2022BRM605群馬200

 6月もぼちぼち中旬、梅雨入りして空模様がずっと不安定で一日のうちどこかで雨が降っている感じがここ数日続いている。3日振りに通勤で自転車に乗りちょっとすっきりしたけれど一昨日身辺で発生した予期せぬトラブルもあってどうも心理的に落ち着かない日々を過ごしている。心理的な不安は漠然と塊でとらえてしまうと大きく重く感じてしまいがちだが、それを細切れに分解して具体化してその一つ一つの解決方法を考えてやれることは実行に移すことで不安を小さく軽くしていくことが改めて重要だと感じている。心理的不安要素の分解と具体化の作業は大事だ。その意味ではブルベの走行レポートが書き進んでいないことも心理的ストレスの一つになっていることは間違いないのでさっさと終わらせてしまおう。

 そんなわけでBRM605群馬200の走行レポートは以下の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 6/5(日)、4時半にアラームで起こされた。昨夜は寝つきが悪く夜中に何度も目が覚めて睡眠不足気味、睡眠時間は正味4時間半といったところだが眠気はないので問題なしとする。気温は10℃後半という感じだが寒くはないのでウェアは半袖ジャージにレーパン。天気予報は終日曇りだが、家を出たらパラパラと雨が降っていた。群馬に行けば止んでいるだろうと高を括って5時に自宅を出発、車で群馬に向かう。

 5:20に道の駅よしおか温泉に到着、バイクを車から降ろして出走準備をしてスタート地点の河川敷に向かう。

 河川敷に着くとちょうどブリーフィングが始まった。集まっている人達はぱっと見40人といったところか。

 今日のコースは道の駅よしおか温泉をスタートし桐生市街を通って老越路峠を通過し、千葉県野田市の端に入った所で折り返し再びよしおか温泉に戻って来る200km。

 スタート直後から若干のアップダウンがあるが山越えは前半の老越路峠のみ獲得標高差は1000mに満たない。老越路峠を越えてからはほぼド平坦でサイクリングロードをのべ60km程走る。”はじめてのブルベ”というサブタイトル通り、難易度としてはかなり低く初心者には最適なコースだと思う。私的に過去に何度も走っているのでコースの素性は良く分かっていて心身共に余裕を持って走ることができる。天気予報では日中は曇りベースで暑さは程々の見込みで、風向きは日中は南東の風なので前半は向かい風なるも後半は追い風になるのでコンディションとしては良い方ではないだろうか。

 7時前に装備チェックが始まり順次スタートしていく。チェックをパスしてスタートラインに無事立つことができた。

スタート/道の駅よしおか温泉ー>通過チェック/梅田湖(41.8km)

 定刻7時直前にぼちぼち走り始める。ブルベカード記入用の筆記用具を忘れたことに気付いて一旦車に取りに戻って改めて走り始める。最初の目的地は42km先の通過チェック、そこまでが今日の登り区間の大半を占めるので序盤で山をさっさとやっつけてしまおう。

 0.4km、歩道から新坂東橋に上がる。以前は車道を走っていたが自転車走行禁止になったため変更された。

 2.0km、車道に下りて田口町南交差点を左折。

 2.2km、田口町交差点を右折。曲がると直ぐに登り基調になる。

 登りの途中で工事片側通行。工事用信号の待ち時間2分は長い。

 6.0km、時沢神社前交差点を前橋市街方面に右折。

 6.5km、時沢交差点を左折して大胡・鼻毛石方面に進む。

 9.8km、小坂子町交差点を大胡方面に右折。この先もう少し上る。登りだと両脚に疲労感があるのがはっきりわかるが今日の山岳は大したことはないので何とかやり過ごせるのではないか。最近始めた階段上り1日30mの疲労はかなりなものなのでブルベ前は控えた方が良さそうだ。

 11.0km、ピークを越えて道の駅赤城の恵を通過。ここは先日の402群馬200の最終PCだったところ。

 13.1km、突き当りを左折して大胡の街中に入っていく。

 14.2km、大胡町交差点を左折して大間々・鼻毛石方面に左折。曲がって直ぐに右折して大胡の街中を抜けて行く。

 21.2km、桐生市に入った。

 県道3号を桐生に向かって進む。県道3号は微妙なアップダウンがあるが車通りはそれ程多くないのでそれ程走り難くはない。

 28.2km、五差路を右前方向に進む。

 28.7km、交差点を左折して桐生方面に向かう。

 29.3km、桐生合同庁舎前交差点を通過。他のブルベでは左から来て左折して桐生市街に入っていくのだが今日は直進。

 30.4km、左側道に入る。ここを直進すれば桐生市街に入っていくがこのブルベでは市街をバイパスして老越路峠に向かう。

 31.3km、西桐生駅を横目で見ながら交差点を左折。桐生市街地から離れていく。

 33.4km、左折して県道66号に合流。ここを曲がると通過チェックまでは一本道で徐々に登りになっていく。

 34.8km、オダ埼清水班の400kmブルベのアタック老越路の時に休憩ポイントとして使うコンビニ。今日は疲労も補給の必要性もないので素通り。この先少しずつ上り基調になっていく。

 40.0km、この辺りからきつくなる。トンネルまで7%前後の勾配が2km弱続く。

 41.4km、トンネルに到達。トンネルを抜けると通過チェックだ。

 通過チェックが見えた。ホッと一息。

 41.8km地点の通過チェックに到着、チェックタイムは8:53。ここはクイズポイント、クイズの問題はこの公衆電話ボックスの識別番号。クイズの答えと通過時間ををブルベカードに記入し直ぐ傍のトイレで用を足して直ぐに出発する。

通過チェック->PC2/セブンイレブン野田関宿台町店(67.2km/109.0km)

 次の目的地は67km先のPC2。区間距離はちょっと長めだがこの先の老越路峠を越えてしまえばあとは下りで平坦だしサイクリングロードを20km程走るのでノンストップで行く。

 通過チェックの目の前の交差点を右折して橋を渡り山の中へ入っていく。ここから老越路峠までの登りよりここまでの登りの方がきついので今日の山岳はほぼ終わった様なものだ。

 山の上空はちょっと雲が厚い。もしかしたら降られるかも知れない。

 梅田湖は穏やかな風情。水量は若干少なめか。

 県道66号の緩い登り基調をぼちぼち進んでいく。

 45.7km、栃木県に入った。

 47km辺りから老越路峠への最終アプローチで勾配がきつくなる。と言っても5%程度、500mの登りだ。

 47.4km、昔はここに友人PCが置かれていた。峠のピークはもうちょっと先。

 47.6km、老越路峠のピークを通過。そのまま下りに入るがピークから1km程の区間で道が狭く曲がりくねっていて急勾配でおまけに路面が悪く、更に見通しが悪く対向車が見え難いのでかなり危険。慎重に下っていく。

 昼間ならばまだ明るいので何とかなるがアタック老越路の時の様な夜間走行時には充分な注意が必要だ。

 50.2km、下りを終えて突き当りを佐野市街・田沼方面に右折、県道66号をトレースしていく。雨に降られることもなく無事に老越路をクリアすることができた。これで今日の山岳地帯は終わりであとはゴールまで平坦基調。

 下り基調の県道66号を順調に進む。向かい風基調でいまいちスピードが上がり切らないが気にしない。

 59.8km、前回はここで休憩したが今日は疲労感もないので素通り。

 61.0km、分岐を田沼方面に左折。

 64.3km、県道201号を横切る。この辺りまで来ると下り基調は終わり。

 65.0km、突き当りを右折する。

 65.2km、田沼の街中を通り抜けつつ国道293号を横切る。他のブルベではここを左折するが今日は唐沢山方面に直進。

 66.4km、栃本町交差点を右折して県道144号に合流。

 県道144号は若干車通りは多いもののそれ程走り難くはない。青空が見えて来て日差しがしっかり出て来て暑くなって来た。

 69.4km、突き当りを古河・藤岡方面に左折。県道16号に乗る。

 県道16号を古賀方面に進む。県道16号は車通りは多いが2車線なのでそれ程走り辛くはない。

 81.0km、新開橋北交差点を右折して渡良瀬川を渡る。

 81.3km、橋を渡った直後、新開橋南交差点を左折して川沿いに進む。

 82.0km、サイクリングロードに入る。この辺りはキューシートの記述が微妙だったが過去の記憶通りに進む。ここからPC2の手前までの20km超が前半のサイクリングロード区間となる。

 サイクリングロードを順調に進む。道は狭いが閑散としていて走り易い。なによりサイクリングロードは車に注意を払わなくて済むので精神衛生上非常に宜しい。前走の緑のジャージの人と何となくペースがあって等間隔を保って進む。

 途中、マラソン大会に遭遇。幸いそれ程過密な状況ではなかったので双方に支障なくやり過ごすことができた。

 87.6km、見覚えのある場所だなと思ったら先日の群馬200でPCだった道の駅だ。ということはこの直ぐ近くに三県境があるということか。

 道の駅の傍で群馬県に入ったと思ったら200m先で再び栃木県に入って更に400m進むと埼玉県。これが三県境の気配というやつか。

 90.9km、渡良瀬遊水地の傍を通って左折して三国橋を渡る。ここは埼玉ブルベでもしょっちゅう通る。2週間前もアタック二本松で通ったばかりだ。

 91.4km、橋を渡り終えて茨城県に入った。目まぐるしく県が入れ替わる。アタック二本松は左折だが今日は右折して再びサイクリングロードに入る。

 今度は川を右手に見ながら走る。向かい風基調だが折り返せば追い風になるので今は我慢。昼近くなって日差しも強くなり暑くなってきた。ここまではっきりと晴れるとは想定外。

 94.2km、工事区間を迂回箇所が良く分からなくて前方に見えるバリケードまで行ってみたらそこに迂回路はなく、結局手前の土手下に下りる砂利道が迂回路だったことが分かり戻る。前走の人を巻き込んでミスコースしてしまったのは申し訳ない。改めてナビを見たら合っていたのでナビデータを無視するとたまに痛い目に遭う。

 土手下の道を進む。まあこの辺りでミスコースしてもどこかでまたサイクリングロードに上がることはできるだろう。

 95.2km、突き当りを右折してナビデータ通りに進んだら今度はちゃんとサイクリングロードに復帰できた。

 再びサイクリングロードを淡々と進む。向かい風とは言いながら巡航速度は20km/hを超えているので問題なし。

 97.4km、利根川橋の端で国道4号を横切る。ここも埼玉ブルベしょっちゅう通るところだ。

 橋を渡って直ぐにはサイクリングロードには復帰できずに下道を走る。一般のサイクリスト集団の動きに付いて行って土手上に上がろうとしたら間違っていて全員逆戻り。

 98.9km、鉄道の高架を潜って直ぐにようやく正しい復帰ポイントに辿り着いて土手上に上がる。

 サイクリングロードに上がって直ぐ、後ろで新幹線の通過する音が聞こえて初めてこの軌道が新幹線のものだったことに気付く。

 104.0km、この橋は以前走った時はまだ工事中だった気がするが完成していたのか。

 こんなところに船が置いてある。屋形船か?

 107.5km、境大橋を潜って一旦通り過ぎて折り返して橋に向かう。ここで前半のサイクリングロードは終わりだ。

 側道の歩道で境大橋を渡る。

 108.2km、橋を渡り終えて千葉県に入った。群馬から千葉まで来たという感覚は全くないが取り敢えずここは千葉県の北東部の角の先らしい。橋から下ればPCはもう目前。

 PCが見えた。ホッと一息。

 109.0km地点のPC2に到着、チェックタイムは11:48。

 ここまで山と向かい風基調だった割には巡航20km/hを超えるペースで来ているのはかなり上出来。それにしてもここまで晴れて暑くなるのは想定外、塩タブレットを買って走りながら食べることにする。15分程の休憩の後出発。

PC2->PC3/ローソン熊谷妻沼店(47.0km/156.0km)

 PCの目の前の交差点を右折、ここからゴールに向かってひたすら西に進むことになる。次の目的地は47km先のPC3、基本はノンストップで行くつもりだが暑くなってきたので水分補給のために途中で休憩を入れるかも知れない。

 109.7km、野田市関宿台町交差点を左折して杉戸方面に進む。

 道なり右折で江戸川を渡る。

 111.5km、江戸川を渡って埼玉県に入った。千葉県はあっという間に終わり。

 112.4km、一瞬だけ県道26号を走って幸手ひばりヶ丘工業団地方面に右折。。

 この裏道は車通りが少なく走り易い。木陰もあって日差しの強い日には非常に助かる。

 116.0km、県道267号にぶつかって左折。ここで裏道は終わり。

 116.2km、加須・鷲宮方面に右折して県道371号に乗る。

 117.6km、鉄道越えの陸橋を登る。平坦を走り続けているとこういうちょっとした登りが丘越えに思えてくる。結構きつい。

 118.7km、松石交差点を栗橋方面に右折して県道316号に乗る。

 119.0km、川を渡って久喜市に入る。

 県道316号を順調に進む。追い風基調がそこそこ体感できるようになってきて順調に距離を消化していく。天気予報通りで嬉しい。

 123.3km、高柳(北)交差点を右折して大利根方面に進む。ここで前半のサイクリングロードで一緒に走った緑のジャージの人に再びキャッチされる。

 曲がって直ぐに加須市に入った。

 125.9km、阿佐間交差点を右折して北川辺方面に進む。進路が北向きになるとそこそこの横風を感じるのではっきりと追い風基調を認識することができる。それだけで精神衛生上非常に宜しい。

 126.8km、北平野交差点を羽生方面に左折して県道84号に乗る。

 県道84号を順調に進む。車通りはそこそこあるがそれ程走り辛くは感じない。

 134.6km、北荻島交差点を右折して羽生市街方面に進む。

 136.7km、右折して川沿いを進む。

 138.4km、舘林方面に右折して直ぐに左折。羽生の街中を抜けて行く。

 あっという間に街中を抜けて県道59号を順調に進む。信号も少なく走り易い。

 142.4km、行田市に入った。

 149.4km、北河原交差点を本庄・深谷方面に右折して県道59号をトレースしていく。 

 150.2km、橋を渡って熊谷市に入った。

 150.9km、葛和田交差点を右折して本庄・深谷方面に進む。

 151.3km、秦小学校前交差点を左折して本庄方面に進む。ここを曲がるとPCまでは一本道、あと5km弱。

 156.0km地点のPC3に到着、チェックタイムは14:03。

 区間距離47kmを2時間かからずに消化。追い風様様といったところか。暑くてかなり汗を掻いたのでアクエリアス1Lを一気飲みして塩タブレットを数個食べる。まだ身体が暑熱順化できていないのでこの先脚攣りが心配だ。15分程の休憩の後出発。

PC3->ゴール/道の駅よしおか温泉(48.2km/205.4km)

 さてあとはゴールを目指すのみ。ゴールまでは48km、トラブルがなければ17時前には着きそうなのでかなり気楽だ。

 PCを出て直ぐの妻沼交差点を右折。

 156.4km、聖天山前交差点を左折して本庄・深谷方面に進む。

 進路はひたすら西方向なので追い風基調が続いている。順調に距離を消化していく。

 いつの間にか深谷市に入っていた。カントリーサインを見落とした。

 162.2km、見落としそうな分岐を右折してサイクリングロードに向かう。

 162.6km、左折して利根川サイクリングロードに入る。さあ、ここからゴールまでの30km超はサイクリングロードだ。もう車を気にしなくても走れるのは相当に気が楽だ。

 追い風基調も手伝ってみるみる距離が減っていく。信号によるストップ&ゴーがないので頑張らなくても巡航速度20km/h超が楽々計算できるし無駄な体力の消耗がないのがとても良い。

 歩行者もサイクリストも殆ど見かけないのでほぼ貸し切り状態な感じ。空も曇りがちになって日差しがなくなったのは好都合、終盤で色々と好条件が揃って非常に走り易くなった。

 174.8km、坂東大橋を渡って一旦左岸に移る。

 橋の真ん中で群馬県に入った。

 175.8km、橋を渡り終えて右折してUターンして再びサイクリングロードに入る。

 今度は利根川を左手に見ながら走る。相変わらず通行人は殆どいない。

 179.8km、五料橋で再び右岸に渡る。

 180.4km、橋を渡り終えて直ぐ左折しUターンして再びサイクリングロードに乗る。あとはゴールまでひたすら右岸を走る。

 道が徐々に細くなってきたが通行人がいないので支障はない。

 このサイクリングロードは県道416号。居住区に入って来て道が曲がりくねり見通しが悪くなってきたので気を付けて走る。

 188.9km、高崎市に入った。ゴールまでは20kmを切った。走っていると右太腿の縫工筋に違和感が出てきて、これはもしかして攣ってしまうのかと思ったらやはり攣ってしまった。激痛で踏めなくなりかけたが何とか無理矢理脚を回しているうちに5分程で一旦治まった。そこそこ水分も摂ったし塩タブレットも食べ続けたのに駄目だったか。この先再び攣らない様に気を付けなければならない。

 竹林の横の路面がコンクリートで舗装し直されて走り易くなっている。以前は竹林の根が広がってアスファルトがボコボコになっていた。

 197.4km、川の向こうに群馬県庁が見える。サイクリングロードが微妙にアップダウンしている。街が近くなって人通りが多くなってきた。

 登りでちょっと踏み込んだら今度は左太腿の縫工筋が攣った。最後の最後で脚攣りを発生させてしまうとはがっかり。数分間我慢したら何とか治まった。

 グリーンドーム前橋も見えた。

 201.0km、川面の高さまで下りてきた。この先微妙に登って行く。

 203.2km、赤城乗馬クラブ横を通過。ゴールまで2kmを切った。

 朝渡った新坂東橋が見えてきた。今日も無事に走り終えられそうで安堵感が湧いてきた。

 無事ゴール。ゴールタイムは15:59、完走時間は8時間59分だった。

 無事にゴール手続き終了。AJ群馬スタッフの皆さん、今日も一日楽しませていただきありがとうございました!

 久し振りに温泉券がもらえた!ここ最近もらえていなかったのは温泉施設自体が土日休業だったからとのこと。ようやくコロナ禍の営業自粛が解除されたということか。

 そそくさとその場を後にして駐車場に戻る。

ゴール後

 駐車場に戻り速攻でバイクを車に積み込み、着替えとタオルを持って再びよしおか温泉に戻る。

 土日は温泉券に100円を足さなければならなくなったとのことだが全然問題なし。当然温泉に入って帰る。

 浴場に入ると以前程混んでいなくて洗い場も余裕で座れた。汗と汚れを綺麗に洗い流して露天風呂にのんびりと浸かり両脚をセルフマッサージする。本当に久し振りのブルベ後の温泉は”最高!”以外の言葉を思い付かない。よしおか温泉の露天風呂はぬるめで私好みなのがとても良い。1時間位のんびりしていたかったが、これから埼玉に帰らなければならないので15分程で後ろ髪を思いっ切り引かれつつ切り上げる。

 車に戻って冷たい麦茶を飲む。無事完走の充足感と温泉で心身共に癒されつつリフレッシュして車をスタートさせ帰途に就く。

 途中関越で事故渋滞に巻き込まれ30分以上のタイムロスが発生したものの、あとは順調に進んでぎりぎり明るい19時に自宅に帰着。これにて今回の遠征ブルベは無事終了した。

 

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 AJ群馬さんの定番200km”はじめてのブルベ”は私的には今回で4回目の参加となる。コースは2パターンあって老越路峠を越えた後に壬生まで行って折り返すパターンと野田まで行って折り返すパターンがあるが、今回は後者の方だった(こちらがオリジナルではないか)。このコースは確か3回走ったことがあってコース自体はほぼ頭の中に入っていたので心身共に余裕を持って終始走ることができた。”はじめてのブルベ”と銘打たれている通り、前半に軽い山岳があって後半はほぼフラットで走り易いサイクリングロードがのべ50km位組み入れられていて非常に走り易く、且つブルベの基本要素が上手く網羅されていると思う。私的にはとにかく気楽に楽しめるので飽きることなく何度でも走りたくなるコースだ。この先も「おまえは初心者じゃないから駄目」と言われない限り何度でも走りたいと思う。

 次のブルベの予定は我がオダ埼清水班のBRM611埼玉300kmアタック小諸。300kmBRM開催100周年の記念ブルベとなる。当日の天気予報が日々変化して今のところ雨に降られる可能性は高いがさてどうなるか。次回詳報予定。