汗を掻いているので干し梅を一気食い。水分補給をしっかりして10分程の休憩の後リスタート。
残りは50km弱、このペースだと15時半過ぎにはゴールできるだろう。
156.5km地点、板戸交差点を左折してちょっとだけ国道246号に乗る。
158km地点、三本松交差点を左折、ここを通る度にこの交差点の手前のイタリアンレストランのワインボトルの樹につい見入ってしまう。
この辺りからぼちぼちアップダウンが始まる。
159.5km地点、分かれ道交差点を右方向に進む。ここを通る度に渡辺真知子の昔の歌を思い出してしまうのだがあれは”迷い道”。
500m程のちょっとした登り坂の頂上で厚木市入る。
164.5km地点の白山神社傍の激坂区間。300m足らずの短い距離だが10%近い急勾配でブルベ終盤だとぐっと脚に来る。えっちらおっちらやっつける。
170.5km地点、愛川方面に左折。
171.5km地点、終盤にもちょこちょことした登りがあってじわじわと脚が削られていく。今日はまだ余力があるので無難にこなして行く。
175km地点、ここまで狭かった県道63号も広くなって走り易くなった。相模原まで8km、どんどんゴールが近付いてくる。
176.5km地点、高田橋を渡る。もうここまで来ると我が太陽系に戻って来たという印象。
高田橋直後の登り坂がなかなかきつい。真っ直ぐというのが視覚的にかなり堪える。
180.5km地点、相模原上溝の街中を通過。ゴール残り20kmちょっと。この辺りから市街地走行でペースダウン必至。
183.5km地点、氷川神社前交差点を右折。
186.5km地点。尾根環に乗った。まだ脚は結構残っているのでここから12kmの尾根幹は最後の個人TT感覚で中強度維持でしっかり踏んでいく。練習大事。
尾根幹は所々工事中。バリケードがちょっと危険。
192km地点、ブルベ終盤で尾根幹をきちっと走ると達成感がぐっと上がる。シーズン序盤の200kmブルベは練習の意味合いが強いのでこういうところでしっかり頑張らないといけない。残り10km。
197.5km地点。最後の登り坂をえっちらおっちらこなす。
稲城の団地街を抜けるとゴールはもう目前。
下り坂の向こうに新大丸交差点と是政橋が見えた。今日も無事に走り終えることができて安堵する。
無事ゴール。ゴールタイムは15:12、認定完走時間は9時間12分だった。
ゴール後はやはりコーラ。この1杯は格別。ゴール遊びに来ていたメザキさんやあおばのスタッフさんとしばし歓談。
それにしてもこんなに早くゴールできるとは思わなかった。この時間ならもう少し日曜日は使えるので、そそくさとその場を後にして帰途に就く。
途中でラーメンを食べて18時前に帰着、これにて今日のブルベは無事終了。
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VCR横浜あおばさんの定番ブルベ、今回は序盤のルートが変更になっていたのだが、これは私的には甲乙付け難い。勿論雪が降らないことを前提だが、宮ケ瀬湖周りの山岳も楽しいし、今回の様な平坦路をガンガン走るのも楽しい。バリエーションとして2パターン楽しめるというのは定番コースとしてはかなり美味しいと言えるのではないか。稲城スタートは自宅から近いということもあり私的にはシーズン序盤の練習用ブルベとして完全にストックされているので、来年以降も開催されれば必ず参加する1本だ。
次回ブルベはAR中部さんのBRM310中部200、初の中部遠征ということで今から楽しみだ。これを皮切りに6週連続ブルベというシーズン前半のヤマ場が早くも訪れる。まずは体調を万全にして一つも取りこぼすこともない様にひとつひとつ確実に走るつもりだ。