2021BRM1017埼玉300(N2BRM)

 10月最後の週末の朝は快晴、今日はブルベのない土曜日なのでまだ布団の中でうだうだしながらPCを覗いている。明日はブルベなので今日はのんびりと英気を養うつもりだが歯医者や衆院選の期日前投票に行ったりと幾つか用事を済まさなければならないし溜まったブルベの走行レポートの書いていかなければならない。面倒なことは全て午前中に終わらせてしまって午後は気分的にゆっくりしたいところだ。

 そんなわけでBRM1017埼玉300アタック愛鷹の走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 10/16(土)、5時起床。外はどんよりと曇っているが寒くはないので半袖ジャージにレーパンに着替える。天気予報をチェックし、取り敢えず雨の心配はなさそうなので今日も雨装備は持たずに走ることにする。5時半に車で自宅を出発、スタート地点の入間豊水橋に向かう。

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 6時前に入間豊水橋の到着。車からバイクを降ろしぼちぼち出走準備。今日も数名の参加者の姿があった。

 今回のアタック愛鷹はコース的には去年と全く同じだが感染対策を考慮してPCが全て郵便ポストになった。休憩・補給地点は取り敢えず去年のPCだったコンビニを事前に想定しておく。

 久し振りの道志道から山中湖への道のりだが山中湖でも日中は15℃を超えている予報なので終日半袖ジャージにレーパンでも大丈夫だと踏んでいる。御殿場までの登りを明るいうちにこなしてしまいたいと目論んでいる。

スタート/入間豊水橋->PC1/ホテル撫岳荘脇ポスト(92.7km)

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 6時過ぎにスタート。緩々と走り始める。

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 0.2km、今日は南に向かって走り始める。左折方向に進む。

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 1.3km、県道195号に合流して青梅方面に右折。早朝の県道195号は車通りも殆どなく走り易い。

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 6.2km、久し振りの阿須交差点だなと思っていたら左折を忘れてうっかり直進してしまった。いきなりのミスコース。直ぐに気付いてルートに復帰。

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 曲がって直ぐに登り坂。今日最初の登りはまずまず脚が回る。体調も問題無しで、いつも通り運動強度を上げずに余裕を持って走る。

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 9.4km、坂を登り終えて茶畑に出た。この風景を観るのも本当に久し振り。どんよりと曇っているのが残念。と、進むうちに雨が落ちて来た。雨具を持っていないので今更どうしようもないが通り雨だと高を括って構わず進む。

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 11.3km、県道179号に合流して右折方向に進む。

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 13.3km、県道181号に合流して左折、小作方面に進む。

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 15.0km、小作の街中で青梅線をくぐる。

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 16.2km、友田交差点を左折、八王子・秋川方面に進む。雨は上がって一安心。

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 17.6km、新満地トンネルに到達、本道は自転車走行禁止なので左折方向に進んで側道を走る。

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 側道トンネルの落書きが綺麗に消されたまま維持されていて良かった。

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 20.4km、国道411号は早朝でもそこそこ混んでいる。

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 23.1km、戸吹トンネルに入る。トンネル内は登りで車通りが多いので安全第一で歩道を走行する。

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 24.6km、トンネルを出て下って直ぐに戸吹町南交差点を右折、高尾方面に向かう。

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 曲がって直ぐにアップダウンが始まる。高尾を超えて町田市に入る辺りまでアップダウンが続く。

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 33.2km、甲州街道を横切り高尾駅傍を通り抜ける。駅付近はそこそこ混雑している。

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 35.9km、アップダウンをこなしつつ町田市に入る。

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 37.0km、大戸交差点を右折、クランク状に城山方面に進む。

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 大戸交差点を過ぎて直ぐに神奈川県に入った。

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 39.6km、川尻交差点を下りながら右折。

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 川尻交差点を曲がって直ぐに久保沢交差点を相模湖・津久井方面に右折。ここは復路との分岐になっていてナビ上ではルートが二手に分かれているので間違わない様に注意。

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 40.3km、国道413号の本道に合流。車通りがそこそこあるので注意が必要。

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 42.0km、城山ダムを通過。

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 津久井湖城山公園を通過しつつ登りに入る。この先しばらくアップダウンが続く。

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 47.0km、三ヶ木交差点を左折して厚木・半原方面に進む。

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 47.9km、青山交差点を右折して山中湖・道志方面に進む。ここから前半のメインの登り、山中湖までの道志道が始まる。ここからピークの山伏トンネルまでは約38km。

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 毎年何だかんだで道志道を数回走るのだが、今年はコロナ禍が長期化して走る機会はないかなと諦めていたのだがシーズン終了間際に走ることができてちょっと嬉しい。

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 58.3km、平丸トンネル手前の真っすぐな急勾配がきつい。

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 平丸トンネルの直ぐ後に建設中だった新しいトンネルが開通していた。ちょっとだけ道志道が短くなった。

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 向かう先の山々には厚い雲がかかっている。もしかしたら山中湖は降っているかも知れない。気温が低ければちょっと拙いことになるので不安。

 今日の道志道は車やバイクの往来がいつも以上に多い。緊急事態宣言が終わって一気に人出が増えたということか。

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 62.2km、両国橋を渡って道志村に入る。直後に500m程の急勾配。

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 72.6km、道志村役場前を通過。そう言えばこの近くのキャンプ場で女の子が行方不明になって2年が経つのか。まだ見つかっていないが、どこかで無事に生きていることを願うのみ。

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 この辺りで富士山の頭が見えるはずなのだが今日は雲に覆われて全く見えない。緩い登りを淡々と登って行く。

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 78.0km、道の駅どうしを通過。駐車場に止まっているバイクの数が半端ない。

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 83.0km、ここからが道志道の登りの最終局面。山伏トンネルまでの3.5kmの区間は勾配がきつくなる。目印の赤玉園の看板が道志レジャーランドに変わっていた。

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 この真っすぐな登りはいつ見ても視覚的破壊力は絶大。勾配8%位の坂をダンシングを交えながらえっちらおっちら登って行く。

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 ピーク近くの気温は15℃、これなら半袖ジャージにレーパンでも問題ないレベルで一安心。取り敢えず今は登りの途中で汗を掻く程なのでむしろ気持ち良い。

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 86.5km、山伏トンネルに到達。これで道志道の登りは終了。ピーク付近は霧が出ている。

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 トンネルを抜けて山中湖村に入る。このまま下りで一気に休憩ポイントまで行く。

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 89.8km地点の休憩ポイント1に到着、チェックタイムは11:25。

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 今日のメインの登りを含む最も長い区間90kmを無難にこなしてホッと一息。15分程の休憩の後出発。

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 次の目的地は3km程先のPC1。PCを出て取り敢えず山中湖まで更に下る。

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 90.8km、平野交差点まで下って来た。下りはここで終わりで山中湖畔に到達、左折すればPCはもう直ぐ。

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 92.7km地点のPC1に到着、チェックタイムは11:43。クイズの答えを確認して直ぐに出発する。

PC1->クイズポイント/十里木ドライブイン(33.4km/126.1km)

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 次の目的地は33.4km先のクイズポイント。区間距離は短いが裾野から十里木までの今日2めの登りが控えている。山中湖を右に見ながら走るが上空の雲がかなりヤバい。どう見ても降っている感じだ。これはもう覚悟を決めるしかないか。

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 94.6km、旭日丘交差点を左折して山中湖畔を離れる。

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 曲がって直ぐに籠坂峠に向かって登り始める。登って行くうちにパラパラと雨が降り始めた。このまま本降りになってしまうと籠坂峠からの下りがかなり危ういことになるので一気にナーバスになる。

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 96.8km、籠坂峠を越えてそのまま長い下りに入る。

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 103.2km、須走富士浅間神社交差点まで下って来た。取り敢えず下りの途中では雨は強くなることは無かったので無難に降りてくることができた。右折方向に進む。

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 104.7km、県道418号に乗って更に下る。

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 県道418号は上りも下りもいつも混んでいるイメージがあったが今日は車は少ないので安心して下ることができた。

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 109.6km、富士・十里木方面に右折して下りは終了。

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 112.5km、国道469号をトレースして富士方面に右折。徐々に雨が強くなってきた。

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 116.3km、裾野市に入った。雨は完全に本降り。シューズの中までしっかり浸水してしまった。まだそこそこ標高の高い所にいるはずだが気温が低くないのが救い、全身が濡れても寒くないので取り敢えず問題なく走り続けることができる。

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 裾野の大草原はこういう天気だと荒涼としてかなりシビアな風景。車が結構なスピードで抜いていくのでちょっと怖い。

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 118.7km、大野路交差点を右折して一旦国道469号を離れる。曲がって直ぐに今日2つ目の本格ヒルクライム開始。十里木まで6km程を登る。

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 序盤の勾配は結構きつい。10%近くある感じ。直線的に登るので余計にきつく感じる。極力きつく感じない様に無闇に頑張らずにだらだらと登って行く。交通量はそれ程多くないが大型車両が結構走って来てこういう天気なのでちょっと怖い。

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 122.5km、十里木南交差点を右折して更に登る。

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 再び10%の登り、えっちらおっちら登って行く。

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 124kmを過ぎて勾配が緩んできた。ほぼピークに到達したか。クイズポイントはもう直ぐ。

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 126.1km地点のクイズポイントに到着、チェックタイムは13:27。クイズの答えを確認して直ぐに出発する。

QP->PC2/宮脇バス停近くのポスト(34.5km/160.6km)

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 次の目的地は34.5km先のPC2。沼津市街の中にある。PC2の直前に休憩ポイントを設定しているのでまずはそこを目指す。クイズポイントを出たら直ぐに下り開始。長く急勾配の下りで路面も濡れているのでスピードを殺して慎重に下る。登りのロスを取り返せないのがちょっと痛い。

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 136.7km、道なり左折方向に更に下る。左道脇にあった昔何かのブルベでPCだったコンビニが閉店していた。沼津までは21km。

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 138.9km、新東名の高架を潜りながら更に下っていく。雨はほぼ止んだ感じ。

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 141.2km、県道22号合流して左折方向に進む。下りはここで終わり。長い下りがようやく終わってホッと一息。

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 県道22号は住宅街の中を走る細い道だが車通りはそこそこある。

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 144.1km、東海道新幹線の高架を潜る。平野部に入って沼津が近いことが窺い知れる。

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 145.7km、沼津市に入った。

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 149.2km、右折して原駅方面に進む。

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 150.6km、国道1号を横切る。徐々に市街地に入っていく。車通りがどんどん増えてきた。

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 151.3km、県道380号に合流して左折方向に進む。この辺りでほぼ中間地点で

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 県道380号はいつも車通りが非常多く走り辛い印象だが、今日は若干少なめな感じだ。

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 157.5km、沼津市街に入って大手町交差点を右折方向に進む。交差点で信号待ちで停車している間に雨が再び降り始めあっという間に本降りになった。

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 159.2km、千本港前交差点を左折すれば休憩ポイントはもう目前。

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 159.3km地点の休憩ポイント2に到着、チェックタイムは14:56。

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 ここは去年までPC2だったところだが、今回もそのまま休憩ポイントとして利用した。走行中カレーパンが無性に食べたくなってここで購入、15分程の休憩の後出発。

 ここからPC2は1.2km程の一本道。休憩している間に雨は小降りになって一安心。

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 160.6km地点のPC2に到着、チェックタイムは15:18。クイズの答えを確認して直ぐに出発する。

PC2->PC3/栄屋酒店ポスト(74.5km/235.1km)

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 次の目的地は74.5km先のPC3だが、その直前に休憩ポイントに立ち寄る予定。ちょっとした山越えで沼津市街を離れる。

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 163.0km、小山を越えて狩野川沿いに出た。前方の橋を渡って東に進む。

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 167.1km、国道1号を再び横切って北上、三島の市街地に入っていく。

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 168.2km、三島の街中は以前はごみごみとして狭く雑然とした印象だったが随分とあか抜けた感じに変わっていた。

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 169.0km、東海道線の線路を潜る。三島市街は車通りが多いので気を遣う。

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 171.6km、伊豆縦貫自動車道の高架を潜って更に北上。この辺りから御殿場への長い登りが始まる。できれば明るいうちに御殿場に辿り着きたいところ。

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 2~3%の緩い真っ直ぐな登りが続く。道が狭く車通りが多いので注意しながら登って行く。御殿場まで19km、まだまだ先は長い。

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 175.2km、右折して踏切を渡って直ぐに左折、線路を左に見ながら更に北上する。

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 車通りが少なくなって走り易くなった。登りはまだまだ続く。

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 西の空を見ると夕陽が出てきた。ようやく雨雲から解放されたのか。

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 178.6km、踏切に引っ掛かる。この道は御殿場線と何度か交差しながら北に向かって登って行く。

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 179.7km、県道397号に合流、右折して更に登りは続く。

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 183.5km、御殿場市街に近付くにつれて車の数が増えてきた。御殿場市街まではあと7km。この登りは本当に長い。

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 標高が上がって来るにつれて前方に霧が出てきた。いやこれは雲の中なのか?また降られるのか?嫌な予感がする。

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 187.7km、東名の高架を潜る。路面がしっかり濡れているということは雨雲が通り過ぎた直後ということなのだろうか。それならばラッキーだな。

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 189.1km、御殿場市街に入った。勾配が緩んでようやく長い長い登りが終わってホッと一息。何とか明るいうちに御殿場まで辿り着けて良かった。

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 191.5km、御殿場市街を抜けて小山方面に左折、長い下りに入っていく。

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 195.3km、吉久保交差点を通過。ここを左折すると籠坂峠までの登りになるが今日は直進、更に下っていく。

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 199.0km、小山町役場前交差点を通過。小山町の街中に入って来て下りは一旦終了。

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 201.6km、小山町を抜けて生土交差点に出た。いよいよ苦手な国道246号に乗る。右折方向に進んで下る。

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 予想に反して車通りが非常に少なく。恐怖感は殆どない。今日はすんなり抜けられそうだ。

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 204.7km、清水橋交差点で横断歩道で反対車線の歩道に渡りそこから歩道を走行して県道76号に乗るといういつものパターン。残り距離は100kmを切って気持ちに余裕が出てきた。

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 204.9km、東名の高架を見上げながら右折方向に進んで県道76号に乗る。

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 県道76号はいつも車が殆どいなくて走り易いのでホッとする。

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 206.7km、新鞠子橋交差点で再び国道246号にタッチするが左折方向に進んで再び県道76号を走る。

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 209.4km、安戸交差点でも国道246号には復帰せずに左折方向の側道進みそのまま県道76号を走り続ける。下り基調で快調に進む。

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 212.7km、ここでようやく国道246号に再合流。左折方向に進む。

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 215.3km、庶子交差点を左折方向に進み国道246号から離れる。今日の国道246号は車通りが少なくてすんなりクリアできて本当に良かった。

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 217.4km、県道77号を東に進みつつこの先の踏切を渡って直ぐを左折。このルートは色々なブルベの定番ルートなのでナビを見なくてもすいすい走れる。

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 217.9km、多くのブルベでは東名の高架を潜って直ぐを中井方面に右折するが今日は直進して秦野方面に進む。

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 シューズの中に水が溜まったままずっと走り続けていて気持ち悪かったので停まって靴下を絞る。この先もう雨は降らないだろうからこの手間は無駄にはならないだろう。シューズの中のぐちゅぐちゅした感じが解消されてすっきりして走り始める。

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 219.1km、秦野市に入った。真っ暗な県道710号を淡々と進む。

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 220.3km、蛇塚交差点で国道246号に再々合流。ここから先の国道246号は車通りが多くなるのは必然だが市街地に入って来て車の速度がそれ程早くないのでさっきまでの国道246号程の恐怖は感じない。

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 国道246号に乗ってアップダウンが出てきた。ここまでに脚を残しておかないと結構きつい思いをする。今日はまだまだ脚は残っているので余裕。

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 223.1km、秦野市街を通過。まだ時間が早いので賑わっている。

 230.0km、新善波トンネルまでの真っすぐな登りが結構きつい。トンネルを越えて下れば休憩ポイントはもう直ぐ。

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 休憩ポイントが見えた。ほっと一息。

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 234.1km地点の休憩ポイント3に到着、チェックタイムは19:22。

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 ここは去年までPC3だったところ。区間距離的にちょうどバランスの良い場所に元々配置されていたので今回もそのまま採用した。15分程の休憩の後出発。

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 休憩ポイントからPC3までは1km程。目の前なのに渋滞に巻き込まれてなかなか辿り着けない。

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 235.1km地点のPC3に到着、チェックタイムは19:40。クイズの答えを確認して直ぐに出発する。

PC3->ゴール/入間黒須郵便局(67.0km/302.1km)

 これで全てのPCをクリアして後はゴールを目指すのみ。ゴールまでは67km、疲労感は薄いので一気に走り切るつもりだ。

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 PCを出て直ぐ伊勢原交差点を左折して国道246号を離れる。

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 235.7km、津久井・七沢方面に進む。国道246号を離れていきなり車通りがなくなり静かになった。ここから先はしばらく落ち着いて走ることができる。

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 236.3km、ブルベを始めた頃からここを通る度にこのワインボトルの木が目に付いていていつかここのレストランに行ってみようと思いつつ未だに果たせずにいる。

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 236.5km、三本松交差点で県道63号に合流、津久井・七沢方面に左折する。ここから先は緩く登り始める。

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 238.0km、分かれ道交差点を相模原・厚木方面に道なり右方向に進む。この先400m程登ってピークをクリアし下る。

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 240.2km、県道63号をトレースして相模原・愛川町方面に左折。

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 242.9km、白山神社傍の激坂に差し掛かる。たかだか200m位の長さだがブルベ終盤だとかなりきつい。今日はまだ余力充分なので楽しくクリア。

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 248.9km、才戸橋を渡って直ぐを愛川町方面に左折。曲がって直ぐに愛川町に入る。

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 249.9km、天野神社傍の登り。600m程登って県道65号に合流する。

 県道65号は道が狭い上に車通りが多く日中は走り辛いのだが、今日は夜なので車は少なめ。

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 252.9km、分岐を右折し相模原・城山方面に進む。曲がって道幅が広くなり走り易くなった。

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 253.9km、突き当りを城山・相模原方面に左折する。曲がって下ると相模川に突き当たる。

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 254.8km、相模川沿いの道に出た。高田橋が見える。橋を横目に見ながら直進し県道511号に乗る。

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 255.3km、相模原市に入った。県道511号は微妙なアップダウンはあるが車通りも信号も殆どなく非常に走り易い。順調に距離を消化していく。

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 261.3km、突き当りを右折して小倉橋を渡る。橋を渡り終えると登りが始まる。

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 262.3km、分岐を相模湖・橋本方面に左折し更に登る。

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 262.4km、久保沢交差点を通過。ここからは往路の遡り。

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 262.8km、川尻交差点を左折して県道48号に乗る。ここから先はアップダウンが続く。

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 アタック愛鷹は終盤のこのアップダウンが結構きつい。体力が消耗しているとゴールまでが物凄く遠く感じるが、今日はむしろ近い感じがする。疲労感も薄く脚もまだまだ良く回っているので心理的にも余裕がある。ここまでは我ながらとても上手く走れて来ていると思う。

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 265.5km、大戸交差点を通過。クランク状に進んで更に北上する。曲がって直ぐに再び登り。

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 266.5km、1km程登ってピークを通過。そのまま下って八王子に入っていく。

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 269km、高尾駅傍を通過、高架を潜って甲州街道を横切ると再び登り。アップダウンはまだ続く。

 高尾を過ぎて北に進むと路面もすっかり乾いて空には星空が覗いている。どうやら北の方は日中は降っていなかった様だ。

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 274.4km、北浅川を渡る。ゴールまで30kmを切った。現在時刻は22時だからぎりぎり日付が変わる前に帰り着けるかも知れない。

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 275.3km、工事渋滞に引っ掛かった。どうも誘導員が上手くなくて全然進まない。10分近く足止めを食ってしまった。

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 277.9km、戸吹町南交差点で新滝山街道に合流、左折して青梅・あきる野方面に進む。

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 278.7km、復路の戸吹トンネルは下りなので問題なく通過。

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 281.1km、あきる野の街中を通過。

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 282.6km、ここから新満池トンネルへの登り開始。1kmちょっとをぼちぼち登って行く。

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 終盤の登りが全く苦にならない。それにしても280kmを走って来て自分でも驚く程に疲労感なく脚がくるくる回っている。ここまで楽に戻って来ることができるとは想定外。

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 284.0km、トンネルの入り口に到達。反対車線の側道トンネルに回るために左の側道に入る。

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 新満池トンネルを越えるとゴールが直ぐ近くに感じる。トンネルを出て本道に合流し下る。

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 286.3km、友田交差点を右折して小作の街中に向かって登って行く。この短い登りが今日の最後の登りとなる。

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 287.5km、青梅線の下を潜って小作市街を抜けていく。県道249号を北上する。

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 289.2km、分岐を右折して所沢方面に進む。ここまで来るともう地元に戻って来た気がする。

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 ゴールまで後10kmだが完走の手応えは十分。

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 291.3km、分岐を左折して入間の茶畑方面に進む。

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 茶畑は真っ暗だが開けた空間の解放感だけは伝わってくる。完走の達成感を楽しみながらのんびりと走る。

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 295.4km、ゴール間際に茶畑からの御褒美的な下り坂を快調に下る。飯能市にちょっとだけ入る。

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 296.4km、阿須交差点を右折すれば入間までは一本道。ゴールまでは後6km。

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 298.0km、微妙な登り坂の途中で入間市に入り直す。今日も無事に完走できる安堵感を噛み締めながら最後はのんびりと流す。

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 301.8km、最後の曲がり角の鍵山交差点を左折すればゴールはもう目の前。

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 ゴールの入間黒須郵便局の看板が見えた。

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 無事ゴール。ゴールタイムは23:30、完走時間は17時間30分だった。

ゴール後

 一旦入間豊水橋に止めた車に戻ってバイクを車に積み込みウェアを着替えてほっと一息。ブルベカードの記入内容を確認して封筒に入れ再び入間黒須郵便局に戻った。

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 封筒をポストに投函しこれで全てのゴール手続きは完了。

 そのまま帰途に就く。深夜の帰り道はスイスイで日付が変わった0時半前に帰宅、これにて今回のブルへは終了。

 

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 今回のアタック愛鷹、山中湖から沼津を抜けるまでの間に想定外の雨に降られて結構濡れてしまったが、山中湖の気温が15℃程度とそれ程寒くなかったのが幸いして半袖ジャージにレーパンのままでも問題なく完走することができた。久し振りの道志道で長い登り坂を淡々と登って行く楽しさを思い出すことができて良かった。後半の苦手の国道246号も問題なくやり過ごせたし終始無難に走り終えることができ、楽しい印象だけが残った後味の良いブルベとなった。

 ブルベ再開後の3本、とにかく9か月のブランクがどんなものか予想できなかったので終始運動強度を抑えて最後まで余力を残す走り方をしたのだが、これが今回も奏功した。特に今回の300kmは終盤で自分でも驚く程に身体的疲労感がなく脚が良く回り、気持ち的にも長い時間をずっと走り続けて辛いというネガティブな印象を全く持つことなくあっさりと終わってしまった感じだ。身体的に辛い時間が長くなれば長くなる程時間の長さを辛く感じることになる。時間がかかっても身体的苦痛による精神的苦痛を抑えることができれば最後まで精神的に楽に走ることができる。やはりこれがブルベ走行の極意だと改めて思う。ブルベは装備や体力やプランニング等々の総合力が試されるスポーツだけれど最後は走行中の精神力だと思う。その意味でも如何にメンタルコントロールを上手くやるかが最重要だと思う。”心折れる”状況を作らない様に苦しい思いを極力減らすのが重要だと思う。改めてブルベの走り方を学ぶ機会となった今回のアタック愛鷹であった。

 

 さて、ここまで3週連続で600、400、300と完走しいよいよ後200kmを残すのみとなった。既に今年の1/2の時点で今年のSRは確定させてしまってはいるがやはり今年のSRは全て今年のうちに走ったもので達成したいし自団体開催のブルベをきっちりと走り切ってしまいたいという思いは強い。次回ブルベはBRM1018埼玉200アタック筑波紅葉、10/23走行でその翌日はBRM1024群馬200で2日連続のブルベとなるが次回詳報予定。