今日から唐突に18連休に突入した。私的には今の会社に新卒で入社してから今年で勤続30年になり節目のリフレッシュ休暇10日が付与されたわけだが、今年はコロナ過と業務の繁忙期を両睨みでスケジュールを決めかねてずるずると月日が経ち、結局取得期限ぎりぎりの12月下旬にもう消化取得せざるを得ない状況に追い込まれていた。それが1週間前になって担当新機種の開発遅れで業務の繁忙期が12月にずれ込み唐突に前倒し取得を余儀なくされることになってしまった。こんな急な変更だし、こんな季節だしでまとまって旅行とかの計画を入れることはできなかったので結局は消化取得的な状況に変わりはない。でもまあ休みは休み、在宅引き籠りでもやれることは沢山あるし、少なくとも緊急事態宣言は解除されているしブルベは3本走れるからまあ良しとしよう。そして溜まっているブルベ走行レポートもこの休み中にどんどん消化して遅れを取り戻す絶好の機会だ。そんなわけでBRM1018埼玉200アタック筑波紅葉の走行レポートは下記の通り。
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[目次]
- スタートまで
- スタート/入間豊水橋->クイズポイント1/元和郵便局(53.3km)
- QP1->クイズポイント2/筑波山観光案内所(51.9km/105.2km)
- QP2->クイズポイント3/水深郵便局(51.8km/157.0km)
- QP3->ゴール/入間黒須郵便局(47.0km/204.0km)
- ゴール後
スタートまで
10/23(土)、5時前に起床。睡眠時間は充分ですっきりとした目覚め。天気予報をチェックすると今日は終日晴れで気温も20℃近くまで上がる見込みなのでウェアは半袖ジャージにレーパンで問題なし。そそくさと準備して5時半過ぎに自宅を出発、車で入間に向かう。
6時前に入間豊水橋に到着。今日も数名の参加者の姿があった。車からバイクを降ろして出走準備開始。
今日はオダ埼清水班の定番コースのアタック筑波○○。この○○は開催される時期によって梅林だったり紫陽花だったりするが今回は秋開催なので紅葉、でもルートは全く同じだ。
コースの難易度はそれ程高くないし何度も走って熟知しているので本来ならば余裕のはずだが今日は風向きの予報があまり宜しくない。終日西風予報なので行きはよいよい帰りは恐いことになるかも知れない。まあこればかりは走ってみなければ分からない。
スタート/入間豊水橋->クイズポイント1/元和郵便局(53.3km)
6時過ぎにスタート、ぼちぼち走り始める。
豊水橋を渡る。気温はまだ上がっておらず朝の冷たい空気が清々しい。
2.9km、朝日が出てきた。これから気温が上がって来るだろうが私的にはあまり上がらないで欲しいところ。
7.3km、川越市に入る。ブルベの週末も4週目になったが今日も体調は問題なく脚も良く回る。今日は200km”しか”ないという感覚が強くて凄く気楽だ。
10.6km、珍しく川越線の踏切に引っ掛かった。この踏切は道路と線路の角度が浅いので前輪を線路に落とさない様に注意が必要。
12.2km、上戸交差点を右折方向に進む。
13.9km、今日は車通りが少なくすんなりと通過。
16.9km、川越市街の縁を通って県道12号に合流、左折方向に進んで北上する。
18.4km、序盤の難所、長く細い釘無橋を渡り始める。車通りは多めだが渡っている間に大型車の通行がなく無難にクリア。
今日の県道12号はいつにも増して車が多い。車列に上手く乗ってぼちぼち進んで行く。
24.0km、荒川を渡って川田谷交差点を左折。
32.8km、あっという間に鴻巣市街に入った。本町交差点を右折して加須方面に進む。
34.9km、上越新幹線の軌道を通過。今日も元気に外宇宙に出ていく。丁度新幹線が走り抜けていくのが見えた。
37.9km、加須市に入った。鴻巣市街を抜けた後の県道38号のこの開放感はいつ走っても凄く良い。今日の様に天気が良ければ尚更。
41.2km、騎西一丁目交差点を右折して記載の街中を抜けていく。
42.4km、騎西城を通過。
43.1km、日出安交差点を右折して県道151号に合流、久喜方面に進む。
46.6km、復路QP3の水深郵便局を通過、場所を確認しておく。
48.4km、東武線の踏切に引っ掛かる。今日は新幹線も含め電車に良く引っ掛かる。鉄な人は大喜びだろうが私的には余り嬉しくない。
復路の休憩ポイントを通過。ここに戻って来るのは14時前後か。
52.6km、北平野交差点を栗橋方面に右折。ここを曲がれば休憩ポイントは目前。
休憩ポイントが見えた。ホッと一息。
52.9km地点の休憩ポイント1に到着、チェックタイムは8:46。
イージーペースでグロス20km/hが確保できているのは上々。
ちょっとよさげな補給食を見つけたので試してみる。それ程かさはないのにカロリーが大きいのは補給食としては理想的。味もまずまずで合格レベル。次から見つけたら食べよう。15分程の休憩の後出発。
休憩ポイントからクイズポイントまでは目と鼻の先だ。
53.3km地点のクイズポイント1に到着、チェックタイムは8:58。クイズの答えを確認して直ぐに出発する。
QP1->クイズポイント2/筑波山観光案内所(51.9km/105.2km)
次の目的地は52km先のクイズポイント2、折り返し地点でもある筑波山観光案内所だ。到着直前で筑波山ヒルクライムがある。
県道84号を淡々と走る。日は高くなったが気温は思った程上がってこない。この感じならば今日は暑さにやられるということはあまり心配しなくても良さそうだ。
57.0km、久喜市に入る。この先緩い坂を登ると利根川に出る。
57.9km、利根川を渡って茨城県に入る。
利根川の風景はのんびり穏やか。
橋を渡って直ぐ、左側道に進み館林・下妻方面に進む。
側道を降りて直ぐに県道56号に乗り下妻方面に右折。
60.2km、東北新幹線の軌道を通過。県道56号はいつも通りの車の量。
62.8km、駒羽根交番前交差点を左折してつくば・八千代方面に進む。
65.3km、国道4号を横切る。
県道56号をぼちぼち進む。微妙に追い風基調な感じで順調に距離を消化していく。
69.5km、KDDI八俣送信所のアンテナ塔群が青空に映えてくっきりと見える。なかなかの眺望。
72.8km、八千代町に入った。
77.7km、若三差路を右折方向に進んで国道125号に合流。
筑波山が見え始めた。
今日の国道125号は日中にもかかわらず車通りが少なめで比較的走り易い。
81.0km、鬼怒川を渡る。
82.2km、長塚三差路を道なり右方向に進んで国道125号をトレースしていく。
84.3km、小野子T字路交差点を左折して筑西方面に進む。ここで復路と分岐。
84.8km、下妻市役所前を通過し下妻市街を通り抜ける。
85.1km、左折して県道357号から県道131号に乗り換える。
県道131号を西に向かって走る。筑波山が徐々に大きくなってきた。
89.3km、小貝川を渡って筑西市に入る。
筑波山がどんどん近付いてくる。開けた眺望の解放感が最高に気持ち良い。今日は完璧なサイクリングコンディションだ。
90.6km、三差路をつくば・筑波山方面に右折。左角のセブンイレブンがなくなっていた。
交通安全の看板が見る度に朽ち果てていっている様な気がする。
94.8km、桜川を渡ってつくば市に入る。筑波山が眼前に迫って来た。
95.7km、筑西・桜川方面に左折して県道14号に合流、一旦北上する。
96.0km、真壁町に入った。
97.4km、つくばりんりんロードの入口のちょっと先を鋭角に右折していよいよつくば山の登り区間に突入する。
曲がって直ぐに登りが始まる。ここまで100km近く平坦を走って来てのいきなりの登りはなかなかきつく感じる。
97.9km、坂を登り切って水門に突き当たる。右折して湖沿いを進む。
98.8km、石柱を目印に鋭角に右折、ここから筑波山ヒルクライム開始。4.6km、平均勾配6%の2段登りのなかなか登り応えのあるヒルクライムだ。
正面から見るとこんな感じ。
序盤の勾配はいきなり10%前後とキツイ。ずっと平地を走って来たから余計に激坂に思える。
私的にはこういう九十九折の坂道が好みだし、今日は天気が良いし気温が低めで冷却効果が高いので登っていて非常に楽しい。久し振りの筑波山の道を存分に満喫する。
100.0km、薬王院の駐車場の手前で一旦勾配が緩む。
薬王院の山門前を通過しながら登って行く。
101.0km、一旦ピークに到達してちょっと下る。相変わらず路面は悪いままなので注意しながら下る。
100.2km、急勾配の分岐点を左折する。カーブミラーが目印。ここを見落として真っすぐ下ってしまうと酷いことになるので注意が必要。曲がると直ぐに2段目の登り開始。
静かな晩秋の山道は本当に清々しい。落ち葉が散らばる坂道を淡々と登って行く。でもいつもは車通りはほぼないのに今日は数台とすれ違った。ちょっと注意が必要。
103.4km、この辺りが山頂。ここから筑波梅林に向かって下り始める。
筑波梅林から見る下界は微妙に霞んでいるがなかなかの開放感のある眺望。
九十九折の急勾配を慎重に下っていく。車や歩行者がいるので注意が必要。
筑波梅林園内の下りが終わって県道42号に合流、クイズポイントまでの最後の登りが始まる。300m位だが急勾配でなかなかキツイ。
筑波山観光所が元あった場所は建物が無くなり工事区画になっていた。更に上まで登る。
駐車場の向こうに観光案内所の仮建屋が見えた。ほっと一息。
105.2km地点のクイズポイント2に到着、チェックタイムは11:42。ぎりぎり昼前に辿り着けた。クイズの答えを確認しトイレを済ませて直ぐに出発。ここは折り返しなので今登って来た道を下る。
QP2->クイズポイント3/水深郵便局(51.8km/157.0km)
次の目的地は52km先のクイズポイント3。その少し手前に休憩ポイントを予め設定してあるのでまずはそこを目指す。
筑波梅林の入口を通り過ぎてそのまま県道42号を真っすぐ下っていく。往路とは別のルートとなる。
108.0km、多くの参加者がカリントウ饅頭を買い求める沼田屋の前を通過。更に下っていく。
108.8km、県道14号まで降りて来てここで下りは終了。下妻方面に直進する。
県道214号は車通りが少なく路面も綺麗で非常に走り易い。
114.9km、交差点を左折して県道214号はここで終わり。
曲がって直ぐに高道祖東交差点で国道125号に突き当たる。右折して西に進む。
今日の国道125号は車は少ないので走り易い。但し向かい風が強くなってきてペースが上がらない。
気温は17℃、体感はもう少し高い感じだがそれでも暑いという感じではない。非常に走り易いサイクリングコンディション。
119.4km、小野子T字路を通過。ここから往路を遡る。
122.8km、鬼怒川を渡る。
126.0km、若三差路交差点を左折して境方面に進む。
往路とは真逆に県道56号が向かい風で進まない。無闇に向かい風に逆らっても絶対に勝てないので辛くない程度の運動強度でちんたらと走る。
KDDI八俣送信所を眺めながら気を紛らわせる。
138.4km、国道4号を通過。
141.0km、駒羽根交番前交差点を直進。往路とは違うルート。
裏道は微妙に遠回りな気がするが、駒羽根交差点を右折するのが面倒なことを考えればこの方が時間的にはスムーズかも知れない。
142.4km、釈迦西交差点を左折して県道56号に再合流、再び往路を遡る。
143.5km、東北新幹線の軌道を通過。向かい風で遅いけれど脚を回していれば確実に距離は消化していく。
145.1km、中田町交差点を左折し側道を登り東京方面に進む。
側道を登ったら橋の手前で一旦歩道に上がって横断歩道を渡り反対車線の歩道に上がって左折方向に進む。
歩道を使って橋を渡る。
145.9km、利根川を渡って埼玉県に入る。
146.2km、橋を渡り終えてそのまま歩道を進み八坂神社前交差点で車道に合流、右方向に進む。
146.8km、加須市に入った。
住宅街に入ると多少向かい風が和らぐので走り易くなる。
150.4km、クイズポイント1を通過。
151.2km、北平野交差点を左折して加須方面に進む。曲がると休憩ポイントはもう直ぐ。
進路は南に向いたが相変わらず向かい風に感じる。一体風向きはどっちなのか?
ようやく休憩ポイントに辿り着いた。ホッと一息。
153.7km地点の休憩ポイント2に到着、チェックタイムは14:14。
想定外の向かい風でかなり時間がかかったけれど体力的には大して消耗していない。15分程休憩の後出発。
休憩してリフレッシュして改めてクイズポイントを目指す。休憩ポイントからは3kmちょっと。
156.0km、以前から変な名前だなあと気になっていた青毛堀川を渡る。
156.1km、三差路を右折。分かり難いので見落とし注意。ここを曲がればクイズポイントは目前。
クイズポイントが見えた。
157.0kmkm地点のクイズポイントに到着、チェックタイムは14:37。クイズの答えを確認して直ぐに出発。
QP3->ゴール/入間黒須郵便局(47.0km/204.0km)
さて後はゴールを目指すのみ。残り距離は47km、明るいうちにゴールできるかは微妙だが時間的余裕は十分なのでペースを崩さずにぼちぼち安全に走る。
クイズポイントを出て直ぐに大室交差点を右折。
県道151号を進む。進路が西向きになるとやはり向かい風が強い。忍の一字でちんたら走る。
コスモス畑を観て和む。そういう季節であることにこれを観て気付く。
160.6km、日出安交差点を鴻巣方面に左折、県道38号に乗る。
鴻巣まで10kmの標識を見るとゴールが近付いてきた感じがする。
161.5km、騎西城を通過。
162.6km、騎西一丁目交差点を左折して鴻巣方面に進む。記載の街を抜けていく。
166.0km、鴻巣市に入った。進路が南方向に変わり向かい風が若干弱まった感じでペースが少し上がった。
169.0km、上越新幹線の軌道を通過。今日も無事に太陽系に戻って来たぞ。
171.0km、鴻巣市街に入って本町交差点を左折、北本方面に進む。
今日の鴻巣市街は夕刻前なので交通量はそれ程多くない。
172.2km、深井二丁目交差点を右折して鴻巣市街を出ていく。車通りが少なくなって走り易くなった。
179.8km、川田谷交差点を右折して東松山方面に進む。
180.7km、風が非常に強く危険なので太郎右衛門橋の反対車線の歩道を使って荒川を渡る。安全第一。
185.0km、釘無橋も安全第一で歩道を走行する。
185.9km、釘無橋を降りて直ぐを右折。往路とは別のルート。
福田交差点までの真っすぐな道を進む。まだそこそこ日は高いのでこの分ならば明るいうちにゴールできそうだ。
県道160号を進む。微妙なアップダウンがあるが風もあるので大して気にならない。
189.6km、上寺山交差点を右折して鶴ヶ島方面に進む。
190.2km、入間川も安全第一で歩行者用側道を走る。
192.0km、上戸交差点を佐山方面に左折。ゴールまではあと10kmちょっと。
192.8km、霞ヶ関駅傍を通過、渋滞はそれ程でもなくすんなりと抜けられた。
195.0km、狭山方面に向かって進む。この辺りからいよいよ柏原交差点までの最終の4km緩斜面の登りが始まる。今日も余力十分でここまで戻って来れたのでしっかり踏んで走る。
197.0km、狭山市に入った。2%弱の緩い坂を中強度を維持して淡々と登って行く。
199.0km、柏原交差点に到達。ここで登りは終わり。今日もしっかり登り切ることができた。今日のペース配分も上手く行ったと思う。飯能方面に左折して直ぐに短い下り。
203.3km、根岸交差点を左折すればゴールまでは1kmちょっと。ちょうど日暮れか。
入間豊水橋を渡る。今日も無事に完走できそうで安堵感に浸る。
無事ゴール。ゴールタイムは17:00で完走時間は11時間だった。
ゴール後
一旦車に戻ってバイクを車に積み込みウェアを着替えてほっと一息。ブルベカードの記入を確認して封筒に入れる。
入間川河川敷の夕暮れ。澄み渡った空がとても美しい。明るいうちにゴールできて良かった。
入間黒須郵便局に戻ってポストに投函。これでゴール手続きは全て完了。
帰宅途中で予想外の渋滞に嵌まって結構時間がかかってしまい19時過ぎに帰宅。これにて今回のブルベは無事に終了した。
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緊急事態宣言解除後の10月1日からのブルベ再開後の3週連続での自団体開催の600、400、300と完走していよいよ最後の200として臨んだアタック筑波紅葉だったが、前週とは打って変わって快晴で気温もジャストなサイクリングコンディション、復路で向かい風にちょっと絞られたが交通事情も終始穏やかですんなりと走り終えることができた。9か月のブランクもいきなり600から入って強制的に覚醒させられた感じで、それから400、300と徐々に距離が短くなっていくという流れもあってフィジカルな覚醒とメンタルの余裕度が共に上昇していくという良い流れができたものと思う。急がず疲れずのブルベ走法で終始余裕を持って走ることができ、今回も楽しい思いでしか残らない後味の良いブルベとなった。コース的には年中どの季節でも無理せず走れる難易度低めでほぼ平坦でちょっとだけ本格ヒルクライムが楽しめるメリハリのある楽しいコースだと思う。シーズン初めにはウォームアップにもってこいのコースだ。
さてこれで自団体の4本のブルベでSRを揃えることができた。長期の緊急事態宣言機関に突入する前の1月2日に既に今年のSRは確保していたのだがやはり今年の本シーズンで走ったものでないと気持ち的にしっくりこない。
シーズン終了間際の10月の1か月間で清水班の4本のブルベをN2BRM形式で全部やるというハードな企画になってしまい、エントリーされた皆さんにはスケジュール調整や主催者の慣れないN2BRM対応で色々と面倒をおかけしてしまったが、何とかこの1か月をやり終えて主催者としてほっとしているというのが正直なところ。ご参加の皆さん、ありがとうございました。そして、残念ながら日程的に出走できなかった皆さん、すみませんでした。来年は何の憂いもなくブルベが開催できることを願いつつ、またよろしくお願いいたします。
さて、私的に次のブルベはBRM1024群馬200はじめてのブルベ、アタック筑波紅葉の翌日の2日連続のブルベとなる。次回詳報予定。