2023BRM128東京200

 2月になった。寒波が来て雪が降りようやく真冬らしい気候が数日あったがそれ以外は好天が多く安定して自転車に乗れている。1月頭のインフルエンザからの体調不良から崩れた普段の日常のペースを完全に取り戻し結果的に1月の走行距離は1400kmまで積み上げることができてstravaの全てのマンスリーチャレンジの項目をクリアできたのは良かった。身体が本調子になって初めて分かる健康の有難味。健康でないとブルベを走る体力もモチベーションも持てない。何はさておき健康維持には一層配慮していきたいところだ。

 そんなわけでBRM128東京200真鶴の走行レポートは下記の通り。

 

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[目次]

スタートまで

 1/28(土)、4時半前に目が覚めた。寒いので布団から出るのが億劫だが意を決して起き上がる。外は真っ暗だが星が出ているし予報では終日晴れ予報なので雨装備は必要なさそうだ。まだ寒波の名残があって氷点下の気温なのでウインドブレークジャケットとウインドブレークタイツの完全冬用ウェアでロードブーツに手持ちで一番厚手のグローブとフェイスマスクを装着するという完全装備で臨むことにする。

 5時前に自宅を出発、車で川崎のとどろきアリーナを目指す。何となくN2BRMに慣れてしまってスタート時間をいい加減に認識する悪習慣が身に着いてしまい完全に遅刻モードになってしまった。6時過ぎにとどろきアリーナ傍のいつものコインパーキングに車を停めて急いでバイクを降ろしてスタート地点のとどろきアリーナに向かう。

 6時15分にとどろきアリーナ前広場に到着、久し振りのここからのスタートになるが当然皆スタートしてしまっていてスタッフさん達の出迎えにちょっとバツが悪い感じ。バタバタとスタート受付をして装備チェックを受けてスタート証憑の写真を撮りBフォームにスタート登録をしてようやく出走準備が整った。

 スタート地点のスタッフさん近影。遅刻してすみません。今日一日楽しませていただきます。

 今日のコースは川崎をスタートしてR東京さんのいつものルートで小田原経由で真鶴まで行って折返し、海沿いを東に向かって葉山で折り返し横浜市街地経由で川崎に戻って来る200km。

 R東京さんの小田原方面行の定番200kmコースの一つで過去に走ったことがあるのでルートはほぼ完璧に頭に入っているので全く問題なし。高い山の登りはなく獲得標高も1500m程度なので難易度は低めで気楽に走れるコースだ。チェックポイントは3か所で全てフォトチェックなのでこれらとは別に休憩ポイントを3か所、大体50km間隔で事前に設定している。天候的にはスタート直後の氷点下を乗り切れば日中は日差しがあれば問題なく走れるだろう。いつもの通り安全に完走することだけを考えて走るつもりだ。

スタート/とどろきアリーナ->通過チェック1/ケープ真鶴(87.0km)

 6:20にスタート。緩々と走り始める。最初の目的地は87km先の通過チェック1のケープ真鶴だが区間距離が長いので56km先に休憩ポイント設定してあるのでそこを目指す。

 スタートが遅れたおかげで朝焼けに浮かぶ武蔵小杉の高層マンション群を観ることができた。ちょっと得した気分。

 とどろきスタジアムが朝焼けに浮かぶ風景を見るのは本当に久し振り。

 0.8km、中原街道に出て右折。

 1.7km、武蔵中原駅を通過。中原街道を西に向かって進む。

 3.1km、千年交差点を過ぎて最初の登り坂。何となく脚が回らない感じがあるがまだ身体が温まっていないということか。

 気温はまだ氷点下だが快晴の空は空気が澄んで朝焼けのグラデーションが美しい。寒い朝に頑張って早起きするとこういう風景が見られる。

 8.6km、港北ニュータウンの真っすぐな登りをぼちぼち登って行く。

 9.5km、坂を登り切ったところで向原交差点を茅ヶ崎・国道246方面に右折。

 10.0km、大塚原交差点を左折。

 10.5km、東方原交差点を左折。

 12.3km、山王前交差点を茅ヶ崎・中山方面に右折。

 13.2km、地蔵尊前交差点を茅ヶ崎・都岡方面に右折。

 13.7km。鶴見川を渡って緑区に入る。

 14.8km、序盤の市街地区間で一番長い坂をえっちらおっちら登って行く。真っすぐな坂を600m位の登り。

 序盤の市街地アップダウンはいつもながらそこそこしんどい。身体の重さを充分に認識できる。

 18.8km、下って来て国道16号を横切って再び登り。

 20.7km、左折して中原街道を離れ枝道に入る。

 23.3km、下瀬谷坂下交差点を左折して県道18号に合流。県道18号に入ってようやくアップダウンが落ち着いた。

 朝ラーメンの店は今日も繁盛している。フラットな県道18号を順調に南下する。

 27.4km、和泉坂上交差点を伊勢原長後方面に右折して県道22号に乗る。

 28.1km、藤沢市に入った。

 用田バイパスを進む。今日は富士山がくっきりと見える。

 35.4km、この先から1車線になって車がそこそこ多いので走り辛くなる。

 37.5km、東河内交差点を通過して鉄道陸橋を登る。登り口の反射突起の列に注意。

 38.4km、戸沢橋で相模川を渡る。厚木市に入った。橋の上は渋滞していてちょっと走り辛い。

 41.6km、畠田橋西交差点を平塚方面に左折して県道22号から県道605号に乗り換える。ここまで来るとようやく前半の市街地走行が終わった気がする。

  曲がって直ぐに更に左折して橋を渡り県道605号を南下する。車がいなくなってホッとする。

 43.9km、平塚市に入った。

 46.6km、西沖田交差点を右折して進路は西向きになる。

 47.1km地点のこのコンビニがいつもPCや休憩ポイントになるのだが今日は素通り。休憩ポイントはもう少し先に設定してある。

 48.3km、正面に富士山を見ながら左折、田んぼの中の農道を進む。

 49.4km、農道を抜けてひらつか花アグリ入口交差点を左折。

 曲がって直ぐの水神橋交差点を右折する。

 50.1km、農道を走りつつ右折。

 50.5km、農道から出て県道63号に乗る左折ポイントで、いつもは車が詰まることなどないのに今日は渋滞している。何事かと思ったら警官が事故処理を行っていた。

 53.5km、大磯町に入った。下り基調の県道63号を順調に進む。休憩ポイントはもう目前。

 休憩ポイントが見えた。ホッと一息。

 55.7km地点の休憩ポイント1に到着、チェックタイムは9:29。

 この区間で3時間以上かかっているが、市街地走行を考えれば大崩れしていないと思う。まだまだ完走ペースなのでこの先も気負わず走るのみ。15分程の休憩の後出発。

 改めて通過チェック1を目指して走り始める。ケープ真鶴までは31kmだが、この先の国道1号と国道135号の混み具合が気になるところ。

 57.1km、国分新宿交差点を沼津・小田原方面に右折して国道1号に乗る。後程再びここに戻って来て東に進むことになる。

 国道1号はいつもより少し混雑している感じ。それでも大きくペースダウンする程ではない。

 61.4km、小田原市に入った。この先ちょこっと登る。

 61.8km、このルートで最初に海が見える定点観測地点を下りながら通過。快晴の下の海の青さがなかなかに爽快。

 67.0km、酒匂川を渡る。やはり酒の匂いはしない。

 69.1km、小田原市街に入って新宿交差点を左折。

 曲がって直ぐに右折して裏道を進む。

 69.9km、裏道から本町交差点を直進して再び国道1号に合流。小田原市街中心部に入って来た。

 70.8km、早川口交差点を熱海・湯河原方面に左折して国道1号から国道135号に乗り換え。

 72.0km、海沿いに出た。ここから真鶴まではずっと海沿いを走る。

 アップダウンをこなしながら国道135号を進む。今日は好天なので観光客の車で国道135号はかなり混雑している。

 海沿いは風もなく順調に進む。気温はそれ程上がっていない様だが日差しがしっかりあるので快適、寒波の中にあって絶好のサイクリングコンディション。

 75.3km、根府川交差点を通過。真鶴から折り返した後右からここに戻って来ることになる。

 日差しが海面に反射してとても綺麗。こういう風景を眺めながらサイクリングができるのは精神衛生上とてもよろしい。

 80.8km、長めの坂を登ってトンネルを抜けるとぼちぼち真鶴に入っていく。

 83.0km、真鶴駅前で左折してケープ真鶴を目指す。

 84.2km、海沿いに下って来て真鶴港を通過。漁港らしく海の幸の匂いがいい感じに漂っている。

 85.3km、漁港を過ぎて登りが始まった。

 九十九折の登りをぼちぼち登って行く。空気が冷たくていい感じに身体が冷やされて気持ちが良い。

 86.0km、三ツ石方面に左折して岬を目指す。

 86.5km、分岐を左折するとケープ真鶴はもう目前。

 ケープ真鶴の建物が見えた。最後の駆け上がりを登って行く。

 87.0km地点の通過チェック1に到着、チェックタイムは11:04。通過証明用の写真を撮って一息ついて直ぐに出発する。

通過チェック1->通過チェック2/しおん前バス停(11.3km/98.3km)

 元来た道を戻る。次の目的地は11.3km先の通過チェック2。

 87.3km、突き当りを一方通行の標識通りに左折する。

 88.3km、県道739号に突き当たって左折する。

 真鶴半島の西側はアップダウンがある。

 時々建物の隙間から見える熱海側の海を眺めながら進む。

 90.9km、往路と合流して真っすぐに遡る。

 91.1km、再び真鶴駅前に戻って左折、国道135号を熱海方向に進む。

 91.5km、右折して鉄道高架下をくぐって根府川駅方面に折り返す。ここが今日のコースの最西端。

 曲がって直ぐに登りが始まる。前方にこのブルベの参加者と思われるリカンベントが見えたので追い付いてみたら何と半袖ジャージの外人さんだった。天気が良く日差日差しがあるとは言えこの気温で半袖はちょっと凄い。外人さんは身体の作りが違う。

 緩い登りをぼちぼち進む。国道135号を戻るより登ることになるがこっちの県道740号の方が車が少ないので断然走り易い。

 95.0km、今日の最高標高地点となるピークを通過、そのまま一旦下る。

 96km過ぎから再び登り。

 97.2km、2つ目のピークを通過。そのまま下れば通過チェックはもう直ぐ。

 98.3km地点の通過チェック2に到着、チェックタイムは11:45。去年と同じバス停がフォトチェックポイント、通過証明用の写真を撮って直ぐに出発する。

通過チェック2->通過チェック3/葉山町広報板(55.1km/153.4km)

 通過チェックを出て更に東に向かって下っていく。次の目的地は55km先の通過チェック3の葉山町だがその前に小田原市街に設定した休憩ポイントに立ち寄る。

 101.0km、根府川交差点を小田原方面に左折して再び国道135号に乗る。

 国道135号は上りも車が多いが流れているのでそれ程ストレスはない。

 105.4km、早川口交差点を横浜・平塚方面に右折する。

 あっという間に小田原市街に戻って来た。

 106.4km、本町交差点を直進。ここの左折信号は面倒。横断歩道を使って直進する。休憩ポイントはもう目前。

 休憩ポイントが見えた。ホッと一息。

 106.9km地点の休憩ポイント2に到着、チェックタイムは12:16

 ここまでほぼ6時間だから巡航グロス20km/hを下回っているがまずまず順調に来ている。ここのコンビニはいつも混んでいてトイレに時間がかかるので休憩ポイントは別に探した方が良いかも知れない。ちょっと空腹感があるのでメンチカツパンを食べつつ15分程の休憩の後出発。

 再び裏道に出て休憩ポイントを出ていく。改めて46km先の通過チェック3を目指す。

 107.1km、突き当りを左折して国道1号に向かう。

 107.2km、新宿交差点を大磯方面に右折して再び国道1号に乗る。

 復路の国道1号は結構混んでいる。小田原から離れたら少しは緩和されるだろうか。

 109.0km、酒匂川を渡り返す。

 115.4km、復路の国道1号区間の一番長い坂の押切坂を登る。

 118.2km、大磯町に入った。混雑はかなり緩和されて順調に進む。

 119.2km、国府新宿交差点を通過。

 123.1km、大磯駅入口交差点を江の島・茅ケ崎方面に右折。国道1号から国道134号に乗り換える。

 123.9km、西湘バイパスと合流して西に向かって進む。

 国道134号区間の序盤は車の量は普段通りで順調に進む。

 127.7km、トラスコ湘南大橋を渡る。現在気温は7℃、ほぼ予報通りの気温だが体感はもうちょっと低い。

 134.5km、藤沢市に入った。

 139.0km、江ノ島を通過。

 江ノ島界隈は天気が良いので結構な人出。車の混雑も酷くこの先もかなり渋滞していそうだ。

 139.6km、鎌倉市に入った。車の渋滞が酷いので慎重にせり上がっていく。

 140.7km、江ノ電鎌倉高校前駅を通過。

 サーフボードを担いだ人がたくさん行き来して風景だけ見ていれば夏っぽいが気温一桁なのでかなりの違和感。

 146.5km、登り基調のトンネルを抜けて逗子市に入った。

 逗子海岸も海に入っている人がたくさんいる。幾ら何でもこの気温だと冷た過ぎるのではないかと心配になるが、まあ大丈夫だから海の中にいられるのだろう。

 149.5km、渚橋交差点を葉山方面に右折して国道134号を離脱、県道207号に乗る。

 150.0km、葉山町に入って葉山マリーナ前を通過。

 151.4km、いつも渋滞する森戸大明神前は今日は控えめでそれ程停滞せずに抜けることができた。

 アップダウンをこなしつつ葉山御用邸まで下りてきた。通過チェックは葉山御用邸の真ん前。

 153.4km地点の通過チェック3に到着、チェックタイムは14:40。去年と同じ葉山町広報板がフォトチェックポイント、通過証明用の写真を撮って直ぐに出発する。

通過チェック3->ゴール/ファミリーマート川崎苅宿店(47.5km/200.9km)

 御用邸前を折返し国道134号に乗って来たに向かって進む。あとはゴールを目指すのみだがその前に2.7km先の休憩ポイントに立ち寄る。

 登り基調で国道134号を進むが湘南国際村への登りと比べれば全然大したことは無い。直ぐにピークが来て下ればあっという間に休憩ポイントだ。

 156.0km地点の休憩ポイント3に到着、チェックタイムは14:55。

 店に入ったら、陳列棚等が解体途中で商品がほんのわずかしかないので改装中かと思ったが営業しているらしい。ピルクルを買って外に出て入口の張り紙を見たら1/31で閉店とのこと。人手不足という理由が悲しい。15分程の休憩の後出発。

 さて改めてゴールを目指す。ゴールまでは45km。

 156.2km、長柄交差点を逗葉新道方面に右折。国道134号から県道311号に乗り換え。

 県道311号区間は微妙に登っているところもあるが湘南国際村の登りを考えれば平坦と言ってしまって問題ない。

 157.8km、南郷交差点を左折。ここから湘南国際村からの標準ルートと同じになる。やはり湘南国際村の登りがないのはかなり楽。

 曲がって直ぐに登りが始まる。この登りがいつも微妙にきつい。

 158.3km、住宅街の中の突き当りを右折。

 158.5km、住宅街を抜けつつ右折して下りに入る。

 159.5km、逗葉高校入口交差点を右折して県道24号に乗る。

 県道24号を横浜。横須賀方面に向かって進む。この先登り基調。

 161.8km、ピークのトンネルに到達。横須賀市に入る。

 162.7km、下りを終えて国道16号を横切って直進する。

 162.9km、狭い街中を抜けて幹線道路に突き当たって左折。

 165.3km、日産工場の突き当りを左折して直ぐに右折、横浜方面に進んでいく。

 166.6km、夕照橋交差点を右折して橋を渡る。

 166.9km、住宅街の中を左折。

 167.2km、野島公園駅交差点を右折。

 金沢シーサイドラインの下を走る。正面にシーパラダイスが見える。

 169.4km、柴町交差点を杉田方面に左折。

 170.6km、イガイネ公園前交差点を左折。この先国道16号に出るまでに似た様な左折ポイントが2か所ある。

 171.7km、左折ポイントその2。

 172.5km、左折ポイントその3、金沢総合高校北側交差点。

 172.8km、金沢総合高校入口交差点を右折して国道16号に乗る。ここから先はゴールまで市街地走行となる。

 国道16号区間の序盤はちょっとアップダウンがある。緩い登りをぼちぼち登って行く。

 174.2km、ピークのトンネルに到達。今日も渋滞が酷い。でも恐らくこの渋滞はこの先の青砥坂交差点までだと思われる。

 174.9km、下って青砥坂交差点を越えたら予想通り渋滞は解消した。順調に進み始める。

 179.1km、八幡橋交差点を道なり左折して国道16号をトレースしていく。今日は路線バスに引っ掛からなかったので順調に進む。

 181.5km、睦橋交差点を右折して国道16号区間は終了、横浜市街中心部に入っていく。もうここからゴールまではひたすら市街地走行なのでどうやってもペースは上げられないから脚を使う必要は無くなった。事故に気を付けて慎重に走ることだけを考える。

 183.5km、苦手な首都高入口だが後ろから乱暴な車に抜かれて目の前を横切って高速に入っていかれてちょっとビビった。やはりここは恐い。

 184.0km、中区役所前交差点を左折。

 横浜スタジアムの入口を通過。いつもの様に横浜見物の始まり。

 184.2km、相生町一丁目交差点を右折してウォータフロントに向かう

 ランドマークタワーが見える。明るいうちにここを通過できて良かった。

 赤レンガ倉庫はそこそこの人出。

 ここに来る前までにコスモワールドの観覧車の時計が16:45になっているのをイメージしていたのだがほぼその通りになってちょっとびっくりした。

 ちょっと雲が出てしまったけれど夕刻の空に浮かぶ巨大ビル群のシルエットが大都会の静かな迫力を漂わせている。たまにこういう眺めを見ると刺激を受ける。

 横浜ベイブリッジを見ながら今日の海はここで見納め。

 187.0km、市場交差点を左折してウォーターフロントを離脱。

 187.8km、中央市場入口交差点を品川方面に右折。

 曲がって直ぐに川を渡って左折。

 188.4km、二ッ谷交差点を右折して再び国道1号に乗る。

 国道1号はいつもの混み具合。適度に信号に引っ掛かりつつぼちぼち進む。

 191.5km緩く登りながら鶴見区に入った。ゴールまで10kmを切った。

 193.7km、今日最後の登り坂をこなして響橋を通過。後はゴールまでは登りらしい坂はない。

 195.6km、鶴見川を渡って直ぐを左折。国道1号を離れる。一人の参加者に追い付いてしまった。こっちのペースが速いのだがここまで来て抜いてしまうのもどうかと思ってそのまま後ろを走る。

 鶴見川の川沿いをちょっとだけ走る。車通りがなくなり静かになって、ぎりぎり夕焼けの残る風景に和む。

 196.7km、幹線道路に突き当たって左折、横須賀線と並走する形で北上する。

 197.3km、川崎市に戻って来た。

 200.0km、御幸跨線橋際交差点を左折。武蔵小杉の高層マンション群が見えてきた。これを見ると終わった気になる。安堵感が湧いてきた。

 曲がって直ぐを右折だが、この交差点は二段階右折がやり難い。ここを曲がればゴールまでは一本道で600m。

 最後の直線をウイニングラン的に走る。今日も無事に走り終えられそうだ。

 ゴールが見えた。ホッと一息。

 無事ゴール。ゴールタイムは17:48で、認定完走時間は11時間48分だが、遅刻分を加味すれば実質11時間30分というところか。レシートと一緒にゴール証明用の写真を撮って直ぐにその場を離れる。とどろきアリーナ傍の駐車場までは3km弱。

ゴール後

 武蔵小杉の高層マンション群を通過。マンションの窓明かりは社屋と違って色も場所もランダムなので独特の美しさがあるので見ていて飽きない。

 駐車場に戻って来た。前回のブルベでフレームクラックが発覚したチタンバイクの代わりにORBEA/DIVA で走ったがカーボンフレームらしいカチッとした走り心地で楽しかった。650Cサイズのカーボンフレームはもう手に入らないので勿体無くてなかなか乗らないのだが、もし中古でもう1本これと同じフレームが手に入ったらもっとガンガン乗りたいと思っている。

 駐車場でこのブルベを先にゴールしていたマチダさんに遭遇、しばし歓談。みかんをいただいた。

 マチダさんを見送ってバイクを車に積み込みウェアを着替えてほっと一息。Bフォームでゴール受付をして取り敢えずやるべきことは全て済ませた。そのまま帰途に就く。

 府中街道は微妙に渋滞していて夕食に行こうと思っている行きつけのラーメン屋に営業時間内に辿り着けるかちょっと心配。

 閉店時間の1時間前に辿り着くことができて、首尾良くいつものつけ麺にありつけた。寒波の中のブルベを走ってエネルギー枯渇状態で食べるつけ麺は凄く旨い。この一食で炭水化物も肉も野菜も油も塩も一度にしっかり補給できるのでブルベ走行直後に二郎系ラーメンが食べられる地元のこの店はとても貴重。

 つけ麺を食べ終えて満足して再び車に乗ったら雪がガンガン降り始めた。こんなにしっかりと雪が降るのを見るのはこの冬初めてかも知れない。走り終えた後で良かった。21時前に無事に帰宅、これにて今回のブルベは終了。

 

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 R東京さんの200km真鶴、今回で3回目のエントリーとなったがもうキューシート/ナビ無しでも走れる位に覚えてしまったので気楽に走れる私的にも定番コースになった。前回走ったのは去年のBRM709東京200だったが、完走時間はその時とほぼ同じ時間だった。通過チェック毎の通過時間もほぼ同じなので走り方までほぼ確立している様に思える。R東京さんの川崎発着で小田原方面に行く幾つかの定番コースの序盤の市街地と終盤の市街地走行はそれなりに時間がかかることに慣れてしまえば、それなりに気楽にのんびり走れるので、発着地点へのアクセスが楽で開催機会が多いと自ずとエントリー回数が増えていく。アップダウンはそこそこあるけれど平坦基調で冬場でも安定的に走ることができる。R東京さんの川崎発着のブルベは数え切れない程走ったし、これからもたくさん走ることになると思う。私にとってのこれらのブルベはもう完全に練習コースなので、飽きるとかそういうことは関係ない。

 

 さて、次のブルベはR東京さんのBRM204東京200曽我梅林。またまた川崎発着の小田原方面定番ブルベの一つとなる。明日の天気は先週同様ちょっと寒いけれど好天予報なので、それ程プレッシャーなく走れそうだ。次回詳報の予定。