2023BRM224近畿600/Report 2:Day 1/スタート・那覇->仮眠ポイント・那覇(329.2km)

[目次]

スタートまで

 2/24(金)、5時前に目が覚めた。睡眠時間は6時間強なのでまずまず充分、眠気はなくすんなりベッドから起き上がる。今回の沖縄遠征ではウェアは半袖ジャージにレーパンと指切りグローブの夏仕様で、防寒具や雨具は一切持ってきていない。事前の2/24・25の天気予報は両日とも好天で最低気温は17℃なのでこれで行けると踏んだ。昨日買っておいたパンを食べつつ準備を整えていく。

 5時半にホテルを出た。外はまだ真っ暗で完全に夜の状態、ぼちぼち走り始めるとホテル近くの歓楽街はまだ遊び人や客引きがたむろしていて危うい空気が充満している。絡まれない様にこそこそと通り過ぎていく。

 大通りに出てホッと一息、数100m先のスタート地点を目指す。

 スタート地点の那覇バスターミナルに到着。既に参加者達が集結している。ぱっと見20人といったところか。受付をしてブルベカードを受け取る。

 程なくブリーフィング開始。

 1日目のコースは那覇をスタートして東に向かい南城市の知念岬から北上を開始、途中で宮城島に行って折返しそのまま島の東側を北上して北端まで行き、今度は西側から南下して那覇に戻って来る329km。

 高い山はないが沖縄らしくアップダウンがたくさんあって獲得標高差は3700mとかなりの数字になる。特に金武から北端までのアップダウンは何回も走ってきついことは分かっている。そして風はいつもの様にそこそこの北風予報なので前半はひたすら向かい風になる。今日は北端のシークレットに辿り着くまでは勝負で、そこまで行ければ後半はそこそこ楽に帰って来れるのではないかと予想している。

スタート/那覇バスターミナル->通過チェック1/知念岬(21.4km)

 装備チェックをパスして定刻6時にスタート。最初の目的地は21.4km先の通過チェック1知念岬、行ったことがない場所なのでちょっと楽しみ。

 那覇の街中を抜けていく。6時でも夜明けの薄暮は全く見えない。沖縄の朝は遅い。

 6.1km、兼城交差点を右折して進路は南向きになる。

 6.8km、県道241号に合流して道なり左折方向に進むと登りになった。

 7.8km、南城市に入った。時刻は6:28、ようやく空が明るくなって来た。進む先が登りになって来た。

 真っすぐな登りをぼちぼち登っていく。

 登りは直ぐに終わるのかと思っていたらなかなか終わらない。かなり長い。

 13.8km、ようやくピークを通過。

 14.6km、親慶原交差点を糸満・百名方面に右折。

 14.9km、県道86号から枝道に入る。

 住宅街の中の細い道を進む。キューシートに書いてあった減速用の突起はこれのことか。

 15.8km、再び県道86号に突き当たって左折方向に進む。

 アップダウンが落ち着いて平坦基調を進む。序盤の峠越えは終わったのか。

 18.9km、陸橋をくぐると正面に海が広がった。ここから下り始める。

 ループ橋の様なカーブを快調に下っていく。

 気持ちの良い下りはなかなかの開放感。空には雲は多めだが朝の清々しさは充分に味わえる。

 20.0km、吉富交差点を那覇・与那原方面に左折。

 20.9km、下りを終えて標識通りに知念岬方面に右折。

 21.4km地点の通過チェック1知念岬に到着、チェックタイムは2/24の7:12。

 早朝の岬は人気もなく静か。

 海は穏やかで和むけれど、かつての沖縄が戦争の惨禍に見舞われたことがどうしても頭をよぎってしまいちょっと悲しげに見えてしまう。

 通過証明用の写真を撮って一息ついてトイレに寄ってから出発する。

通過チェック1->通過チェック2/カフーバンタ(52.9km/74.3km)

 通過チェックを出て元来た道を戻る。次の目的地は通過チェック2カフーバンダ、ここにも行ったことはないので楽しみだ。

 21.6km、再び国道331号に出て右折方向に進む。

  国道331号はフラットで車も少なく走り易い。順調に距離を消化していく。

 32.4km、与那原市に入った。

 32.8km、右折して国道331号を離れる。

 海沿いに出た。前方にマンション群が見える。ベッドタウンという感じか。

 34.5km、左折して橋を渡る。

 34.8km、突き当りを左折。正面にヨットハーバーが見える。

 35.0km、交差点を右折。車が混んできた。

 臨港道路1号線を小那覇に向かって進む。車の量が凄く多くてひっきりなしに追い抜かれていく。朝の通勤ラッシュという感じか。

 37.6km、小那覇工業団地・中城方面に右折。信号がないので右折し辛い。

 38.4km、突き当りを左折。

 左折して直ぐに右折。工業団地に入って来たか。

 この細い裏道はR東京さんの600でも走ったことがあるのでよく覚えている。信号もなく順調に進む。

 45.5km、長い裏道を抜けて再び国道331号に合流、右折方向に進む。

 47.3km、北中城村に入った。

 48.8km、渡口交差点を沖縄県総合運動公園方面に右折、県道227号に乗る。

 50.0km、沖縄市に入った。

 県道227号から県道20号に遷移したが車通りが非常に多く2車線道路でもちょっと走り辛い。

 54.3km、うるま市に入った。

 県道33号に遷移して車がかなり減って来てちょっと走り易くなった。57kmの交差点を過ぎて登りになった。

 だらだらとした登りをぼちぼち登っていく。

 ぼさっと登っていたら57.9km地点の右折ポイントを見逃して直進下ってしまった。直ぐに気が付いたが登り直すのに脚を使ってしまった。交差点まで戻ってコース復帰。

 60.3km、与勝交差点を海中道路・屋慶名方面に左折。

 62.2km、右側に明日立ち寄ることになるPC5が見えた。今日は更に直進する。

 63.6km、海沿いの真っすぐな道路に出た。これが海中道路なのか。

 曇ってはいるが沖縄らしく海は青く見える。

 真っすぐで遮蔽物の無い道は何となく向かい風な感じでいまいちペースが上がらない。

 正面に橋が見えるがあれを渡るわけではない様だ。海中道路を走り終えて宮城島に上陸した様だ。

 70.0km、防波堤に描かれた学生の絵画コンクールを見ながら走る。

 72.0km、登り基調になった。

 登っていくうちに徐々に勾配がきつくなって来た。結構長い登りだ。

 74.6km、2.5km程登ってようやく右折ポイントが見えた。右折すれば通過チェックはもう目前。

 通過チェックが見えた。ホッと一息。

 通過チェックの撮影ポイントはこの先の様だ。細い道を更に登っていく。

 74.3km地点の通過チェック2ガフーバンタに到着、チェックタイムは2/24の9:52。

 なかなかの絶景。天気がいまいちなのがちょっと残念。まずは通過証明用の写真をキープする。バンタとは沖縄の方言で崖という意味らしい。

 建物に戻って自販機でジュースを買って小休止、トイレを済ませて15分程の休憩の後出発する。

通過チェック2->PC1/ファミリーマート名護マルチメディア館前店(52.6km/126.9km)

 元来た道を戻る。次の目的地は52.6km先のPC1。

 さっき苦労して登って来た道をさっくりと下っていく。

 77.2km、石油コンビナートを見ながら海沿いに出ていく。

 再び防波堤の壁画を見ながら元来た道を戻っていく。

 海中道路はやはり向かい風な感じ。風は右から吹いてきている様だ。

 85.7km、海中道路西口交差点を右折して県道37号に乗る。

 県道37号は東京600の時に反対側から夜に走ったことがある。フラットで車が少なく走り易い印象。

 90.3km、登りながら金武湾港入口交差点を右折して県道8号に乗る。

 93.1km、安慶名交差点を石川方面に右折して県道75号に乗る。うるまの街中を抜けていく。

 うるまの街を抜けて登り基調になって来た。

 94.8km、キャンプ・コートニーの傍を通過。ここの基地もそこそこ大きい。

 98.3km、登りながらゴルフ練習場の傍の交差点を右折、下りに入っていく。

 裏道的な幹線道路を下っていく。

 100.3km、下りを終えて県道255号に突き当たって右折。ここの交差点は車通りが多いのに信号がないのでなかなか渡れない。

 石川の街中を抜けていく。街はそこそこ賑わっていて路駐の車が多くて走り辛い。

 101.7km、赤崎一丁目交差点を海洋博公園・名護方面に右折して国道329号に乗る。この交差点も右折し辛い。

 102.8km、金武町に入った。

 国道329号を北に向かって進む。北端の辺戸岬までは85km。あまり遠い感じはしないが東回りだともう少し距離はある。

 111.0km、この交差点を先から登りが始まって金武町の街中まで登っていく。

 112.1km、登りを終えてキャンプ・ハンセンの前を通過。去年の福岡200で走った時にあった巨大なクリスマスツリーはなくなっていた。

 微妙なアップダウンのある金武の街中を通り抜けていく。

 114.3km、金武の街中を抜けて金武大橋を渡る。

 右側には金武ダムが見える。

 114.6km、国道329号バイパスに合流して海洋博公園・名護方面に左折。

 アップダウンのある国道329号を北に向かって進む。前方に不穏な黒い雲が見える。

 115.5km、宜野座村に入った。進むうちにパラパラと雨が落ちてきた。

 119.3km、宜野座スポーツドームを通過。雨は本降りになって路面に水が浮いてしまった。気温は低くないので濡れても寒さは感じないが泥除けがないので水飛沫が背中や尻にかかるのが鬱陶しい。泥除けをもってこなかったことをちょっと後悔。

 ちょっと走ったら雨は小降りになった。通り雨だった様だ。この先も天気の急変には覚悟が必要か。

 124.0km、名護市に入った。

 真っすぐな登りをえっちらおっちら登っていく。PCはもう目前。

 坂を上り切ってPCが見えた。ホッと一息。

 126.9km地点のPC1に到着、チェックタイムは2/24の12:28。

 雨に濡れて折角綺麗にしたバイクが汚れてしまいガッカリ。チェーンオイルがないので雨に降られ続けるとチェーンオイルが流れてしまうのが心配になって来た。

 以前ここに立ち寄った時はなかったイートインで沖縄限定森永ヨーゴを飲みながらのんびり休憩する。15分程の休憩の後出発。

PC1->シークレット/奥共同売店(80.8km/207.7km)

 PCを出て再び北に向かって進み始める。右に見えるのは明日休憩ポイントで立ち寄る予定のいつものコンビニ。次の目的地は80.8km先のSecret奥共同売店。区間距離は長いが途中休むところもないし一気に行く予定。東京600と同じルートなので素性は良く分かっている。この区間のアップダウンが今日のヤマ場になる。

 127.8km、沖縄工業高専前を通過。いつ見ても立派な校舎に惚れ惚れする。

 128.5km、キャンプ・シュワブ前を通過。今日も少人数ながら抗議活動が行われている。本当に御苦労様です。

 ダンプカーがひっきりなしに通過していく。これらは辺野古の埋め立てに関わっているのだろうか。

 131.2km、東方面に右折して国道329号から国道331号に乗り換え。

 曲がって直ぐに下りながらトンネルを抜けていく。

 海沿いを走る。辺野古の埋め立て作業の様子が良く見える。誰も望まない、恐らく完成を見ることはない泥沼の無駄な土木工事に巨額の税金が溶かされていく。儲かるのはこの工事に関わった業者と政治家だけだ。沖縄に来るとこういう理不尽を目の当たりにすることができる。沖縄ブルベを走る意味はここにもある。

 138.1km、海沿いの平坦区間が終わって登りになる。ここからいよいよアップダウン区間に突入していく。

 真っすぐな登りをぼちぼち登っていく。先は長いので脚を削らない様にのんびりと進む。

 138.8km、最初のピークのカヌチャリゾートの入口を通過。夜に通過すると電飾がなかなか綺麗な場所だ。そのまま下りに入る。

 登って下ってまた登る。アップダウンが続く。信号もなく車も殆どいない静かな道を淡々と進む。

 時折勾配がきつい坂が出て来る。距離は短いが結構脚に来る。

 149.5km、東村に入る。アップダウンの中休み的にちょっとだけ海沿いの平坦を走る。

 151.1km、再び登り区間に入っていく。

 154.4km、登りながら又吉コーヒー傍を通過。いつも車が結構停まっているので人気の店らしい。

 155.7km、再び海沿いに下りて来た。またちょっと平坦になる。

 157.5km、東村の中心部を通過。ここから先は県道70号に遷移して国頭方面に進んでいく。

 160.7km、再び登り開始。ここからアップダウンを繰り返しながら今日の最高標高地点に向かう。

 いつの間にか空には青空が広がり気温が高くなっていた。沖縄らしい夏の風情が漂う。この季節にこういう気候で自転車に乗れるとは何という贅沢。

 時折見渡せる海が青くて気持ち良い。ようやく沖縄らしくなって来た。

 アップダウンは続く。辺戸岬までは46km、まだまだ遠い。

 175.6km、こんな場所にも米軍施設がある。

 山を見渡すと木々は如何にも南国、ジャングルの様だ。

 178.1km、国頭村に入った。ここが今日の最高標高地点。と言ってもせいぜい250mと言ったところ。そのまま下りに入る。

 長い下りを快調に進む。登りで掻いた汗が冷やされて気持ち良い。

 ヤンバルクイナ飛び出し注意。

 185.4km、急坂を一気に下って来て安波小学校前を通過。安波の集落に入っていく。

 186.3km、安波の集落を一瞬で通過して再び登り。アップダウンはまだまだ続く。

 真っすぐで勾配きつめの坂が続く。えっちらおっちら登っていく。

 さっきまで晴れていたと思ったら再び空が掻き曇り雨が降って来た。なかなか楽はさせてくれない。

 190.0km、やっとこさピークに到達してそのまま下りに入る。

 197.0km、アップダウンをこなしつつ下って来て森を抜けたら今度は強い向かい風。風力発電機の向きが視覚的に絶望感をがっつり与えてくれる。

 雨は殆ど止んだが海風が強くなかなかに荒々しい風情。この目まぐるしい展開の変化も沖縄らしいと言えばらしいか。

 199.2km、坂を下って来て楚洲の集落の傍を通過して再び登り。

 向かい風が正面から吹き付ける登りは辛い。バイクがちっとも進まない。

 Secretまでは5kmもないのに絶望的に遠く感じる。とにかく無心で脚を回し続ける。

 204.5km、ようやく親子亀のモニュメントを通過。ここを過ぎると奥共同売店が近くなった気がする。

 登りのピークを過ぎて奥の集落目指して一気に下っていく。

 奥共同売店が見えた。ホッと一息。

 207.7km地点のSecretに到着、チェックタイムは2/24の16:35。レジの時計は遅れているので実際には16:50というところか。それにしてもSecretが予め分かっているというのも面白い。秘境という意味かな。

 ここでは手作りのおにぎりを食べるのが楽しみなのだがこの時間に到着しても当然ながら売り切れで無い。仕方がないので地元の菓子を食べる。テーブルの隣では地元のおじさん達が自分で釣った魚の刺身を食べながら談笑している。いい感じに賑やか。

 去年ここに来るはずだったのに来れなかったので地味に嬉しい。

 20分程のんびり休憩してぼちぼち出発する。今日のゴールまではあと120kmちょっと、もうひと頑張り。

シークレット->PC2/セブンイレブン名護東江4丁目店(56.2km/263.9km)

 奥共同売店を出て国道58号を西に向かって走り始める。次の目的地は56.2km先のPC2名護だ。北端折り返し後は往路と違って名護まで平坦基調だがその前にもう一つ山を越えていかなければならない。

 208.0km、奥の集落を出て直ぐに登りが始まる。この山を越えないと北端には出られない。

 7%前後の一定勾配の登りが続く。脚をすり減らさない様にぼちぼち登っていく。

 211.8km、4km近く登ってようやくピークに到達。

 これで今日の大半の登りはクリアしたので精神的にかなり楽になった。島の西岸にむかってぼちぼち下りに入っていく。

 下りながら左側の岩肌剥き出しの山を見上げる。なかなかの眺望。

 214.9km、名護に向かって国道58号を下っていく。右折すると辺戸岬だが立ち寄っていく余裕はないので今日も素通り。ブルベで何度も通過しているがまだ一度も行ったことはない。いつか行くことはあるのだろうか。

 ちょっとだけ登り返す。真っすぐな登りが向かい風でとてもキツイ。

 ピークを越えて再び海に向かって下っていく。この先のカーブの辺りが今日のコースの最北端になる。

 217.0km、下り基調で長いトンネルを通過していく。

 トンネルを抜けて島の西側に出た。予想以上の追い風で一気にペースが上がる。遂にボーナスステージが来たか!ここまでの苦労を一気に取り返してやる。

 30km/hを余裕で超える巡航速度を楽々維持できる。信号も殆どないので凄い勢いで距離を消化していく。

 名護までは34km。時刻は18:08、今のところまだ明るいが名護に着く頃には夜になっているか。

 233.0km、国頭村の入口を通過。

 時々出て来る。ゆずり車線。名護に近付くに従って徐々に車が増えてきた。車は皆結構なスピードで抜いていく。

 237.5km、大宜見村に入った。

 246.2km、塩屋大橋を渡る。薄暮が消えてきた。ナイトラン開始。

 250.3km、名護市に入った。奥共同売店を出てから2時間かかっていない。凄い勢いで往路の遅れを取り戻していく。

 259.2km、伊差川(北)交差点を名護市街方面に直進、一旦国道58号から離れる。この先久し振りに登りになる。

 260.4km、緩く真っすぐな坂を上ってバイパスの高架を越えてピークを通過、名護市街に向かって下っていく。

 名護市街に入って来た。ここは今までいつも昼間に通過していたので夜は初めて。雰囲気が随分と違う。夜の方が活気がある感じ。

 262.8km、城十字路を東江方面に左折すればPCはもう目前。

 PCが見えた。ホッと一息。

 263.9km地点のPC2に到着、チェックタイムは2/24の19:29

 ここまで264kmを13時間半で来たから巡航速度グロス20km/hにほぼ戻してきた格好。北端からの追い風爆走区間の威力は絶大。

 気温はかなり下がって来たが日中はそこそこ汗を掻いたので脚攣り防止のために塩分補給を重点的に行う。15分程の休憩の後出発。

PC2->PC3/ファミリーマート那覇バスターミナル店(63.9km/327.8km)

 PCを出て右折して再び南に向かって進み始める。次の目的地は64km先のPC3那覇、というよりその後すぐにホテルだからもう今日のゴールを目指すという感じだ。

 264.0km、東江4丁目交差点を那覇方面に左折して再び国道58号に乗る。

 再び追い風に乗って快調に進み始める。

 道路標識に那覇の文字が出てきた。那覇までは52km。現在時刻は20:07だから23時頃にはホテルに辿り着けるかな。

 281.2km、恩名海岸リゾート・万座毛方面に右折。

 海岸線が入り組んでいて進む方向がちょくちょく変わり、北向きになると途端に強い向かい風になってペースダウン、安定的に進まなくなって来た。

 恩名の街中を抜けていく。

 286.8km、再び国道58号バイパスと合流して那覇・嘉手納方面に右折。

 287.6km、谷茶・恩名海岸リゾート方面に右折して再び国道58号バイパスから離れる。

 曲がって直ぐに微妙な登りをこなしていく。

 恩名の街中を通過、さっきよりもこっちの方がちょっと賑やかな感じがする。食堂から美味しそうな食べ物の匂いが漂ってきて食う風が刺激される。

 293.1km、国道58号バイパスとの合流の手前で再び恩納の街中方面に右折。県道6号に乗る。

 路駐の車を避けながら恩納の街中を抜けていく。ここを抜けると恩名区間は終わりか。

 294.5km、仲泊(南)交差点を右折して再び国道58号に乗る。

 再び進路は北になり向かい風、でもちょっと走ればまた追い風になるはず。那覇まではあと33km。

 295.3km、登りが始まる。今日最後の山越え、読谷村まで登っていく。

 だらだらと長い坂をぼちぼち上っていく。往路のアップダウンをやっつけた後だと全然きつく感じない。

 300.0km、ピークを通過、これで今日の山越えは全て終わり。嘉手納に向かって下り始める。

 緩い下りを追い風に推されて快調に下っていく。車が増えてきたが日中程の走り難さはない。那覇までは25km。

 304.1km、下りを一旦終えて読谷の街中を抜けていく。この先ちょっと登り返しになる。

 305.0km、登り返しを終えて那覇に向かって国道58号を道なり右に進む。再び下りが始まる。

 308.1km、北谷町に入った。どでかい嘉手納基地を見ながら長い下りを追い風に乗って進んでいく。

 309.9km、県道23号との分岐まで下って来た。ここで下りは終わり。嘉手納基地も終わりだ。

 314.2km、宜野湾市に入って直ぐ伊佐(北)交差点に差し掛かる。いつもはここを直進だが今日は右折方向の国道58号バイパスに進む。

 直接右に行けないので横断歩道で2段階右折。

 伊佐(北)を直進すると登りがあって宜野湾市街のごみごみした街を通過することになるのでこっちの方が走り易い。落ち着いて距離を消化していく。

 318.8km、牧港交差点を那覇・那覇空港方面に右折して再び国道58号本道に合流。

 いつも目にするパチンコ屋のスフィンクスを眺めながら宜野湾の街中を登っていく。

 322.3km、東京600のゴール地点のコンビニを見ながら先に進む。ここの道の工事はなかなか終わらずにずっとバリケードが置かれたままで走り辛い。この先を下って那覇市街に入っていく。

 325.7km、那覇市街に入って来た。この街並みを見ると今日の終わりが見えて来て安堵感がじわじわと沸いてきた。

 那覇の大通りはかなり混雑している。時刻は22時半だが夜はこれからという感じか。

 327.6km、左折すればPC3はもう目前。

 327.8km地点のPC3に到着、チェックタイムは2/24の22:32。

 ほぼ巡航グロス20km/hを回復してここまで走って来れたのは上出来。後半は追い風でそれ程疲労を貯め込まずに済んだのも良かった。今日の夕食と明日の朝食を買って直ぐに出発する。

PC3->仮眠ポイント/ホテルロコイン沖縄(1.4km/329.2km)

 折り返して元来た道を戻る。ホテルまでは1.4kmなのでもう目と鼻の先だ。

 328.8km、左折すれば直ぐにホテル。客引きと遊び人が行きかう通りをこそこそ走ってホテルに向かう。

 329.1km地点のホテルに到着、チェックタイムは2/24の22:45。

 部屋に入って速攻で電装品の充電をセットし、ウェアを脱ぎ捨てて開放感に浸りつつ風呂に入る。シャワーで汚れを洗い流した後に浴槽に湯を溜めて浸かりつつ両脚をセルフマッサージする。1分でも睡眠時間を確保したいところだが、このひと手間で翌日の疲れの残り具合が違う。

 遅い夕食食べつつ明日の走行プランを練る。明日は146.6km地点がPCでクローズ時間が13:44、グロス20km/hで7時間半だがそれにマージン1時間を乗せて8時間半と見積もって5時リスタートとする。4時半にアラームをセットして食事を終えて即ベッドに横になる。消灯時刻は23時半頃。