気がつけば12月ももう下旬というより後10日足らずで年が明ける。歳を取ると月日が経つのが加速度的に速くなっていくと言うが本当にそう思う。ぼちぼち今年の総括をする時期だが取り敢えず自転車に関して言えば、去年から引き続くコロナ禍の制約の中にあってもコンスタントに乗り続けられたしここまで怪我無く事故無く来ることができた。今年もあと僅かだがとにかく無事に今年を終えることだけを考えて残りの日々を過ごすつもりだ。
そんなわけでBRM1212東京200弁天橋の走行レポートは下記の通り。
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[目次]
- スタートまで
- スタート/ファミリーマート目黒柿の木坂店->通過チェック1/セブンイレブン八王子石川中入口店(35.0km)
- 通過チェック1->通過チェック2/旧穴守稲荷神社大鳥居(47.2km/82.2km)
- 通過チェック2->通過チェック3/ファミリーマート東砂七丁目店(23.5km/105.7km)
- 通過チェック3->通過チェック4/セブンイレブン志木上宗岡4丁目店(37.5km/143.2km)
- 通過チェック4->通過チェック5/ローソン南砂葛西橋通店(39.5km/182.7km)
- 通過チェック5->通過チェック6/ファミリーマート紀尾井町三番地店(9.3km/192.0km)
- 通過チェック6->ゴール/ファミリーマート駒沢2丁目店(13.3km/205.3km)
- ゴール後
スタートまで
12/12(日)、3時半に目が覚めた。予定では5時半起きで7時スタートにしようかと思っていたので二度寝を試みたが寝られそうにないので、目が覚めてしまったのなら布団の中でうだうだする時間がもったいないと割り切ってさっさと出発することにした。N2BRMはこういうことができるから便利と言えば便利。天気予報は終日晴天で日中の最高気温は15℃を超えてくる予報なので、半袖ジャージとレーパンにスタート時はウインドブレーカーとアームウォーマー、レッグウォーマーを着用し徐々に脱いでいく方法を選択。4時前に車で自宅を出発、今日のスタート地点の駒沢オリンピック公園を目指す。
4:50に駒沢オリンピック公園近くの前回と同じコインパーキングに車を停め、出走日時の事前登録をしてバイクを降ろして出走準備をし、そこから300m位先のスタート地点のコンビニに向かう。
5時前にスタート地点に到着。まずは買い物をしてスタート日時証明のレシートを手に入れる。
今日のコースは駒沢をスタートして狛江から多摩川CRに乗り八王子で折り返して再び多摩川CRで羽根が空港付近まで行って、そこから都内を抜けて葛西から荒川CRに乗って志木まで行って再び荒川CRで葛西まで戻って駒沢にゴールする200km。
ブルベで100km以上サイクリングロードを走るコースというのはちょっと記憶にないし、私的に多摩川CRと荒川CRを一度に走るというのも過去にやったことがないのでかなり楽しみなコースだ。RWGPS上では獲得標高差が1700m近い数字になっているけれどまあ平坦コースと考えて間違いはない。都心通過の混雑振りが未知数だが、終日晴れ予報だし気温も高めなのでそれ程身構える必要のないブルベではないかと思われる。
スタート時間は5:03で確定。リモートブルベカードにスタート登録をする。
スタート/ファミリーマート目黒柿の木坂店->通過チェック1/セブンイレブン八王子石川中入口店(35.0km)
5:10に緩々と走り始める。早朝だが完全に深夜スタートの趣き。
2.3km、右折して駒沢通りから枝道に入っていく。
寝静まった住宅街の中の道を静かに進んで行く。こういう出だしのブルベはちょっと珍しい。
7.2km、世田谷通りに出た。幹線道路らしく車通りが出てきた。それでも早朝ということもあってストレスになる程の走り難さはないが微妙なアップダウンがある。
10.1km、狛江三叉路交差点を右折して世田谷通りを離れる。
11.7km、なんか見たことがある道だなと思ったらAJたまがわさんの定番ブルベ”定峰”の序盤で通る道だった。ということは左手は多摩川かと思いつつ走っていたら多摩川CRに上がる分岐点を見落としてしまい500m程オーバーランしてしまった。
12.2km、慌てて戻って側道から土手上の多摩川CRに入る。
まだ暗いサイクリングロードだが散歩やジョギングの人がぱらぱらと見受けられる。注意しながら走り抜けていく。
左手の多摩川を見るが暗くてよく見えない。
クランクで折り返すと東の空がようやく明るくなってきたのが見えた。時刻は6:06、この季節の夜明けは本当に遅い。
19.9km、是政橋を通過。
東の空が茜色に染まってやっと朝焼けらしくなってきた。
23.0km、関戸橋を通過。サイクリングロードをストップ&ゴーなしで淡々と走り続けられるのは非常に精神衛生上宜しい。脚はそこそこ回って今日の体調はまずまず。
24.5km、府中四谷橋を通過。通勤で毎朝通る道をブルベで走るのは妙な気分だ。
27.1km、右方向に土手を降りて一旦CRを離れる。
27.3km、左折して一方通行を逆走して細い裏道を進む。
28.1km、再び多摩川沿いに出て道なり右折。
朝焼けがどんどん明るくなり、今まで白黒だった世界が色を帯び始めた。
朝焼けの空を眺めながら清々しい空気の中を走るのは早朝スタートのブルベの一番おいしい時間かも知れない。
28.5km、県道256号に突き当たって左折、日野橋を渡る。
県道256号は交通量が多くトラックが結構なスピードで追い抜いていくので安全第一で歩道を走行する。
日の出直前の東の空がなかなかに幻想的。時刻は6:43。
29.3km、多摩モノレール通りに出て右折、親奥多摩街道方面に進む。
29.5km、多摩モノレール通りをちょっと走って直ぐに左折、県道169号に乗る。
県道169号は車通りはそれ程多くないのだが、信号にしょっちゅう引っ掛かるので走り難い印象。今日もやはり信号に立て続けに引っ掛かってちょっとストレス。
振り返るとようやく朝日が出ていた。
32.3km、八王子市に入った。
33.5km、登りが始まった。
全長1km位の結構長い登りだった。恐らく今日一番長い登りではないだろうか。参加者と思われるサイクリストに追い付いた。PCはもう目前。
35.0km地点の通過チェック1に到着、チェックタイムは7:08。
何となく気温が上がって来てどうやら今日は予報通り暖かくなりそうな気配があるのでここで取り敢えずウインドブレーカーを脱ぐ。15分程の休憩の後出発。
通過チェック1->通過チェック2/旧穴守稲荷神社大鳥居(47.2km/82.2km)
次の目的地は47km先の通過チェック2。再び多摩川CRに乗って多摩川の河口まで行く。羽田空港傍の赤鳥居に行くのは初めてなのでちょっと楽しみ。
通過チェックを出て直ぐに、今越えてきたばかりの峠を登り返す。距離的にはこの峠の手前のコンビニを通過チェックにしても良かったのではないかと思わなくもないが、コース設計者には何らかの意図があったのだろうと深くは考えない。
40.6km、県道169号を信号に引っ掛かりつつ戻り再び多摩モノレール通りに出た。多摩センター・高幡方面に右折。
モノレールの軌道下を走る。モノレールに乗っていると遅い乗り物だなと思うのだが、並走してみるとかなり速い乗り物だということを思い知る。
42.7km、橋を渡って直ぐを左折して土手下の道を川沿いに走る。
43.9km、右折方向に進んで行ったん川沿いを離れる。
44.1km、小さな橋を渡ってさっきよりも細い川沿いの公園内の道を走る。この道で合っているのかちょっと心配になる。
公園を抜けてちょっと走ったら多摩川の右岸に出て目の前に府中四谷橋が見えた。なるほど、道はこんな風に繋がっているのかと納得。
45.1km、府中四谷橋を渡って左岸に移る。この橋は通勤経路上なのでまたしても妙な感覚だ。
橋を渡り終えて多摩川左岸を河口方面に向かって走り始める。
50.4km、再び是政橋に到達。今度は土手上に上がって是政橋を渡る。
50.9km、是政橋を渡って直ぐを左折して右岸のCRに乗る。
土手上のCRを走る。道幅が狭く路面もそれ程良くない。時刻は8時を過ぎて人通りがかなり多く注意しながら走らなければならない。巡航速度は上げられないがそれでも信号で止まることは無いしストップ&ゴーが無いので楽だし、そこそこ快適に走ることができる。
55.7km鉄道橋を通過、路線は不明。(後で調べたら京王相模原線だった)
56.9km、水門を通過。この辺りも人通りは多い。
59.4km、多摩水道橋は橋下をバイパスするルートは無いので交差点で横断歩道を渡る。
64.4km、新二子橋を通過。対岸にはAJたまがわさんのブルベで何度も来ているので二子玉川の風景には何となく見覚えがある。
69.0km、道幅がちょっと広くなって走り易くなった。前方に丸子橋が見える。ということはこの辺りはシンゴジラで戦場になった場所か。
72.5km、ガス橋で左折して橋を渡り左岸に移る。
ガス橋の上で東京都に入った。そうか、今まで神奈川県にいたのか。全然気付いていなかった。
川の両側にビルが立ち並んで都会の中にいることを実感する。人通りもかなり多い。
81.0km、大師橋を通過。
川幅が広くなって河口らしくなってきた。海はもう目の前か。通過チェックはもう直ぐ。
82.2km地点の通過チェック2に到着、チェックタイムは9:17。
ツイッター等で知り合いのサイクリストの多くがここの写真を上げているのを見ていていつかは言ってみたいなとは思っていたので、今日念願叶ってちょっと嬉しい。
荒川の河口はそれ程でもないが、多摩川の河口は都会の雰囲気が強く漂っているのが印象的。
その一つの要因は直ぐ傍の羽田空港の風景。空港のビル群をバックに赤鳥居をひとしきり眺めた後出発する。
通過チェック2->通過チェック3/ファミリーマート東砂七丁目店(23.5km/105.7km)
次の目的地は23.5km先の通過チェック3。区間距離は短いが都心を突っ切る格好なのでどの程度の混み具合なのか皆目見当がつかない。取り敢えず走ってみるのみだ。
今渡って来た橋を渡り返して右折、細い枝路に入っていく。
サイクリングの途中、ましてやブルベの途中で羽田空港を見る機会はそうそうないので貴重な体験だ。
83.1km、川沿いの細い道を抜けて県道311号に乗ったと思ったら直ぐに右折する。
倉庫街の様な区画から徐々に住宅街に入って来た。ちょこちょこ曲がりながら生活道路を縫って走る。細か過ぎてキューシートを見ながらではとても走れない。こういう時にナビの有難味を実感する。
85.8km、とんでもなく細い路地を走る。本当にここがルートなのか心配になるが事前に打ち込んでおいたナビのデータを信じるしかない。こんな細い道を走ったのは私的ブルベ史上初めてだと思う。
86.7km、更にうねうねと生活道路を通り抜けて国道15号に合流し右折。ようやく太い幹線道路に出た。ここからいよいよ都心走行本番ということか。
87.5km、国道15号は車通りは少ない。そこそこの混雑を覚悟していただけに拍子抜け。信号にはちょくちょく引っ掛かるもののストレスなく走れるのは嬉しい誤算。
91.4km、北品川二丁目交差点を右折して国道15号を離れる。
92.1km、新東海橋交差点を左折。テレビ東京天王洲スタジオだって。この辺りは天王洲なのか。地理感覚が全くないのでここがどこなのか全く把握できていない。
92.4km、橋を渡って港区に入った。それにしても車通りが少ない。普段からこういう感じなのだろうか?それとも日曜日だからなのか?
自転車レーンは沢山の車が路駐していて使い物にならない。ツイッターでよく見かける写真をじかに見るとその酷さが良く分かる。
94.7km、この辺りは芝浦なのか。イメージ的には羽田モノレールと並行して走っている感じなのか。何となくブルベというよりは東京見物という雰囲気になって来た。
95.8km、T字路に突き当たって右折したら工事通行止めだったが、辛うじて歩道通行可だったので事無きを得た。
96.0km、工事中の橋を歩道で降車して渡る。
橋から見る川の風景は押井守のアニメで見る都会のイメージがあって良い感じ。こういうところに都会のノスタルジーを感じる。
首都高下の車道は自転車通行不可なので歩道を走行。
98.5km、都道50号に乗って築地市場跡地の前を通過。市場が移転して3年位経つがまだ再利用の目途は立っていないのか。
99.9km、八丁堀交差点を右折。八丁堀と聞くと中村主水を思い起こす。髷物のイメージだがこの風景には微塵もない。
100.9km、永代橋を渡る。橋を渡り終えると都心は抜けたという感じか。
101.4km、永代二丁目交差点を左折して葛西橋方面に進む。徐々に車通りが多くなってきた。
102.8km、木場公園を通過。ここはAR日本橋さんのブルベのスタートで来たことがある。通過チェックはもう直ぐ。
105.7km地点の通過チェック3に到着、チェックタイムは10:45。
都心を抜けてきた割には大きなタイムロスは無かった。それにしても車が予想外に少なかったのは驚き。
ここのコンビニの2階はサイクルベースあさひなのか。ちょっと珍しい立地。15分程の休憩の後出発。
通過チェック3->通過チェック4/セブンイレブン志木上宗岡4丁目店(37.5km/143.2km)
次の目的地は37.5km先の通過チェック4、この区間の殆どが荒川CRとなる。久し振りの荒川CRの下流方面でしかも下流から上流に向かって上流で折り返すというのは初めてなのでちょっと楽しみ。
106.0km、都道10号を葛西橋の手前で側道に逸れて側道から土手上に上がる。
土手上からサイクリングロードに降りていく。
荒川CRの右岸で北上開始。向かい風はなくそこそこ走り易いコンディションで一安心。
108.6km、船堀橋を通過。マラソン大会をやっていたがランナーで混み合っているという程でもなくそれ程走り難くはない。今日の荒川CR下流は通常の人出という感じ。
115.5km、首都高6号を一旦土手上に上がって通過。
125.7km、岩淵水門を通過。
そこそこの巡航速度で止まることなく走り続けられるので距離の消化が非常に速い。
136.9km、坂を登って土手に上がり朝霞水門に向かう。この辺りは飛行機ラジコンを愛好者がよく集まっているが今日も飛ばしている人がいた。
146.2km、秋ヶ瀬橋を通過。時刻は12時を過ぎて予報通り気温がかなり上がって来た。アームウォーマーとレッグウォーマーが暑い。通過チェックに着いたら脱ぐことにする。
羽根倉橋が見えてきた。もう荒川CR区間の終点かと思う位にあっという間な感じだ。
142.9km、羽根倉橋の手前で荒川CR右岸は一旦途切れる。ここで左に下って一般道に折り返すと通過チェックだ。
143.2km地点の通過チェック4に到着、チェックタイムは12:25。
この区間を1時間半かからずに走れるとはさすがCR区間だ。
このコンビニは普通の店に比べてかなり広い。こういう作りの店はちょっと珍しい。
暑いのでアームウォーマーとレッグウォーマーを脱ぐ。
店の外にはレンタル電動バイクのステーションがあった。そう言えばさっき走って来た都心にもあちこちあったな。もうこういうのは当たり前ということか。15分程の休憩の後出発。
通過チェック4->通過チェック5/ローソン南砂葛西橋通店(39.5km/182.7km)
次の目的地は39.5km先の通過チェック5。今来た道をそのまま戻る。
143.4km、橋の手前で右手方向に土手上に上がって再びCRに入る。
再び荒川CRに乗って南下開始。復路も風はなく往路と同じ様なペースで走れそうだ。
149.3km、朝霞水門を通過。ウォーマーを脱いでむき出しになった四肢に涼しい空気が当たって気持ち良い。この季節にこの格好で走れるとは思わなかった。やはり半袖ジャージにレーパンだと身体が軽く感じられて快適に自転車に乗ることができる。
CRに面した数々のグラウンドでは野球やサッカーの試合が行われていて観客も含めて結構な人出だがCRの道幅が広い分それ程ストレスにはならない。
走っているとこのブルベの参加者と思われる反射ベストを着たサイクリストとぽつぽつすれ違う。そこそこの人数が今日は走っていそうだ。
161.1km、岩淵水門を通過。復路も距離の消化が非常に速い。
164.6km、首都高6号を通過。途中で水の染み出しがあちこちあって結構水飛沫を巻き上げる。今日は終日晴天なのにこの分だとバイクがドロドロになりそうだ。
土手の向こうに東京スカイツリーの頭だけが見えた。気温が高いので霞んで見える。
河川敷に広がる野原はロードバイクに本格的に乗り始めてこの道に走りに来ていた15年程前に見ていた風景と全く変わらない。ここだけでなくこの道全体の風景が殆ど変わっていない。妙なノスタルジーを感じる。
179.7km、前方に河口が見えてきた。荒川CRももうすぐ終わり。
ここまでで結構な数の参加者とすれ違った。20人位はいた感じだ。
180.8km、葛西橋が見えた。右に逸れて土手上に上がり荒川CRを離脱する。
土手上からクランク状に折り返しつつ一般道に降りる。
181.3km、側道から都道10号に合流。
3時間前に荒川CRに入る前より車の量が増えた気がする。通過チェックはもう目前。
通過チェックが見えた。ホッと一息。
182.7km地点の通過チェック5に到着、チェックタイムは14:11。
このコンビニではトイレが使用禁止になっていた。それ程切羽詰まった状況ではないので困らないがブルベ中に通過チェックポイントでのトイレを当てにしていると困ったことになる。15分程の休憩の後出発。
通過チェック5->通過チェック6/ファミリーマート紀尾井町三番地店(9.3km/192.0km)
次の目的地は9.3km先の通過チェック5。距離は非常に短いが結構混んでいそうな雰囲気なので午前中の様に順調というわけには行かなさそうだ。取り敢えず午前中に来た道を逆走していく。
184.5km、木場公園を通過。
やはり午前中よりも車の量が増えて信号で止まる頻度が高くなった。
185.8km、永代二丁目交差点を右折して永代橋方面に進む。
186.3km、永代橋を再び渡る。
後ろから参加者が一人追い付いてきた。信号待ちで停まる度にぽつぽつと会話しながら進む。
187.8km、日本橋交差点に差し掛かる。左折の車の車列につかまって立ち往生している間に参加者は行ってしまい再び単独走行になる。信号や渋滞に頻繁につかまる様になり進まなくなってしまった。いよいよ都会の本領発揮というところか。
189.0km、やっと皇居の前に出た。大手門交差点を右折して飯田橋・九段下方面に進む。
皇居を見ながらぼちぼち進む。もうゴールまではこんなペースだろうが東京見物だと割り切ればストレスも薄まるかな。
190.3km、首都高代官山料金所前の横断歩道を渡って反対側の一般道に乗る。高速の出入り口の真ん前に横断歩道があるというのは相当珍しいのではないだろうか。
皇居の北側の道は車通りは少なくなったがアップダウンが出てきた。皇居ランナーが結構走っている。
191.1km、英国大使館の脇の道は結構登っている。
191.8km、ビル街の細い道を進む。通過チェックはもう目前。
通過チェックが見えた。ホッと一息。
192.0km地点の通過チェック6に到着、チェックタイムは15:06。
ここのコンビニには元々トイレがなかった。まあゴールまでは我慢できそうだし問題は無し。ゴールまで距離は無いのでレシート入手のための買い物をして休憩なしで直ぐに出発する。
通過チェック6->ゴール/ファミリーマート駒沢2丁目店(13.3km/205.3km)
さあ、後はゴールを目指すのみだ。ゴールまでは13kmちょっとだがこの調子だと1時間はかかると見ておいた方が良さそうだ。それでもゴールは16時過ぎなので明るいうちにゴールできるのは間違いなさそうだ。
通過チェックを出て直ぐに長い下りを下る。
192.5km、いきなり結構な勾配の坂が出てきた。10%位ある感じがする。200m程の急坂をえっちらおっちら登ってクリア。
193.2km、迎賓館の周りを辿る様に進む。写真を撮ろうかと思ったが塀伝いに警官が何人も立っているので止めておいた。
迎賓館の傍の道を走っていたらバリケードが出てきたので何事かと思ったらその先は歩行者天国になっていた。
194.4km、歩行者天国の中で一際人がたくさんいるところがあったので何事かと思ったら街路樹の綺麗な通りだった。西日がいい感じに当たってなかなかの風景なのでつられて写真を撮る。
神宮球場の傍を通過。正に東京見物になったな。
196.3km、再び車と人が混み合う街中に出て原宿駅前通過。人混みが大嫌いな人間にとっては眩暈がする。
196.8km、代々木公園前の道を進む。私的にはメーデーで馴染みの深い場所だが、相変わらず路駐が凄い。片や車道側の車の量も凄いので道の両側に注意しながら細い走行ラインをキープするのはかなりのストレス。
198.0km、上原一丁目交差点を左折して井の頭通りを離脱。
都心からは離脱した感じだが車通りは相変わらず多い。信号に引っ掛かる頻度も高くなかなか進まない。
199.2km、踏切に引っ掛かる。これはもしかして井の頭線か。
200.1km、住宅街の中の道を抜けて都道423号に出た。T字路を右折して西に進む。ナビは南を指示しているのに違う方向に進むのでゴールが近付いてこない。このルートで合っているのかちょっと心配になる。
202.3km、T字路に突き当たって左折、細い枝道に入っていく。ここは県道423号の終点か。
203.1km、住宅街の道を通り抜けて世田谷区役所前を通過。ゴールまではあと2km。
204.6km、もうゴールは目前というところでこれでもかという程に信号に引っ掛かる。夕刻の混雑も始まって遅々として進まない。この一本道の先がゴール、あと500m。
無事ゴール。ゴールタイムは15:57、完走時間は10時間54分だった。
5時スタートだったということもあって明るいうちに余裕を持ってゴールできたのは良かった。直ぐにその場を離れて1.5km先の駐車場に戻り始める。
ゴール後
のんびりと走りながら駒沢通りに戻って来た。無事完走して駐車場に戻る間の達成感と満足感に浸る時間がブルベの楽しさの一つ。
駐車場に戻ってバイクを車に積み込み、さあ着替えようかと思ったら着替えを持ってきていなかったことに気が付いた。まあこのまま車に乗って家に帰るだけだから大して支障はないのだが、持ってきているはずのものを忘れていたというのがちょっとがっかり。
リモートブルベカードでゴール手続き完了。後は認定されるのを待つのみ。
取り敢えずやるべきことをやり終えて帰途に就く。帰路は多少渋滞に巻き込まれたもののおおむね順調で18時半に帰宅、これにて今回のブルベは無事に終了した。
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今回のブルベは200kmのうち約120kmがサイクリングロードという他に類を見ないコースだったが、私的にサイクリングロード好きな人間としては非常に楽しめた。何だかんだ言ってもサイクリングロードは車に煩わされることがなく信号のストップ&ゴーがなくストレスが非常に少ないというメリットが非常に大きい。地方であればこのメリットはそれ程大きなものにはならないが、首都圏ではこれが極めて大きな効力を発揮すると思う。その意味で都心スタート&ゴールのブルベの有様としてこのコースは一つの解答なのだと思う。私的に多摩川CRを初めて河口まで行くことができたし、多摩川CRと荒川CRを一度に走るという過去やろうと思っていて実現できていなかったことが今回できたしこのコースのメリットを最大限享受できたのではないかと思う。一方でサイクリングロード以外の都心部の走行だが、それなりに市街地走行のデメリットは確かにあった。でもこれを東京見物だと割り切れば面白味に変わる。私の様に普段から都心に行くことが滅多にない人間にとっては東京の名所を見て回るのは新鮮だ。2週続けて走ったR東京さんの”霞ヶ浦”と”弁天橋”はどちらも都市部スタートだったがそれぞれのコースコンセプトの違いを楽しめたし走り終えた後に好印象だけが残ったどちらも秀逸なコースだったと思う。11、12月の半オフ期間に開催されるにはもってこいのブルベだと思うし、来年以降も継続開催されるならば是非また走りたいと思う。
さて、次のブルベはAJ福岡さんのBRM1225那覇200、今年最後のブルベが沖縄という何とも慌ただしく贅沢な話だが次回詳報の予定。