気が付けば4月も半ば、ゴールデンウィークが2週間後に迫って来た。感染再拡大の動向と日本縦断ブルベの両睨みで精神的平衡を保つのがなかなかにしんどい日々が続いている。もっと歳が若ければ今回をスパッと見送っても次に期待することができるのだがこの歳になって来ると体力的にかなりきつくなっているので次を考えることができない。既に今でも完走できるかどうかわからないので走るのも不安だし断念するのも残念だし、もうどうすりゃいいんだよという感じだ。一方で、どうせなるようにしかならないという割り切った自分もいて日々私の頭の中は地味にカオスな状況になっている。取り敢えずは目先のことを地道にひとつひとつ考えて行動して結果を出して片付けていくことを淡々と続けつつ、生活のリズムと健康を崩さない様に努めるだけだ。先々週に走ったブルベの走行レポートを書き上げてしまえばまた少し肩の荷が軽くなるのでさっさとやっつけてしまおう。
そんなわけでBRM402群馬200の走行レポートは下記の通り。
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[目次]
- スタートまで
- スタート/道の駅よしおか温泉->PC1/道の駅おがわまち(74.0km)
- PC1->PC2/道の駅かぞわたらせ(55.6km/129.6km)
- PC2->PC3/道の駅赤城の恵(62.1km/191.7km)
- PC3->ゴール/道の駅よしおか温泉(11.4km/203.1km)
- ゴール後
スタートまで
4/2(土)、4時半過ぎに目が覚めた。2か月半振りのブルベで久し振りの早起きだがそれ程苦にならずに起きることができた。2、3日前は結構気温が高かったが今朝は気温一桁前半でかなり寒く感じたので冬用ウェアを選択して身支度をする。5時過ぎに自宅を出るともう外はそこそこ明るくなっている。季節は確実に進んでいた。車に乗って今日のスタート地点の道の駅よしおか温泉に向かう。入間から圏央道に乗ると早朝の時間帯で今まで見たことがない位に車が多い。天気が良いこともあるのかも知れないが蔓延防止が解除されて明らかに人の移動が活性化している様に見受けられる。
6時半に道の駅よしおか温泉に到着。駐車場に車を停めて急いでバイクを降ろしてスタート地点の河川敷に向かう。
スタート地点に到着するとそこそこの人数で賑わっている。久し振りに感じるブルベのスタート前の活気が何となく懐かしい気がする。
受付をしてブルベカードを受け取る。カードには各PCのクイズの問題が印刷してある。
今日のコースは道の駅よしおか温泉をスタートして南に下り、埼玉に入って東松山を経由して渡良瀬遊水地で西に方向転換して再び道の駅よしおか温泉に戻る200km。
このコースは初めてだが、大半はブルベその他で走ったことのある道なので素性はそこそこ分かっているので気楽だ。山は前半の杉ノ峠と東秩父の峠越えで後半はほぼ平坦、獲得標高は1300m程だが数字程の登りのインパクトはない。今日はこのブルベのお題目でもある三県境を始めて見るのがちょっと楽しみ。
桜が満開。今シーズンは青空の下で桜を観るのは今日が初めてではないかと思う。昨日まではずっと曇りがちの天気が続いていたから非常に気分が良い。
定刻前に装備チェックが始まった。ぼちぼち並んでスタッフさんにチェックを受ける。久し振りのブルベのスタートでちょっとワクワクする。
スタート/道の駅よしおか温泉->PC1/道の駅おがわまち(74.0km)
定刻7時直前にスタート。筆記用具を持っていないことに気が付いて車に戻ってボールペンを持って改めて走り出す。最初の目的地は74km先のPC1。区間距離は長めだが休憩なしで一気に行く予定。
0.6km、左折して南下開始。前方にファットバイクで参加の猛者がいる。
桜を見ながらぼちぼち走る。体調は可もなく不可もなくといった感じで、取り敢えずは2か月半振りとなる長距離なので様子見的に運動強度を上げ過ぎないことを心掛ける。
桜を観るとつい写真を撮ってしまうがそのうち飽きてくるに違いない。
4.1km、左折して県道15号に合流。
県道15号は道が狭く朝でもそこそこ車が走っているのでちょっと走り難い。
5.8km、踏切の直前を左折して線路沿いの道に入る。
この道は車通りも殆どなく信号もないので走り易い。
8.2km、踏切傍を左折して線路沿いの道を離れる。あっという間に終わってしまった。
県道13号を南下。久し振りの集団スタートで徐々に集団が大きくなってきた。車通りもそこそこあってちょっと走り辛い。どこかで集団から離れたいのだがタイミングが掴めない。
17.0km、右折して県道13号をトレースしていく。
集団は15人程になっていて、信号待ちで停まると結構な長さになる。青信号になって直進するが前にいた左折の車を先に行かせようと止まって待っていたら、後ろにいた参加者が何人も私を抜いて行き左折の車を行かせなかった。結局私が最後尾になってやっと左折の車を行かせることができた。何だかとても残念。
19.3km、鳥川を渡る。交通量が多く本道は路肩がないので側道を走行。
後ろから来た人に反射ベストがめくれていることを教えてもらって一旦止まって着け直す。この間で結果的に集団から離脱することになり落ち着きを取り戻した。
遠くに秩父辺りの山々が見えてきた。微妙な霞み具合に春を感じる。
28.4km、この辺りを通過する大抵のブルベはここを右折するが今日は直進して神流方面に向かう。
神流が近くなってきて少しずつアップダウンが出てきた。
山間の桜も満開。登りだとゆっくり眺められる。
34.1km、国道462号に合流して右折、神流方面に進む。ここから先は何度も走っているのでコースは熟知している。
鬼石の街中を通過。ここを右折すれば神流方面で私的に毎年訪れるバンド合宿のペンションがあったりするのだが、今日は直進して秩父・長瀞方面に向かう。
36.4km、神流川を渡って埼玉県に入る。この先、直ぐに杉ノ峠の登りが始まる。
杉ノ峠の登坂開始。距離2.5kmで平均勾配は6%程度だが、前半の九十九折の急勾配がなかなかに登り応えがある。
久し振りのこの九十九折は楽しい。気温も低めなので絶好のヒルクライムコンディション。
九十九折が終わってもまだまだ登りは続く。前半で脚を使い過ぎると後半が辛くなるので注意が必要。
39.2km、ピークに到達して本庄市に入る。そのまま下りに突入、登りで掻いた汗が冷やされて気持ち良い。
40.9km、下りを終えて太駄中交差点を右折、長瀞・皆野方面に進む
この道はブルベを始める前からシクロパビリオンのイベントでしょっちゅう走った道なので馴染み深い。
42.4km、皆野町に入る。この先徐々に登りがはっきりしてくる。
43.1km、出牛交差点を左折して寄居・長瀞方面に進む。登りはまだ続く。
43.7km、今日2つ目の峠のピークを通過、そのまま下りに入る。
47.3km、長い下りを終えて中野上交差点を左折して国道140号に合流。
ここからしばらくは国道140号を走ることになるが、私的には車通りが多く大型車も結構走っているこの区間が苦手。
今日は車通りが少なく思いの外走り易い。これは嬉しい誤算。
国道140号を並走する秩父鉄道の線路。今日は何となく走る鉄道の姿を見てみたい気がするが、走ってくる気配はない。
55.5km、お決まりの末野交差点を右折して国道140号から離脱。
56.9km、信号を右折するとちょっと登る。
57.9km、突き当りを右折して県道294号に合流。この先じわじわと登り基調になる。
ぼちぼち前半最後の峠越えが始まる。
勾配は10%に満たないが直線的に登るのでなかなかにハード。
60.4km、ピークを通過、これで前半の3つの峠越えをクリアした。そのまま下りに入っていく。
63.3km、落合交差点を通過。ここを右折すれば定峰峠に向かうが今日は直進。
68.0km、小川町に入る。勝手知ったる県道11号を快走。
ここの桜も満開、春全開。
70.6km、松郷峠入口交差点を通過。ここを右折すれば松郷峠に向かうが今日は直進。
小川町の街中に入って来た。PC1はもう直ぐ。
74.0km地点のPC1に到着、チェックタイムは10:14。
クイズの問題はピカチューの絵柄の自販機の番号。答えは直ぐに判明。PC1の通過時間と共にブルベカードに記入する。
ここは道の駅。程々に人がいる。まあ天気も良いし蔓延防止も解除されているのでこれ位の人の出足は当然か。空腹感はないので取り敢えず自販機でジュースを買い15分程休憩の後出発。
PC1->PC2/道の駅かぞわたらせ(55.6km/129.6km)
道の駅を出て右折、再び国道254号に合流。次の目的地は55.6km先のPC2だが、その直前に三県境に立ち寄る。
74.5km、信号を左折して国道254号を離れる。曲がって直ぐに登りが始まる。
75.3km、短い登りをこなして右折、そのまま下りに入る。
77.3km、下りを終えて突き当りを右折、県道296号に合流。この道は確かR東京さんの200kmで走ったことがある。
80.0km、嵐山の街中を通過。4時間近く走って来て何となくいつものブルベのペースを取り戻し安定走行に入っている。淡々と進む。
82.3km、上唐子(東)交差点を直進。ここを左折するとシクロパビリオンに行く。
86.7km、上野本(西)交差点を通過。ここを左折すると今は無きこーぢ倶楽部のあった焼き肉れすとらん大幸に向かう。足繁く通っていた頃が懐かしい。登り基調で東松山の市街地に入っていく。
88.0km、東武東上線の踏切に引っ掛かる。東松山市街は狭くて信号も多いので走り辛い。
89.0km、ようやく市街を抜けて交差点を左折。
90.9km、行田・鴻巣方面に進むが自転車は進み方がちょっと難しい。県道66号に合流する。
93.0km、熊谷市に入った。県道66号もブルベその他で良く走った道なので熟知している。このまま直進すると荒川に行き当たる。微妙なアップダウンが続く。
94.5km、荒川を大芦橋で渡る。普段の練習で荒川CRを北上する時はこの橋で折り返す。車通りが多いので側道を走る。
橋の真ん中で鴻巣市に入った。
97.3km、鉄道越えの陸橋は車通りが多く路肩が狭いので側道を進んで歩道を歩いて越える。臨機応変に安全第一。
98.0km、国道17号を横切る。
98.7km、上越新幹線の高架を潜って直ぐ下を右折。
少しの距離だけ新幹線と並走する。
99.7km、県道66号に突き当り左折、新幹線高架沿いから離脱。
この県道66号は荒川手前の県道66号と繋がっているのだろうか。平坦路を淡々と進む。
100.9km、国道17号バイパスを横切る。
101.9km、交差点を鋭角に右折。取り敢えず100kmを超えて今日の行程の半分を消化。
103.0km、物凄い渋滞で車が全く進まなくなったと思ったら古墳公園の入口だった。今時古墳はそんなに人気なのか?
こんもりと盛り上がった小さな山は古墳らしい。日頃目にすることは無いのでまあ珍しいと言われれば珍しいかな。
104.6km、騎西方面に左折。
104.9km、羽生方面に左折。
106.5km、古代蓮の里を通過。ここも結構賑わっている。
107.7km、加須方面に右折する。
109.7km、加須市に入る。県道128号は車通りは多く道は狭いがそれ程走り難く感じない。
117.2km、加須市街に入って来て北川辺方面に左折、県道46号に合流。
県道46号はオダ埼ブルベでもしょっちゅう走る道なので見慣れた風景の中を走るのは気楽で良い。微妙な追い風も手伝って順調に距離を消化していく。
122.8km、いつもの十勝甘納豆の看板を通過。いつかは立ち寄りたいと思いつつもまだ一度も立ち寄ったことは無い。
124.0km、苦手の埼玉大橋に差し掛かった。ここは大型車が多く通るので狭くて荒れた路肩を走るのが恐怖。
幸い今日は大型車に抜かれることは無くクリアできてほっと一息。
125.7km、熊本ラーメンみち丸前を通過、いつもここを通る時は昼前なのだが今日は丁度昼なので滅多にブルベ中に食堂に入ることは無いけれど今日は立ち寄ってみるかなと思ったら臨時休業だった。まあこんなものだね。
126.7km、いつもは通り過ぎるだけのナフコの傍を左折して県道46号を離脱する。三県境へのアプローチに入るがこの近くだったとは全く知らなかった。
真っすぐな農道を進む。車通りが無くなると緊張が解けてほっとする。空からは雲雀の鳴き声も聞こえて長閑。
128.0km、幹線道路に突き当たって左折。
128.3km、曲がって直ぐに右折、再び枝道に入る。
128.6km、停止線を右折すれば三県境は目前。
128.7km地点の三県境に到着、チェックタイムは13:00。道の直ぐ傍で自転車を押して行くことができた。他の人のツイッターではよく見かけていたが自分の目で見るとちょっと嬉しい。
まあ一度見てしまえばどうということは無い場所ではある。取り敢えず今日のブルベの目的が達せられて満足。写真を撮ってしばし眺めて出発。
PC2はもう目の前。左折して県道を並走する。
県道の土手は菜の花が満開。
129.5km、道の駅を右手に見ながら一旦通り過ぎて左から改めて入り直す。
129.6km地点のPC2に到着、チェックタイムは13:08。
個々のクイズの問題もピカチュー絵柄の自販機の番号。通過時間と答えをブルベカードに記入する。ここもそこそこの人がいて何となく建物の中に入るのを躊躇してしまい、自販機でジュースを買って水分補給だけで済ませる。15分程の休憩の後出発。
PC2->PC3/道の駅赤城の恵(62.1km/191.7km)
次の目的地は62km先のPC3、取り敢えず一気に行く予定。
道の駅の前を通る県道9号を横断してサイクリングロードに入る。
渡良瀬遊水地沿いのサイクリングロードをのんびりと走る。前後には誰も走っていなくて貸し切り状態、とても贅沢な状況。
131.5km、2km弱のサイクリングロードはあっという間に終わって一般道に下りる。
土手の菜の花の匂いが凄い。県道9号を横切って直進方向に進む。
132.6km、交差点を右折して進路は北西方向、何となく追い風基調になった。
県道373号を舘林方面に進む。ド平坦で車通りも少なくかなり走り易い道だ。
139.2km、館林市に入った。
144.9km、突き当りを右折して踏切を渡って直ぐに左折、県道223号に合流する。
146.2km、変則五差路を右前方向に進む。
148.3km、矢場川を渡って栃木県に入る。
149.6km、左折して県道8号をトレースしていく。
午後になって気温が上がり、冬用のウェアだと暑くなってきた。ちょっとぼやっとしてしまう。距離は150kmを超えてまだ14時を過ぎたばかり、今日は予想以上に展開が早い。この感じだと走行時間は10時間かからないかも知れない。
153.0km、足利市街方面に左折。
153.4km、国道293号方面に左折して県道40号に合流。
県道40号に入ると明確に自転車レーンに設定された広い路肩が続く。どこの道もこれ位の自転車レーンがあると自転車乗りはとても幸せになれると思う。
158.6km、足利市街を抜けていく。車通りはそれ程多くなくてストレスは余りない。
159.2km、渡良瀬川の土手にぶつかって伊勢崎方面に左折。市街地を抜けた。
166.0km、右折して県道39号から離れる。曲がって直ぐに高速道路沿いの道になった。
169.7km、桐生方面に右折して直ぐに左折。4km弱の高速道路沿いの道は車も少なくてなかなか走り易い道だった。
171.7km、止まれを道なり左方向に進む。再び道が狭くなった。
173.3km、右折して県道315号に合流。
県道315号は車道本線の路肩が狭く、その横にもう1本の車道が並走するという変な作りになっていて自転車はどこを走るべきか良く分からない。車通りがそこそこあるので安全第一で並走車道に入ってそこを走る。
174.0km、左折して県道315号から離脱。
それにしてもひたすら平坦が続く。この辺りは関東平野に含まれるのだろうか。
179.2km、大間々方面に右折して県道73号に合流。
179.9km、変則五差路を左斜め前に進み県道76号に合流。
181.7km、久し振りに登りになった。勾配は大したことは無いはずだがここまでずっと平坦を走って来たので結構な坂に思える。
182.0km、坂のピークで前橋市に入った。気が付けばゴールまではあと20kmちょっと、展開が予想以上に早くて体感の距離感と合わない。感覚的にはまだ50km位残っている感じ。
185.4km、大胡方面に右折して県道74号に合流。
県道74号に入って微妙な上り基調になった。微妙な追い風基調は続いているので相殺されて平坦な感じで走り続けることができる。
187.9km、前橋方面に左折して県道3号に合流。
正面から照り付ける西日が眩しい。日はまだ十分に高いので明るいうちにゴールできるのは間違いない。そう考えるだけで相当に気持ちは軽い。
189.8km、渋川方面に左折して県道34号に合流。
PC3が近くなってはっきりとした登りになって来た。
PC3まではあと1km。恐らく山頂に位置しているのではないか。
夕刻の桜もなかなか見応えがある。
PC3の道の駅の入口に到達、ほっと一息。
191.7km地点のPC3に到着、チェックタイムは16:05。
クイズの問題はぐんまちゃんの絵柄の自販機の番号。答えと通過時間をブルベカードに記入する。
ここの道の駅は前の2つの道の駅に比べて人影は少ない。もうゴールまでは10kmちょっとなので休憩なしで直ぐに出発する。
PC3->ゴール/道の駅よしおか温泉(11.4km/203.1km)
さあ後はゴールを目指すのみ。ゴールまでは11kmだから1時間かからずに終わりだ。
再び県道34号に出て西に向かって進み始める。もう少し上る。
192.9km、小坂子町交差点を左折して前橋市街方面に向かう。下り基調で快調に進む。
196.2km、赤城山方面に右折して県道4号に一旦合流し直ぐに左折する。
ゴール前のご褒美という感じの下りを気持ち良く楽しむ。ここまで200kmを走って来て心身共にかなりの余裕があるのは嬉しい誤算。
正面に見える山は榛名山かな?
200.5km、国道291号に合流して高崎・前橋市街方面に左折。下りはここで終了。
200.8km、田口町南交差点を右折して側道に入る。
側道を登ってそのまま側道で橋を渡る。
橋を渡りつつ吉岡町に入った。橋の上からゴール地点のよしおか温泉が見えた。今日も無事に走り終えられそうで安堵感が湧いてきた。
202.4km、橋を降りてよしおか温泉の敷地に入って来た。左折して河川敷に向かう。
今朝走り出したサイクリングロードに戻って来た。ゴールはもう目の前。
無事ゴール。ゴールタイムは16:36、完走時間は9時間36分だった。
スタッフさんにゴール受付をしてもらい無事に手続き完了(秘かに期待していた温泉券は今回もなかった、残念)。今日も一日楽しませていただきありがとうございました!
ゴール後
夕刻の桜もなかなかに見応えがある。恐らく今年の晴天の下での最盛期の桜を観るのは今日になるのではないかと思う。そそくさとその場を後にして駐車場に戻る。
駐車場に戻って来た。バイクを車に積んでウェアを着替えてホッと一息。それにしてもまだこんなに日が高いうちにゴールできるとは予想していなかった。これは早く帰宅できそうだとウキウキしながら帰途に就く。
復路の関越ではしっかり渋滞に巻き込まれてしまったが圏央道に入ってからはそこそこ順調に進み19時過ぎに帰宅、これにて今回の遠征ブルベは無事に終了した。
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2か月半振りのブルベは天気にも恵まれてとても楽しめた。コース的には前半がちょっと山がちで後半はほぼフラットという私的にはブルベの理想パターンの1つとなっていて、また、私的に走ったことのある道がたくさん入っていたので気楽に走ることができ、全体的に交通量が少なめな道ばかりだったのでストレスを殆ど感じることなく走り終えることができた。AJ群馬さんの定番ブルベの”はじめてのブルベ”に匹敵する走り易さだったと思う。また、PCが全て道の駅だったこともありPC1とPC2では結構な人出だったので何となく買い物のために建物に入るのをためらっていたら結局自販機の500mlジュース2本だけで固形物を食べることなく走り切ってしまった。それ位余裕を持って走ることのできるコースだったということだろう。行程中あちこちで桜や菜の花やヒバリの声に囲まれて春を満喫することができ、後味の非常に良いブルベだった。私的にリピートしたいコースがまたひとつ増えた。
さて、次のブルベは我がオダ埼清水班のBRM423埼玉400アタック老越路。感染再拡大の兆候が不透明で蔓延防止発令の可能性がある中でスタッフ試走に行くタイミングを見定めるのが難しい状況だが、予定通りの開催を目指して当日実走も含めて準備を進めている状況だ。ゴールデンウィークの日本縦断も含めて、この混沌としたコロナ禍の中にあってもモチベーションを膨らませていきたいところ。ブルベは準備して走ってすっきりするという単純なサイクルだから文字通り回していこう。